アドノア党員的赏析一览

夢を何でも叶える機械に入り、女性化してHな体験ができる音声です。共通パートは仮想空間へ没入していく催眠導入部と、理想の女性型アバターをイメージし、意識を一体化させる深化・女体化暗示パート。さらにそこから、3つのHパートへと分岐していきます。

一本目は「放課後の檻」。図書委員の女の子となって、オナニーしているところを先生に目撃されてしまいます。それをネタに脅迫され、ついには処女までも奪われてしまう…プレイ内容からして、同サークルさんの販売停止作品である「凌辱レッスン」のリメイクのようでもあります。

続いて「百合の香り」。オナニーすら知らなかったウブな女子大生の家庭教師であるあなたは、教え子の女の子からテストを頑張ったご褒美として、その日一日だけの間なすがままに…年下の女の子の手によって全身に愛撫を受け、指やローターで快楽へ落とされてしまいます。

上記の2本は本編の後、後日談としてHなシーンが少しだけ描写されたところで途切れますが、恐らく仕様だと思われます。

おまけパートである「スプレッド・ヴァリス」は、前作扱いである「マテリアルドール」と同一の世界観。SFチックな展開のボイスドラマが収録されております。Hパートの内容に関して詳しいネタバレは避けますが、キーワードは「電脳ウィルス」。そして「音楽と言葉」です。エピローグは恐らく歴代最長で、挿入歌なども入っております。

「マテリアルドール」と比べると3本ともやや尖ったシチュエーションをしており敷居の高さは感じられますが、その分クオリティは申し分ないです。涼貴涼さんの心理を揺さぶる語り口も大変ゾクゾクします。個人的に一番のお気に入りは「百合の香り」でしょうか。あまりの快感と背徳感に、途中から涙が出そうになってしまいました。
Hシーンのないチュートリアルも含めると実質4本分のパート音声が入っており、コスパも申し分なしですね

人間界に召喚されたふたなり天使さんから、召喚した主である聞き手に対して、アナル責めのプレゼントが…それも、一時間じっくりネットリと、徹底的に犯されてしまいます。

生田薫さん演ずる天使さんは大変にノリが良く、また聞き手に対しては容赦なく責めつつも甘い言葉を投げかけてくれます。最終的には責め手であるにも関わらず自分の方が気持ち良くなって喘ぎ、射精までしまうなど…非常に可愛らしいです。
内容はまさしく「イチャイチャラブラブの甘トロ掘り」のとおりであるため、アナニー用にするも良し、別作品の催眠導入を挟んで聴くも良し。様々な聴き方で、天使さんによるアナル責めを堪能しましょう。

聞き手はメイドさんに催眠をかけられる。その状態でえっちな指示を出され、体はその通りに動いてしまう…同サークルさんの無償公開音声である「メイドの催眠」の続編、姉妹編のような立ち位置の作品です。

まず、導入の段階でうつ伏せになるよう指示があるため、うつ伏せで寝ることに慣れていない方にとっては若干キツいかもしれません。幸いにも音声にかかる時間はそこまでとられないため、床オナは初めてという方でも無理することなく聴いていられるかと思います。
催眠状態に落ちた後は、腰を動かして気持ち良くなる暗示をかけられます。結果的に布団ないしクッションにアレを擦り付けて気持ち良くなる、いわゆる床オナニーの体勢で絶頂を迎えることになります。

催眠音声で床オナに関するプレイ内容が組み込まれているのは非常に珍しいですね。(自分の知る限りでは、他に1つしか知りません。)
作りもシンプルかつスマートなため聴きやすいですし、床オナニストの方は必聴の音声!といえるかと思います。
逆に、うつ伏せでは寝られないという方、あまり腰をガッツリ動かせない方には、やや不向きかなぁ…

優しいお姉ちゃんに催眠をかけられ女の子にされてしまい、甘々でいやらしいことをされてしまう音声。催眠導入から女体化暗示までは、堅実でいい感じです。声優の五十嵐ナナコさんのお声は大変穏やかで、聴いているだけで落ち着いていきますね。

エロパートでは女体化(妹化)した聞き手に対して、お姉ちゃんから優しくキスや愛撫を受けた後、オマ○コを責められて絶頂へ至ります。
なお、催眠の深度を保つための途中深化や、「(お姉ちゃんが)こうすると、あなたはこうなる」といった具体的な暗示は余り含まれていないため、「催眠音声」というより「女体化催眠つきのエロボイス」といった方がいいかもしれないですね。
この手の音声にしては珍しく陰毛の描写があったり、セックスパートではお姉ちゃんから「大事なときのために処女膜はとっておくね」と声をかけられたり、非常にきめ細やかな表現が光る作品となっております。あとは快感に関する暗示をもっと織り込んでくれると、なお良かったかなぁ…

このような終始穏やかで甘々なトーンのTS系音声は地味に珍しいため、体験版を聴いて雰囲気が気に入った方、「妹になってお姉ちゃんから優しく愛されてみたい」という方には、ぜひとも試してみてほしい音声です。

本作の声優である分倍河原シホさんのファンだったために購入しました。
導入、深化は、催眠のかけ手である女性の昔話を交えつつ行われます。
そして、その昔話に登場する呪いのイき人形に心を移され、聞き手は永遠に続く絶頂地獄を味わうハメに…という、単純ながらも王道な構成です。
ここのサークルさんは導入技法、絶頂暗示への流れに至るまで非常に高度な催眠技術を持っておられるため、安心感をもって聴くことができますね。

難点は絶頂パートがとにかく長く(通常パートで最大1分間連続、オマケにより2分間、3分間verあり)文字通りイきっぱなしになるため、体力に余裕のあるときでなければ完走もままならないこと。そして、罵倒がかなり唐突に入ってくるため人を選ぶこと。辺りでしょうか。
上記の理由により万人にオススメ!とまでは言えませんが、クオリティは安定していて非常に高いため「ちょっと催眠に慣れてきた」という方、また「ドライを…もっとドライオーガズムを…!」という方は是非ともチャレンジしてみて下さい。「イき人形」のタイトルは決して伊達ではありません。

…と、催眠音声をある程度聴いたことのある方であれば導入時点で気付くかと思いますが、頑張って抗ってみましょう。最終的には、絶対に負けます。催眠状態へと落ちます。抗えば抗うほど落ちていくアリジゴクのような感覚、とっても不思議です。

といっても、無理やり屈服させられるといったハードな雰囲気では決してありません。終始穏やかな語り口で進行していきますので、甘々シチュ好きの方～ソフトMの方にはたまらない内容になっております。
無事(?)ゲームに負けて落とされてからは、男性はセルフで絶頂することになりますが、そちらも終始甘々な雰囲気。解除まで心地よく良く終わることができます。

催眠音声自体が初心者だという方は、他の音声で慣れてから。ある程度催眠音声に触れたことのある方、絶対勝てないゲームと聞いて「ホントかよ?」と思った方には、今すぐにでも。試してみて頂きたい音声です。
もう一度言いますが、「本当です。」本当に勝てないんです…(笑)

サイクロンミントさんの作品はこれまでTS系を中心に幾つか聴いたことがあるのですが…
なんと!
この音声は!!
このサークルさん最初期の作品であるにも関わらず、クオリティが一番高い!!!

作品の催眠導入の冒頭で語られる「～人間には誰しも男の心と女の心があるの～」というワード。これがこの作品のテーマといっても良いでしょう。
女体化暗示も「その誰にでもある、隠された女の心を引き出していきましょう」というアプローチをとっており、導入～深化～暗示まで至極簡潔かつ丁寧に出来ているため、TSモノは初めてという方でも無理なくかかれると思われます。

女体化してからのプレイ内容は乳首弄り→指を使って疑似フェラの後、セルフパート、ドライパートに分岐します。
前者では、ふたなり化し自分のモノを扱いて絶頂。後者では、股間部は女のままに「女の自分の中にある男の心」に挿入され、絶頂という構成。
男の自分を気持ち良くしてあげることで、女としての幸せを感じ、女としての快感を得て、絶頂へ至ることになります。

自分は最初「男の自分に犯される…」という内容を聞いただけでは今一つピンと来なかった部分もあったのですが、「男に責められて女の快感、ひいては女としての幸せを味わおう」という女体化モノ催眠としてのツボを的確に押さえてあったため、聴き終えた後の充足感はひとしおでした。
この手の音声にしては時間も程よく短いため、ローテーションで聴くのにも適しているのも嬉しいところ。

最近のKUKURIさんの作品にしては珍しく、今作では物語要素は抑えめ。とにかく女性化する際の快楽・幸福感を味わうことに特化した作りの音声です。

まず聴き手は「マテリアルドール」と呼ばれる女性型の人形と感覚、そして心をリンクさせることになるのですが、
催眠導入からの深化、そしてリンクに至るまでの暗示はこれまでになく丁寧かつ強力なので、TS催眠に慣れていない方でも安心して聴き入ることができるでしょう。

リンクを終えた後は3つのレッスンパートでエロエロな目に逢うのですが、Lesson1では軽い露出プレイからのドライ絶頂、Lesson2では全身をまさぐってオナニー、Lesson3ではふたなりの女性に凌辱され、追加音声で男性二人も加わり4P…と段階を経るごとにに内容が過激になっていきます。
この3パートは順次聴いていく作りになっていますので、連続での利用はややオススメしません。(構造的には可能ですが)
前二つのレッスンは時間にして約20分、ゆっくりじっくりと女性の身体になれた喜びを心に刻んだ後に、40分弱に及ぶ最後のパートで徹底的に凌辱され、女性の快楽、肉棒を受け入れることの悦びを体と心に刻み込まれるのです。

それら3パートとは別に約40分のオマケパートも同梱されておりますが、そちらはカウントで徹底的に快感を流し込まれる機械姦と、物語要素がやや強めのドラマからなる構成。
Hパートとドラマパートで分割して聴くことができる仕様です。

まとめると、きわめて良くできた導入と癖のないプレイからなる女体化音声です。
さらに、プレイ内容も現実的な範囲のもので、分割前提かつ非常に多岐にわたっているため、その日の気分や趣向に合わせて聴きやすい親切設計。再生時間が程々なのも嬉しいところです。
催眠の経験はそこそこあるけどTSモノは不慣れで…という方にこそ手に取って頂きたい作品でもあります。

幼児退行をテーマにした音声ですが、まず目を引くのが、催眠音声としては破格の長さである3時間超という時間。
大きく分けて、おとぎ話のイメージに沿って導入～深化からドライまで達する「おはなしのじかん」、そして、特濃の幼児プレイとセルフからなる「おゆうぎのじかん」…2つのパートに分かれおります。
メインの「おゆうぎ」では前戯にあたる「おはなし」でかけた暗示の数々が非常に緻密に絡んでくる設計なのでパート分けして聴くといった芸当は不可能に近いです。
そのため、聴き手は実質2本分の音声作品を聴けるだけの時間を確保しなければならず、かなりハードルが高い作品だとは思います。
しかし、メインディッシュでもある幼児プレイは、3時間かけて聴くだけの価値がある、とにかく強力なもの。
かけ手であるママに身も心も全て任せ、依存しきった先の快楽は筆舌に尽くしがたいものがあります。

他に注意点としては、パンツの中に出すよう指示があるため、汚れてしまっても構わないものを穿いて臨むこと、くらいでしょうか。
時間さえ確保できればこれまでにないプレイを味わえるため、ぜひ一度は試してもらいたいです。

説明文にもあるとおり、声優である誠樹ふぁんさんの「素に近い」声がこの催眠音声の魅力であります。
音声の内容をざっくり説明しますと、聴き手はモデルに催眠をかけられてしまい、そのままHなことに…という、スタンダードかつシンプルな作り。プレイ内容は本番込みで3種類あり、ある程度は自由に組み合わせ、もしくは組み替えて聴くこともできます。
再生時間は30分と短く、純粋な催眠音声としてはいささか荒っぽい出来ですが、何よりふぁんたんの声が大好きだ!という方には強くオススメ。催眠音声自体に慣れていてある程度かかれる自信あるよ!という方にも是非聴いて、ふぁんたんのお声をもっと好きになって頂きたい音声であります。