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立ち絵アニメーションの良さが存分に発揮された力作です。主人公は本サークルの第1作目の主人公だったルイ。恥ずかしながら前身になるゲームは未プレイのまま本作をプレイしましたが、そんなことはすっかり忘れてどっぷりと楽しみ尽くしてしまいました。とにかくルイがよく動きます。攻撃を受けて動く。お尻を触られて動く。服を破かれて動く。恥じらったり悔しがったり感じたりする表情がとくによろしい。ルイというキャラクターに生気が宿るのを感じます。エッチなゲームにおいてキャラが立っているということはとても重要なファクターです。このゲームは正義のヒロインが性の快楽に堕落していくタイプのものですが、ルイがどんな人間で何を感じているのかが伝わることで、この堕落が鈍くしかし鮮やかに輝いてエロスへと繋がります。プレイ感覚も軽やかで遊びやすい。減点するところのない素晴らしいゲームです。