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「学祭ソープ」とかいうリアリティ皆無な設定から繰り出されるリアル感バリバリなNTR・BSS体験。
三日間の学祭でソープ嬢役に指名されたかすみちゃん。主人公である聞き手は、毎日彼女を休ませる目的で指名し、他の客の愚痴を聞きつつ手でしてもらう。
そして聞かされる他の客とのプレイ。これが三者三様でなかなかに生々しい。「ついさっきまで他の男とHしてましたよ(この後もするよ)」って感じがビンビンに伝わってくる。
実際の客とのプレイ音声も一部収められているので、「愚痴ってたけど実際はイチャイチャ接客じゃん!汚っさんとHしてめっちゃ感じてるじゃん!」みたいな、愚痴と実際とで二度楽しむこともできる。できれば客とのやりとりはスタートから最後までもっと聞いてみたかったけれど。
学祭の準備シーンや校内放送のトラックも、ヒロインの魅力を上げたり「学祭ソープ」という無茶苦茶な設定にリアリティを与えるのに効いている。

何より、声優さんの演技が飾り気のないリアルな女友達感をうまく演出していてとても良い。
こんな子がエロコスで愚痴りつつ手でしてくれるんだから、主人公が手が届きそうだと勘違いしてしまうのも無理はない。
最後の最後、結局は「ノーチャンス」だったと認識すると、またもう一度最初から聞き返したくなる。この近いけれど決して手が届かない感じがNTRやBSSの神髄を体現していると思う。