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「たからさがしのなつやすみ【中編】」 へのレビュー
2022年12月19日 鬼雀 さん
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現在ではメジャーの一角となった「おねショタ」ですが、本作の第一段が発売されたのは、未だ黎明期と呼んでも良い程度には、認知の薄いジャンルでした。 そんな時期に「おねショタ」に目覚めた愛好家にとって、お気に入りの作品を模索するのは非常に難易度が高かった。 コレかと手を伸ばしても、ガッチリと癖に噛みあうとは言えず・・・あれでもないコレでもないと悶々とした日々を送っていた、おねショタリストにとって本作は天啓とも言える作品でした。 おねえさんは受けでも攻めでもいい、でも・・・ショタは出来るだけ無知で無垢で好奇心と淡い恋心を持っていてという、純情系おねショタを求めていた私にとって、本作があったからこそ今でもおねショタというジャンルを愛していられる本当に思い出の一作です。 当初は、前後篇の二部作を予定していると聞いていて、前作の前編では本番行為が無かったのですが、なめらかなモデリングと、片田舎の哀愁は、次を待つに足りるそう思わせてくれたのでした。 日々次作の情報に胸を躍らせるうち、気がつけばマイナーだった「おねショタ」がメジャーの一角を飾る頃になっても鋭意制作中は続き、やりたい事が多いので三部作構成にして「中編」「後編」に分けると言われ、それはそれで愉しみだと笑っていたのです。 さらにそれから数年の月日が流れ、本作自体がノスタルジーな作品となりかけた矢先に、待ちに待った中編発売の報。 正直に言えば、最初は迷いました・・・これ程時間が空いて、私は本作を心から楽しめるのか?あの恋慕にも似た焦がれを思い出せるのか?と・・・ それでも、我慢できず購入したのは本作をみたあの時の衝撃と、求めていたジャンルに出合った時の感動が忘れられなかったからでした。 結果としては、待っていて良かった、数年の間に進歩した技術によって、より進化したおねショタの理想郷がココにはあったのです。
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