作品内容
■ストーリー
科学者である僕――生島恭治には一つ、夢があった。
それは人を助け、支え、寄り添える隣人たるロボットを作ることだ。
しかしAIを積んだロボットは危険じゃないか、などと、
造りもせずに決め付ける風潮にむしゃくしゃした僕は、思わず、
"心"を持ったロボットーー”アンドロイド”を造り出してしまった。
それが、家庭的で包容力のあるルクス、
好奇心旺盛で学習能力の高いスフィア、
プロトタイプでもあるネクトの3体……いや、3人だ。
人とロボットが共に暮らしていける未来につながる第一歩、
それが、彼女たちの成長を見守ることだと考えた僕は、
彼女たちと共に暮らす生活をスタートさせた。
しかし、ある時は、背中を流しにルクスが風呂に乱入してきたり。
またある時は、スフィアがベッドの中にもぐり込んできたり。
彼女達の感情表現や行動に科学者としては歓喜しつつも、
一人の男としては、照れくさいやら恥ずかしいやらで少し困りものだ。
これは僕と彼女たちの楽しくて賑やかな日常の一幕。
だけどきっと、かけがえのない日々のはずだ――
■登場キャラクター
【アンドロイド一号機】
●ルクス (CV:綾音まこ)
AI搭載型ロボット"アンドロイド"の一号機。
介護や教育、家事などを行うための様々な機能が盛り込まれている。
そうした能力を活かすように、お世話するのが好きな素直で心優しい性格になったのだが、
少々手厚くお世話をしすぎるなど、一種のダメ人間製造器状態になっている。
お世話のしがいがないとしょんぼりする。
「誰かを起こすって……初めてだから、やってみたかったんです……」
【アンドロイド二号機】
●スフィア (CV:八尋まみ)
AI搭載型ロボット"アンドロイド"の二号機。
家族の一員、友人など共に暮らすことが出来るようなロボット、というコンセプトで学習能力などが高い。
性格的には甘えん坊で寂しがりやだが、邪魔をしないように、と我慢したりするなど健気なところもある。
学習内容を最適化する高性能な睡眠機能があり、趣味はお昼寝。
「もっともっと甘やかされる、愛され系アンドロイドを目指すことにしたの」
【アンドロイド試作機】
●ネクト (CV:君島りさ)
AI搭載型ロボット"アンドロイド"の試作機。
ルクスとスフィアより先に開発したいわばプロトタイプで、
主に恭治の仕事の補佐をするなど、助手のような立ち位置。
面倒見のいいお姉さんといった感じで、割りと几帳面な性格。
「アンドロイドと言えども、ルクスとスフィアは女の子よ。って、本当は私もなんだけどね!」
【単純作業用ロボット】
●ロップ (CV:囲まこと)
かつて恭治が父から贈られた単純作業用ロボット。
恭治が長年弄繰り回し、改造を重ねるうちに、意思らしきものが芽生えた。
何故そうなったのかは改造した恭治本人にも把握しきれていない。
「恭治、ついにワタシの改造をしてくれるのですね」
作品情報/動作環境
- 必要解像度
- 1280*720 フルカラー
- DirectX
- DirectX 9.0c以上