スイセイギンカ

■□■ストーリー■□■
海の近く港の側の街、瑞穂。
　
10年前に化学薬品の運搬事故やその後に殺人事件などが起きるも現在は既に過去の物となっていた。
　
瑞穂に暮らす少女、相馬いざな。
　
彼女は10年前に大親友と突如離ればなれになり、納得のいかぬ時間を過ごして来た。
　
しかしこの夏。
　
その親友が居なくなった時と同じように、前触れも無くこの街に帰って来た。
　
再会を喜ぶいざな。
だがしかし、その親友は彼女にとんでもない事実を伝えたのだった――。

■□■登場キャラクター■□■
●安藤 哲生
身長：170cm

主人公。
10年前に突如姿を消した青年。
親元ではなく探偵、城ヶ崎の所に住み込む形で瑞穂に帰ってきた。
楽観的でポジティブ、鈍感な所もあるが適応力も高い心身共にタフなタイプ。
何処で何をしていたのか多くを語らず、いざな達をやきもきさせている。
趣味は体を動かす事。

「足りない頭で考えたってしょうがないなら、動くしかないよな」

●相馬 いざな　（CV：沢澤砂羽）
身長：156cm
3サイズ：86（D）・58・88

哲生の大親友。10年経って再会した今でも、お互いの考えている事は大体分かる程の相性の良さ。
哲生と同じように前向きでポジティブ。
学業、私生活ともに優等生で、母の経営する喫茶店の手伝いもしている。
朗らかな人柄だが、身内に対してはだらしない所も見せる。隠れ巨乳。
特技はキックボクシング。

「ふふん、10年ぶりに再会した親友の成長した姿に一目惚れしちゃった？　なーんてね――おい、今なんて言った」

●星井 青香　（CV：桜乃ひよ）
身長：163cm
3サイズ：90（F）・60・89

名士である星井家の次女で、哲生がいなくなった後のいざなの1番の友人。
文武両道を絵に描いたような人間で自分に厳しく、
だらしない人間を容赦なく斬り捨てる排他的な所もあるタイプ。
いざなに恩義を感じていて、下心で近寄ろうとする人間を男女の区別無くはねのけてきた彼女の騎士。
巨乳で自覚もあるが恋愛には興味が無い。

「どこの馬の骨か分からないような男を、いざなに近づけさせられる訳が無いでしょう？」

●阿見 マリア　（CV：北見六花）
身長：152cm
3サイズ：74（A）・53・77

生徒会書記でいざな達の後輩。1年生ながらも水泳部のレギュラー。
寮で1人暮らし、バイトをしながら学校に通っている。
面倒見は良く、頼まれ事を引き受けてしまう性格だがその判断力に関しては極めて現実的。
歳の割りに小柄な事を密かに気にしている。
特技は水泳と家事全般。

「私みたいな小柄で薄い体つきの女の子に興奮するの、どうかと思いますよ」

●城ヶ崎 桃　（CV：かわしまりの）
身長：160cm
3サイズ：82（C）・56・85

探偵城ヶ崎の1人娘にして助手。
哲生の保護者であり姉代わり。見た目も体も20歳前後だが、実は30歳手前。
基本的に毎日転がってだらけていたいが、流石に責任や役目は果たすのでそこは信用していい。
だらける時はビール、だらけない時は煙草を手放さない。
仕事に関して有能ではあるが、家事全般が苦手で散らかしっぱなしにしている。ズボラ。

「あぁー……煙草切れた、やる気でないからビール開けるわ」

●相馬 奈々代　（CV：ヒマリ）
身長：158cm
3サイズ：96（H）・62・91

いざなの母親で喫茶ソーマの店主。
夫とは離婚しており女手1つでここまでいざなを育ててきた。
見た目や温和な性格もあって、商店街のマドンナ。
抜け駆けは許されない不可侵条例が密かに結ばれているとかいないとか。

「よそのお家だなんて思わないで、遠慮しないでいいのよ」

●沢尻 勝紀　（CV：井伊筋肉）
哲生、いざなの昔からの友人。いざなとは常に良い友人で有り続けた生徒会長。
普段から柔和な笑みを浮かべており、絵を描く事が好きで美術部員でもある。
哲生が帰って来た事をいざな同様にとても喜んでいる事や、彼女がいない事である疑惑がかけられている。

「僕、哲生の味方じゃなかった事は無いよ」

●伊福部 敦　（CV：南平大）
瑞穂署の刑事で、城ヶ崎が探偵になる前の後輩。
出世街道に乗っていたエリートだったが、規則に捕らわれぬ「有能さ」を示した為に、今は少し外れている。
独身。

「まるで10年前の再来だな……」

●見津鐘　（CV：河村眞人）
マリアの保護者で、
10年前に化学薬品の運搬中にトラックが転倒炎上という事件を起こしてしまった会社、辰砂製薬の部長。
その事件の後始末の為に本社から送られてきた尻ぬぐい役。
余計な一言が多く、マリアには面倒臭がられている。

「僕らは正義の味方ではないけれど、世界征服を企む悪の組織なんかでもないのさ」