ぜったい遵守☆にゅ～こづくりわーるど

■ストーリー
これは、人類史に自由性行為許可証が初めて姿を現した時の物語。

出生率の低下による少子化が問題となってはいるが、
人類は漠然とした不安を抱えながらも、相応の生活を送っていた。
しかし、世界は徐々に異変に気が付き始める。

男児が産まれない──

初めの内は偶然だと高をくくっていた人類だったが、
男児の出生率は100人に1人、1000人に1人と、年々、加速度的に数を減らしていった。

人類の男女比は1：8585となり、
ひとつの都市に男性が1人しかいないという異常な光景をよく目にするようになった。

人類滅亡の日は間近に迫っていた……

そこに1人の天才が産まれる。
それこそが主人公・成瀬斗真であった。
稀少な男児であると共に、人並み外れた知能を持ち、周囲から神童と呼ばれた彼は、
この人類の危機を救ってみせると、幼い頃から思いを巡らせていた。

時は過ぎ、成長した彼は飛び級で大学を卒業、すぐに議員選挙に出馬し、当選。史上最年少で国の議員になった。

この国を救う為には、この国を変えなくてはならない。

「人類を救うため、SEX新法の制定を！」

静まり返った議事堂に成瀬斗真の声が響き渡った。

■登場キャラクター
●春日井 乃愛　（CV：藤堂みさき）
自分は世界一の頭脳と美貌を持って生まれたと、心の底から思っている真性のナルシスト。
しかし、中学生の時に初めて斗真と出会って以来、
一度も彼に勝った事がなく、ずっと斗真を一方的にライバル視している。
斗真が議員に立候補する事を知って自身も出馬し、同時に当選して議員となったが、
誕生日の差で最年少議員の座も彼に取られてしまう。
斗真が立案したSEX新法を女性の尊厳を無視していると真っ向から否定する。
…が、本当は可愛い自分が狙われるに違いないと思っているからである。
斗真に匹敵するほどの頭脳を持ちながらも、迂闊な面があったりチョロい部分もあったり、何かと残念な子。

●星宮 きらり　（CV：木多野あり）
明るく元気で、誰とも仲良くなってしまう元気の塊であるが、
まるで中学生男子の女版のような、性欲の塊でもある。
幼い頃からエッチな話や男の身体、SEXという行為に多大な興味があり、
男のグラビア写真集なんかを嬉しそうに読んでいる。
斗真が発案した自由性行為許可証は自分こそ欲しいのにと、羨ましく思っている。
斗真とはセックスの話で盛り上がり意気投合。
教室の中で平気でエッチな話をするため、回りの女生徒達を困らせているが、本人は気にしていない様子。
男友達的なノリから、斗真とはクラスで一番の親友となる。

●沖田 奏音　（CV：水野七海）
人口のほとんどを女性が占める社会の中で、
中性的で爽やかな魅力から、人気絶頂中のボーイッシュ系アイドル。
過去のドラマや映画を見て、カッコいい男に憧れを抱き、芸能界入りを決意。
今に至る。
学生を存分に楽しみたいという本人の希望により芸能活動はレギュラー番組以外は自粛中。
基本的には女性人気が高いタイプなのだが、斗真は彼女の大ファンである。

●東條 一華　（CV：佐倉もも花）
親が護身術の武道場を経営しており、幼い頃から武術をたしなんでいた為、たたずまいも鋭く優雅。
斗真が作った学園でも、すぐに女生徒から多大な支持を得る。
頭が固い所もあり、Hな事に免疫もないので、SEX新法には反対。
男は強く、誠実でなければいけないと思っているので、
SEX新法などというものを作ろうとしている主人公の事は、軽薄で軟弱な男だと思っている。

●朝槻 ほまれ　（CV：綾瀬あかり）
読書家で、男について研究している爆乳上級生。
男の事は文献でしか知らず、かなり男を曲解している。
本で読んだ「男なんて何歳になっても子供」というのを真に受け、
子供好きな事もあいまって、斗真に対し子供を甘やかすように接する。
斗真が立案した許可証の制度を聞き、研究家として入学する。
エッチな事に関しても無知ではないが、斗真の事を子供だと思っているので、
無意識にムラムラさせるような事をしてしまう。

●田所 南　（CV：今理名）
友達がおらず、いつも一人でいる。
コミュ障で口下手な上、捻くれてる為、どうしても斜に構えてしまう所がある。
独り言でよく毒を吐いているが、内心は人とのぬくもりを求めており、
友達と一緒に楽しんでいるクラスメイトを妬んでいる。
しかし、クラスメイトに話しかけられてもキョどってしまい、
上手く話せないので、更に内に籠もるという負のスパイラルに陥っている。
自由性行為許可証に関してはどうせ自分に使われないから、惨めになるだけだと言って反対している。
が、内心、使われたらどうしようとも少し思っている。