Lista de reseña de 黒いトリ

冒頭からサキュバスにターゲットにされてしまった主人公が癒されるて行くお話。

住宅街にてサキュバスに襲われてしまった主人公ですが、職場環境が劣悪らしく既に疲弊状態になっています。

サキュバス側からすると選んだ相手に対して決まり事があり、『搾り取られて終わり』という事では無くしっかりと癒してくれた上で精気を頂くという行動を取ってくれる為、作中でも全肯定でたっぷりと褒めて癒してくれます。

主人公に対して同情気味であったり、『魔界にいた時から気になっていた相手をターゲットにする』発言があったりで、サキュバスらしい痴女っぷりで登場した序盤からはストーリーが進むと印象が変わり、『彼女』や『お嫁さん』みたいに接してくれる所が特に良かったです。

最終的には甘々な雰囲気で告白してくれるので、イチャイチャした同棲生活をもっと聴いていたいと感じる作品でした。

作中ではサキュバスが住む世界へのお誘いがありましたが、個人的には辛い現実をサキュバスさんが慰めてくれるという状況設定がとても好きでした。

続編があるなら是非聴いてみたいと感じる良作だったので、『癒し』や『甘々』が好きな人にとてもオススメの作品です。

クールなメイドさんに淡々とした奉仕をしてもらうご主人様の話。

本作のヒロインのメイドさんは、朝も爆睡中の自堕落なご主人様に対してやや呆れ気味な様子だったりする等、しっかりとした印象がある女性です。

冒頭ではヒロインがご主人様からの頼みとして卑猥な格好をして朝起こしに来たり、日頃から性欲処理の奉仕をしている描写等、断片的に二人の関係性を知る事が出来ました。

性欲の強いご主人様に対して『ハァ』とため息を吐きながら淡々と奉仕をこなして行くヒロインの姿に序盤は少し冷たい雰囲気も感じられます。

実際の所はご主人様への好感度は非常に高く、身分の違いで一歩引いた様子や、奉仕を終えて部屋を出た後にご主人様から好意を向けられていて嬉しそうにしている様子等、隠しきれない愛情の深さが所々で出ていて、主従以上の恋愛感情を抱いていると感じる描写が良かったです。

ご主人様側も恋仲になる条件を果たす為に一週間の禁欲を実行しようと努力しているシーンがあって、純愛要素を感じられる話となっていた所も楽しめる部分でした。

父親を心底嫌う娘が父と一緒に閉じ込められてしまったダンジョンで、脱出の為にムリヤリ肉体関係を迫られてしまったお話。

本作のヒロインである娘は本当に父親が嫌いなので『実は照れ隠し』という展開とかは無く、冒頭から辛辣な言葉を立て続けに浴びせて来るくらいに心底毛嫌いしています。

序盤では、閉じ込められた状況下でも生意気な態度を崩さずに父親に八つ当たりする娘をわからせる展開となっていて、強引に性行為に及ばれてからの娘が父親のご機嫌取りをし出す所が性格の悪さを感じられて良かったです。

中盤以降は従順な態度に変化するので、生意気な性格をわからせて行く内容を十分に聴く事が出来ました。

終盤の描写では快楽堕ちという印象ではなく、あくまで力関係をわからせた上で精神を屈服させていったラストだったと感じられました。

自業自得な所もあるとはいえ少し可哀想と思えるラストだったので、背徳的な描写を好む人にオススメです。

チートスキル持ちの諦めの悪いボクっ娘勇者を魔王が精神的に屈服させて行くお話。

ヒロインである勇者がゲームのセーブデータの要領で自身の行動をやり直し出来るというチート能力を有していて、連戦連敗の魔王に対しても臆せず勝負を仕掛けている所から本作は始まります。

本編開始後の戦闘でもこれまで通りに即ピンチとなりますが、今回の魔王は今までと違い『勇者に肉体の快楽を教え込む事で無力化を謀ろうとして来る』という展開となって行きます。

やり直しが利くと高を括ったヒロインが予想外の魔王の行動に狼狽える姿や、ボクっ娘ならではの生意気な態度が段々と快楽に堕ちていく様子が良かったです。

アブノーマルなプレイが多い内容ですが、悲壮感自体はあまり感じ無かった印象だったので、調教ジャンルの中では比較的聴きやすい内容だと感じられました。

世界を救った勇者に何の恩赦も寄越さなかった薄情女神を、性欲の強いクズ勇者がわからせて行く話。

序盤のシーンが大分コミカルで、辛辣な女神とクズ勇者とのムダに熱いバトルが繰り広げられていて面白かったです。

女神の言い分としては勇者の方にも問題があるのは明らかですが、女神自身の言い方も相当キツイので、生意気で高圧的な態度の女神をわからせて行く展開がとても良いです。

本作のヒロイン、女神を演じた【結音しなん】さんの全力で拒絶して来る演技が良く、加虐心を煽られました。

ギャグシーンも生意気なヒロインの魅力も堪能出来る作品で満足しました。

一見軽そうなバイト先のお姉さんと、段々と親しくなって行くストーリーが楽しめお話。

ヒロインが主人公より年上の作品ですが、バイトの先輩は主人公の方なので、冒頭は『先生』呼びの敬語で話し掛けられます。

仕事のお礼としてヒロインの自宅へと招かれてからは年上然とした喋り方にシフトするので、序盤の態度は『主人公をからかっているだけだった?』と感じられました。

というのもヒロインは元キャバ嬢をしていたらしく、男性遍歴についての言及もある等、経験の豊富さを感じられるヒロインとなっています。

作中ではお遊びのゲームや下ネタで翻弄されるシーンもあり、ヒロインの性格に軽い印象も受けますが、肉体関係を持った主人公からの積極的なアプローチで段々と自身の過去を語ってみたりするシーンがある等、ヒロインが心を許して行くと感じられるストーリーが良かったです。

ストーリー的には『切ない展開になるのか?』と思わせてからの再会となっていたので、終わり方としても好みでした。

『精液を溜め込むのは罪の表れ』というヤバい信仰を持つシスターに身体を鎮めてもらうお話。

本編は手コキ特化の内容となっているので、挿入しての本番はありません。

罪を吐き出させる為に精液を出す手伝いをしてもらう展開なので、作中のシスターは献身的なサポートをしてくれる内容となっています。

経緯が経緯だけに、『事務的』もしくは『狂信的』な要素があるかと身構えて聴いていましたが、基本的には優しく射精へと導いてくれる内容となっていたので、話として好みの展開でした。

途中で我慢を要求される台詞もあり、緩急を感じられるストーリーとなっていた所も良かったです。

主人公の事を『オタク』『デブ』呼ばわりするギャルをわからせる話。

序盤から口の悪さが印象的なギャルですが、万引きをしていたりと素行自体もかなり不良寄りです。

主人公は万引き時の動画を突き付ける形で奉仕を要求して行く展開となりますが、奉仕させている状況でもギャルの方が口汚く罵って来るので『懲らしめたい』という感情を刺激されます。

ストーリーが進むと無理矢理な奉仕に嫌がる態度となる訳ですが、主人公の強引さで力関係が逆転してのわからせ展開となり、キツイ口調が段々と弱々しく変化して行く様子が良かったです。

作中のヒロインは生意気な態度をしている時間が多く、主人公との肉体関係を持ってからも強気でいる等、本編の時間を出来るだけ掛けて精神的に堕として行く過程が堪能出来ました。

パパ活相手を物色中のJK二人が『優しそう』という理由で主人公に声を掛け、そのままホテルで夢中になるほど主人公の事を気に入ってしまうお話。

ヒロインは一見ギャルっぽい『ゆず』と、長い黒髪に清楚っぽい雰囲気が感じられる『あすは』の二人。

作中ではどちらが先に相手をするかで取り合い(張り合い?)となるシーンがあるのですが、それぞれの異なるアプローチで誘惑して来る台詞があり、選ばれ無かった方も可愛く不満を呟く等、キャラクター性を感じられるシーンになっていたのが良かったです。

本作のヒロインを演じられたのは『餅梨あむ』さんで、どちらのヒロインも一人二役で演じ分けられていました。

特に作内で片方のヒロインが喋っているシーンでもう一方のヒロインが言葉を被せて来るというシーンが頻繁にあるのですが、やり取りに違和感を感じさせない演技だったのが素晴らしかったです。(囁き時の煽り台詞の違いも良かったです)

今作の喘ぎ台詞が嬌声に寄った感じが多かった所も好きな部分でした。

収入時間もボリュームがあり、キャラクターと演技どちらも素晴らしかったのでとてもオススメの作品です。

デート帰りの主人公の自宅で、ヒロインとの甘々なお泊まりシーンが楽しめる本作。

冒頭から控えめな声とは裏腹に、主人公への強い想いを感じさせる言葉を囁いてくれるヒロインが可愛いです。

基本的にはヒロインから積極的に求めて来る場面が多く、『全身舐め回したい』と言って舐めて来るシーンやゴムの無い状況で『中はダメ』と言われての騎乗位となる等、ヒロイン上位の内容で主人公は受け身の印象の作品でした。

とはいえ、明確な上下関係がある訳ではなく、終盤ではダメと言われた中出しに対しても受け入れてる感じだったので、カップルならではのイチャイチャした雰囲気が良かったです。

台本無しの全編アドリブとなっている作品との事でしたが、実演系の様な生々しさは特に無く、ヒロインのキャラクター性が自然と感じられる演技が素晴らしかったです。