不徳のゲーム님의 리뷰 일람

これが『太ったおばさん(サークル名)』の世界観か…凄くイイ。

私がこのサークル様について知っていることは…
・可憐な少女と醜男の組み合わせが多い。
・『出会って4光年で合体』等の蘊蓄や文献渉猟多め、凝った設定、奇才。

数冊購入したので少しずつ感想が書けたらと思います。

さて本作『クラニー同盟』の意味とは?
恐らくクラシック+オナニーの同盟、同じ性癖を持ってしまった者たちの連携や協力……ただし、巻末を読むと主人公は過去に次巻で活躍予定?のライム君(男友達と思っていた女子)と結んでいたようで……レモン先輩との本番もまだなのに波乱の予感!!…ここで数年止まっているようです。
(マジか(血涙。21年1巻発売、24年現在未定、余命はもう少しあるので気長に待ちたいと思います。)

主人公の蜜月くん(通称ゴブリン)はあるクラシック音楽を聴くと興奮(勃起)してしまう体質の持ち主で、そこに類似体質の美女レモン先輩が現れ……二人の距離が縮むというのが大まかなお話し。
私にクラシックの知識があれば曲調とか筆致じゃない打鍵感?とか、もっと作品を楽しめたのに…。鍵盤に見立てて脇腹トントンとか…。青春過ぎて、レモン先輩可愛い過ぎて、正直嫉妬した。フィクションのキャラクターに真面目に嫉妬するなんて久しぶりです(笑)。

「これで人生終わるなら!」と、蜜月くんがレモン先輩の発情曲を更に聴かせて強行に移る場面が少年誌のバトル漫画並みに冴えていて見所です。

こうして私は続巻を待つファンの列に加わるのでした･･･。
作品もサークルもオススメです。

凄い良かった。買って良かった。オススメです。

カラーページを見ると『他にもっと上手い作家さんがたくさんいる』ように思えるかもしれませんが、こしの先生はモノクロページの方がずっといいですね。
女性作家の方なのかな?女の子の言葉遣いや表情の移り変わりが違和感なく自然で、かつ可愛い。そしてこしの先生の美麗なイラストが合わさる。

作品の基調も純愛・近親愛・幼馴染・神待ち学生……純愛禁断色強め、大変攻めた構成。好きな人は凄い好きな奴ですね。
(※……神待ちJKとか、リアルでは誘拐扱いされかねないので、フィクションとしてお楽しみください。)

巻末の設定小話も個人的に凄い好きです。各カップルの背景事情や新情報、他キャラとの関連性が判明してしばし熟考…。

以下収録作品への寸評。
『シスター前後編』
本書の巻頭、一推しということですが、私には少し難しかったかな。
現在から過去と掘り下げ形式。兄妹二人で知人のいない新天地でイチャイチャカップルに!という近親者モノのロマンを追求した兄妹のお話です。

『好きのカタチ』
弥子ちゃんのセーラー服姿と反応が可愛い。
こしの先生が書いてて恥ずかしかったようですが、読んでるこっちも恥ずかしかった(笑)。
でも大好き。書いてくれてありがとう!
弥子と遊佐くんみたいな青春を送りたかった(悲)。

『バスロマン』
小野瀬さんが可愛いのと、山下くんが変わった感性のイケメンで、コメディとして楽しい。そしてエッチ。

『迷い猫の恩返し』
あおいちゃんが可愛く、私服も制服姿も可愛い。
破瓜表現あり。エッチ時の表情が凄いエッチ(語彙力低下中)。
龍平くんの性格が気怠げで適当で時に強引、でも優しいところや面倒見の良いところもあって女子の作家さんが好きなタイプの気がした(笑)。

なつ姉とひなたちゃんも良かった。
こしの先生の次作単行本(発売済み)に『迷い猫の恩返し』の続きが収録されているそうで次巻も購入すると思います(笑)。

主演の片桐さんがいい性格しています。
ギャルとヤンキーと普通の女の子を足して割ったような。あるいはメスガキを高校生まで成長させたような性格というのか。心置きなくトラップに突っ込めます(笑)。

後半のストーリーがよく練られていて感心しました。
プレイ時間は3時間超。(2時間程と聞いて攻略サイトを見ずに自力攻略したら結構迷いました)。
基本的に順番通り、柵に番号が振ってありますし、調べるところはアイコンで知らせてくれるので、総当たりで触り捲ればOK。
『特別な目』『人形しか通れない隙間』が気付くのに時間かかりました。

差分が豊富で片桐さんが執拗に辱しめられて興奮しました。
片桐さん、酷いことされても引きずらずに短時間で回復するタフネスぶりがいいですね。

注意点はBSSとかNTRみがあります。ストーリー上回避不可なシーンも…。
とは言え、それは妄想や謎空間の中の話だったり?
(NTR苦手な自分がクリアできたので9割以上の人は大丈夫と思います)
あとはキャラクターに声が付いていないこと。慣れますけど。


■まとめ■
そこそこの難易度の謎解き。豊富で煽情的なイラスト。図鑑や妄想カードやSIKAKUと言った遊び心。興味を引くストーリーと整合性の確保。
総合的に見て大変よく出来ており、実力派サークルです。
このクオリティを維持できるなら将来万単位のセールスは堅い。期待のサークル様です。
作品もサークルもオススメです。

3周してやりこみダンジョンまで攻略すると50時間超の特大ボリュームです。
最新パッチを当てると2周目からトゥルーエンドに行けます。
ただしエンドとCG回収のために私は3周した(笑)。

1周目はクリアを優先
『ダンジョンを拡げ過ぎない』という先人の言葉が役立ちました。

開始時、『情報』その下階層の『ヘルプ』欄を読みましょう。
戦闘画面の操作性、タイムカウント、ボタンの多さ…、
軽く挫折しかけましたが、まずはルール(仕組み)確認です。
WAVE(小隊)単位で動かすやりかたでプレイが安定しました。

道迷い。迷宮の地下拡張を行うと扉が見つかって隣国の地下ダンジョンと繋がるイベントが見られました。

防衛戦はシフトキーと場所指定で扉を閉める。これで分断して各個撃破。
HPの減ったユニットは”回収”して休ませる。ここらがチップスです。


■キャラ個別
マーガレッタとサファイアとエルが特に良かった。
サファイアの妖しい魅力と、エルのお転婆娘が女(小悪魔娘)に成長していく過程が気に入りました。

マーガレッタは亡国の姫で傭兵稼業者。統治や領主として考え方等適切な助言も多く、見ての通りの美少女で、語尾が「…のう?」「…じゃろうて?」「…のじゃ」、声優さんの演技もいい。そりゃ人気出ます。

グラスの無垢な薄幸女王の物語と、ミネルヴァの改心とストラクタの話も丁寧によく描かれていて良かったです。

アグリとスパッキオも良キャラ、良ユニットでした。


■まとめ■
Hシーンは9割以上回収。見たいキャラは見た。

芋虫、何匹要るのかわからないからと沢山育てたら画面が芋虫だらけにw
モンスターはスキル吟味できる。

ミラーメイジ等6体は強かった。勝てたけど。
毒は効かないけれどグラスの”凍結”は短時間効く。

ストーリー〇、ダンジョン侵攻防衛〇、キャラクター〇、Hシーン〇。
作業量に終盤へロッていた気がしなくもないが、それでも是非プレイして欲しい作品です。オススメです。

普通は10時間もあればクリア出来るようですが、私は何度もやり直したので倍近くプレイしました(笑)。
途中からやり直しできるように、セーブデータは数時間前のものを残しておくことをお勧めします。

あと数ターンでクリアという所で詰んで、難易度EASYに変更。
『闇商人』の所でアイテムが売れるようになるのですが、その時に余分な罠を数十個買い込んでいたことが判明して愕然。どうりでお金が足りない訳だw。

EASYでもクリアすると”解放”特典あり。
私はプレイ方法を改善してNORMALもクリア!

ちゃんと育成に成功すれば、敵41撃破で被害3とかになったので、研究方向は大事。
雷罠三連や、鈍化+メテオ二連とかやるだけで敵は大幅に弱体化する。

拠点拡張とテレポート系で、移動と滞在時間を伸ばし、ビーム照射時間を伸ばすのも有効。
あとはジェシカの活用(以下略)。

『闇商人』は大事。苗床を安価に購入出来ます。
『略奪』に全力。略奪組を減らすようでは中盤詰みです。

基本的にマウスで操作。
防衛魔法はキーボード操作。

アーケインビームは時々キーボードだと反応悪い反面、マウスのカーソルを置いておくとチャージ完了で青みがかった色に変わるので、即打ちしたい人はマウスで撃とう。

Hシーンが一つ一つは短めな点も、ゲームのテンポを損なわずいい所。早送りも可能。

レイナはいい嫁ですね。技術面を一手に担当したドクが隠れたMVPか。
忍者ちゃんはデザインも性格も"元"の方が好きかな。民安さんのクレアは悪堕ち後の方が好き。
メーヴィスさんがキャラも性能も声も素敵で大活躍でした。
(文字数きついので以下略。)

悪堕ちすると皆性格変わってしまうんですが、元の性格も好きでした。
正気で悪事に加担させるのも可哀相なので仕方なし…南無三。
正気でついてきたレイナは共犯者であり魔王の嫁ですね。

堪能しました。
DLCを買って、難易度上げて再ゲームも面白そうです(買いました)。

終わってみれば凄く良い出来映えだったような気がします(偉そうで済みません)。

プレイ始めの頃は特徴的なUI周りに難儀して、マウスとキーボードで操作するのは面倒だとか。ESCキーでメニューのゲームが多いのでXキーでメニューはやりにくいとか。
街でセーブ画面の出し方がわからくてダンジョン内でセーブしたりしてました(右クリックで出せた!)。

始めの頃は窮屈な印象が強く、やり込む気はなくストーリーだけ見てある程度満足したら終えるつもりだったのですが…(サンドワームが…以下略)。

あら不思議、CGコンプリートを達成しました(笑)。堪能しました。
終了後に振り返ると、占い師の所で行き先の確認、コンテニューからプレイのヒントや直前からやり直しの親切設計。
『黒色火薬弾』という救済措置。
CG集めにいわゆる"全開放"がないことも不満だったのですが。それ程苦労せず自然に全部集まりました。一度見ればセーブしないでOK。

いろいろユーザーフレンドリーに設計されていたんですね。

ストーリーも独創性を感じる。あまり砂漠の町、それも奴隷市の街メインのゲームなんてないので。
最初の頃は恐れや嫌悪を感じたイスタルの街も、本編をクリアし闘技場を制覇する頃には、決して悪人ばかりとも言えない、カオスな人と商売で成り立っているこの街を去ることが名残惜しいとでも言うのか?
(いや、クリア後も奴隷市は続き、豊かに暮らしている人は一握り、商魂逞しく裏稼業人も栄え、主人公は一抹の気まずさを感じつつ当地離れる…と思われる。)
アイリちゃんのようにとても懐の深い町なんですね、イスタルは。

ストーリーの深い部分のSF設定が後代では宗教の教典に形を変えている所も素敵でした。好きな人は凄い好きかと。
ジルが最初に唱えていた祈りの言葉も周回すると凄いよくわかるので。よく考えて作ってるなと感心しました。

作者様の次回作を気長に待ちます(笑)。

中世ヨーロッパ的な火器登場前の戦場を3つのタイプに描き出した大作です。
兵士の悲哀、山賊には裏切りや野望、指揮官の責任。
作者殿は良くまとめた!

兵士編からのプレイが推奨されていますが、まともなエンディングを迎えるのはなかなか大変でレベル20以上、2周目以降でしょうか。

レダ編が結構好きですね。
上官は有能な緑髪のリヒャルダ、妹分のニーヤ、戦場で得た仲間ソリアと、仲間が集まる様がRPGらしくて好きです。
強襲作戦時の城迷路は攻略サイトの力を借りました(笑)。

レダ編は国の、愛する祖国の滅亡を前に一兵士にできることはなんだろう?
誇り・忠誠・仲間と共に最後まで死力を尽くす・・・、最後は意地やプライド、生き方の問題なのかな?という気持ちが味わえました。

インゴ編はモチベーションが大変わかりやすい。
金・アイテム・女(高値で売れそうなものならラッキー)・邪魔する奴はキル!

レダ編で高尚になった気分が、自分の最低な人間性を突き付けられてプレイ後に総括したらグサッと刺さリます(笑)。

プレイ順は、
兵士→放浪者→指揮官が推奨とのことですが。
私は兵士2人→インゴ→ボルデ→フェイ→アーデルハイトの順でプレイしました。
その、前三人がっつり周回した後でフェイをLV10,資金1000Gから育てて行くのは正直疲れが・・・(笑)。
将軍編でアイテム買い貯めブーストを行いました。
ただ、これで結構ヌルゲー化してしまって、chapter1で仇のヒントが4つ集まってしまったので。少し良い防具を買う程度に留めた方がいいかもしれないですね。

個人的にはフェイ編を最後にプレイするのも良い気がします。
FFTみたいに、最後に暗躍していた人外のものを討伐に行くイメージで。

プレイ時間は30時間程か?やり込めば40時間くらい遊べそうです。

戦乱の時代を理解したい、群像劇系のRPGが好きな人には本作は特にお勧めです。

凄い面白かったです。

作者のナキジさんは良く作ったな。
普通ゲーム会社では何十人何百人で分業して作ってるのに、絵や音楽を外注してツクールのソフトを元にしたとは言え、目が回るくらい作業量があった思う。凄い。感心した。

次点で四姉妹の絵師を担当した"てふん"氏も称えたい。
普段の立ち絵と着せ替えの出来が良く。イベントCGもエロいのですが、衣装破壊絵はエロ過ぎ(笑)。
ツクール系マップで絵のクオリティがE.Bさんの旧作並みだったら私は買わなかったと思います。

詰まった所はDLsite内の作者さんの解説を読めば攻略できます。
2週目の難易度を上げると、1週目に作った装備は諦めることになるので無理にコンプリートを目指さず、持ち越しできる素材のままでいいと思います。

どんなクズな生き方をしても「それも面白い」と、素直に肯定してくれるイスタロト様は素晴らしいな(笑)。
正直ナミィさんやカターナよりもイスタロトの懐の深さが印象に残った。四姉妹もやりたい放題やった悪ルートの割に大甘で、普通の善ルートのエンドより良くできてるというのか。悪ルートノーマルが基本的なエンディングという位置づけなのかな?

終盤、善ルートでイスタロト迷宮に2度目のアタックをかける辺りまで、デート券と花束を温存したセーブデータがあれば、データから各ヒロインのエンドに到達できるのでお得です。CG集めが捗ります。

戦闘フィールドの属性は20コくらいあり、やや難解。

テキストが、ユリウスと仲間の絡みが少々子供っぽい。こっぱずかしくて結構スキップしました(笑)。これは好みの問題か。

悪ルートでも必ず改心・後悔するのは仕様か。悪党なので気にしないよ、今まであんがとさん、さようなら。みたいなエンドはない。ソーラエンドもない。天界との関係などに触れるソーラデートイベントは皆さん見て欲しいな。

これも凄い作品です。
オジサン先生が明晰夢の達人で、見たい夢を見てそこでやりたい放題していた訳です。開始5ページくらいの引きの強さ、漫画の達人ですね。
「すべてを」手に入れることができる人間は稀…。
「俺はできる」
以降ねっとりと先生の異常性癖と行動様式を描写…。

ある時夢の神の気まぐれでオジサン先生の夢と栗原さんの夢がリンクすることに…。
先生の夢に強制召喚され調教開発される栗原さん。
オジサン先生のねっとりこってりした調教で、徐々に現実の栗原さんの体に変調が表れ発情体質に……この変化が非常にエッチです。クラスメイトも栗原さんの変化(色香)を囁いたり…。

栗原さんが夢でのオジサン先生の調教に抗議した時に、先生が大変なことになったと理解して言うセリフ
「先生さぁ。自衛のためにも本気でくりちゃんのこと落とすからね」
気持ち悪さと姑息さと自分本位な様に笑ってしまった。
この醜男のねっとりしたセリフ回しのセンスが…凄いよ。

『変身ヒロイン栗原さん!』の方は、夢の神の気まぐれで”夢の中で戦う力を得た”栗原さんがオジサンと戦うバトル展開…も少しはある。
こってり調教済みの体を押して栗原さんとオジサンの攻守が入れ替わる攻防。
オチも更に捻られていて作者のセンスが光ります。

いやー、本作も凄かった。
作品もサークルもオススメです。

まとめサイトの紹介やサンプル画像で凡その内容は知っていたのですが、作風が普段読んでいる同人誌より一段ハードで気後れしてしまい1年以上積んでいました(笑)。

ただ、買ってしまった以上は読破しようと覚悟を決めました。
結果は……問題なく読めましたよ(笑)。
いやー、エッチでした。ムラムラしてあまりペースが上がらなかった気もしますが、絵も綺麗でエッチで大満足でした。

■注意点
本作の竿役、オジサンは悪人です。
腹パン・強迫・公然猥褻描写あり(だから逮捕描写がある!?)。
理性”そんなことをしたら犯罪だ” ”ありえない”
→”それがどうした?俺はやる”
的な良識の枠の外側に、このオジサンは居ます。
(影響され過ぎると危険です。これはフィクションです。)

しかしフィクションとして見ると、オジサンはブレーキなしで、公衆の面前で少女を公開レ〇プ。見せつけます。
あみちゃんがオチで教育済み(完全調教済み)で綺麗にタイトル回収していて完成度高し。

他にあみの服を透けさせるプレイや、マキの歩行者天国プレイが特にエッチでした。

インモラル系作品ですので、普段より一段ハードなフィクション作品をお求めの紳士の方向けです。

凄い本です。
アダルトビデオ店員の美人お姉さん目当てに店に通い、お姉さんのオススメという形で世に実在する面白AVの紹介を受けるという建付けです。
作中の面白AVが本当に実在することが凄い!
アダルト雑誌のAV紹介雑記が漫画化したようなものなのかな?

(AV女優さんが玖珂ツニヤ先生の高画力で美化されていて、AVパッケージを検索してみた所少し萎えたw)

雑談ネタのストックにいい気がしました。
実際にAV見るのが面倒くさい人は、作品タイトルで検索して視聴した人の感想を読むとキャプチャー画像で雰囲気がわかるぞ。

■個別への一言コメント
・公孫淵は著名な方ではないの?(司馬懿の軍才を伝える話で)

・『ミライから来た私がこんなオバサン～』はちょっと面白そう。

・エルフェ〇リートは感動系のお話だから…。

これは終いには二村ヒトミお姉さん(店員)がAV好きが高じて女優デビューする流れ!?
お姉さんが時々某まひろくんみたいですね。長髪アホ毛。エロに真面目。

■おわりに■
エンターテインメントを作るって大変なんですね。
紹介作品が15年前とかの旧作が多くて心配したのですが、20年代にもいろいろ作っているようで安心しました。学びは多かったように思います。

今巻からは新章クルヴァーン聖王国編です。

一巻二巻は鉱山脱出と『銀の天秤』パーティーとの出会いと別れ。
『銀の天秤』パーティーとは家族同然(帰る場所)と、互いの心理的距離が縮まりました。
しかしこの世界の指名手配(追跡者)は有能なので(笑)、レイジ少年はゼリィさんに導かれて逃亡の旅へ。ここまでが二巻の物語。

今巻は新章・新環境の紹介と次巻以降への溜め回ですね。
大きい戦いは四巻以降。貴族社会と新登場キャラクターのお披露目、14歳に成長したレイジが見られます。
溜め回ですが伯爵とレイジの会話を聞いているだけで十分面白いです。

エヴァお嬢様は金髪紅眼なのですね。
挿し絵の家紋背景に赤ドレス、ソファーも壁紙も赤、伯爵とレイジを両隣に従えた姿がゴージャス。まさに貴族。長月みそか先生に拍手。

レイジ少年も豪勢な貴族の従者服に身を包んでいます。
(余談ですが、自動車普及前のイギリス貴族の従者も、こうした華美な服を外部派遣の従者に着せていたそうです。貴族の権勢・財力を誇示するため。当然高価なので服に合う体形の人間を選ぶことも多かったそうです。みそか先生がそうした時代の資料を参考にしたのかな?)

スキルオーブ(天賦スキル)禁止空間が当たり前のように登場。
奴隷商如きで使ってくるので、今後は王城・神殿・重要施設は当たり前のようにスキル禁止空間があるものと思われる…。

段々レイジが強くなり、無双なろう系の道を辿っている気がしますが、スキル禁止空間があることで素の戦闘力も伸ばさないといけない。一巻から登場する『オーブ着脱』にはこうした意味・意図があったのか…。
(これは最終盤で森羅万象砕けるかなw)

■他の見所■
・ゼリィさんとの王都生活。
(ゼリィさん酒瓶振り回したり自由過ぎて好き)

・スィリーズ伯爵が面白キャラです。有能鉄面皮。娘溺愛パパ。

・レレノアとミミノの関係。

・晩餐会でのレイジの活躍。

本巻も安定の面白さでした。

詳細はあらすじに書かれている通り。
絶大な力を得たクロムのやり直しの物語です。
未来クロムの記憶と知識が過去クロムに移されるタイプの時魔法が行使された状態で開幕します。

登場キャラクターは人格者の剣聖シリウス、その娘エル(勇者)、優しいエル母、ラビリスと、揃っている印象。
お話の展開方向が良好ならもう一段コンテンツとして飛躍できるかもしれません。

■その他の見所■
・エルに触り放題だ!(違います)

・エルちゃんが時々エロい表情する。

・ツンデレ妹分のラビリス。
ラビリスとの勝負後会話は良エピソード。

・養父剣聖シリウスとの模擬戦。

・エルはブラジャーしない派!?作画がエッチ。

■おわりに■
悪くはない悪くはないが……75点～85点くらいかな。
作画水準高めで三千社ヒロ先生の作画は高得点。
お話に問題がある訳でもない。
ただ物語構造上の骨格部分は8割方見えてる感じで、残り数巻で完結かなと。

男性キャラクター(竿役)の造形にこだわりを感じた(笑)。
醜男多めなのですが、スポーツ刈少年、昭和ドラマ風グラサン熱血コーチ、典型的な漫研オタ、デカチンもじゃ頭、七三分け麿眉毛……大変個性的で一部お話に集中できないw。まあ楽しかったです。ある種のおかしみ、コメディ要素を大切にされている作風だと感じました。

微NTR要素や一部公開露出シチュエーションあり。ただし、描写や程度はマイルドなので私のような得意でない人間もすんなり読めました。

特にお気に入りの作品は…
『ラブゼネレーション』『君はメイドで僕は僕』

■以下収録作品の寸評
『ラブゼネレーション』
麻弓ちゃんと海野くんのラブラブカップルぶりにあてられた猪田さんの痴態が楽しい。
麻弓ちゃんが可愛い系お下げ少女、猪田さんが綺麗系乳大き目でひょうきんな性格。
序盤のかまかけ女子トークが楽しい。

『性欲解消同盟』
金子くん…ばれたらまずい局面でなぜリコーダーを吹いているんだい?
でも金子くんの下のリコーダーを西さんに吹かれる場面でリコーダーを咥えているだけで鳴らさないなんて漫画表現的に勿体ないから鳴らして正解か。
最後に仲良く二人で外を眺めながら第三者の話してる場面好き。

『君はメイドで僕は僕』
ユイちゃんがショート髪強気メイド、美麗作画で可愛い。
「本人曰く、なかなかデレない、ツンツンツン(×3)…デレ」
オチまで考えると可哀想な気がしなくもない。最後の笑顔は確かにデレ。

『君を売る』
末永くお幸せに。

■おわりに
題材にAV撮影や風俗店勤務、催眠モノなんかもあり、性風俗作品の流行りをよく取り入れた多彩な作品群。
そうはならんやろなお話と、どこか人間くさい美男美女ばかりでない普通の人の性愛や恋慕を描いた秀作。
エロ漫画の蔵書拡張を検討されているなら、本書も候補に加えてはいかがでしょうか?

一巻をレビューした後で気に入って二,三巻を少しずつ読んでいたのですが、
(二巻のレビューを書いていないのに三巻目にレビューを書くのは気後れするのですが)
全三巻、三巻目に綺麗にタイトル回収、読後感良好なのでご報告いたします。
(一巻読んだ評価がまずまずの人は完走しよう!)

兄妹ものラブコメ、ウザ可愛系妹のお話をお探しならオススメできます。
藤原あおい先生の頑張りで作画水準高めなので、いばらちゃんや瑠璃や百合やくくりが最後まで可愛いです。

まさかウザキャラと思われた瑠璃兄がオチ要因としての配役とは……藤原先生やるなぁ。
(やっぱり三巻で完結は早い…もっと読みたかった)

幼馴染のくくりとお兄ちゃんの関係が少しも進展しなくて笑った。三巻かけてこれか。

いばら兄は学生から社会人・大人に向けて一人暮らしを開始。
基本的に精神年齢高めで印象良。

いばら父は存命らしいが出番ゼロ。お母さんも一巻以降はモブです。

一巻登場の瑠璃ちゃんが陽気でニコニコしていて爆乳で素直で可愛い。二巻の水着Tシャツは必見。

百合ちゃん(黒髪日焼け水泳部)もわんぱくで賑やかし要因。作品が続けば活躍できたはず(百合のいばらん呼び好き)。

いろいろ惜しい気持ちもありつつ、全三巻のかなりの部分をいばらとお兄ちゃんに使うことで兄妹もの作品として濃密な時間が過ごせました。
いばらちゃんは本当にお兄ちゃんが大好きなんだな。三巻表紙が他巻より笑顔な点に注目(笑)。

藤原あおい先生の次回作に期待いたします。

あまり続巻のレビューは書かないのですが、私は四巻まで購入済みで五巻待ちの状態なので自信を持ってお薦めできる、という訳で本巻のレビューを書きます。

一巻で鉱山を抜け出し冒険者パーティー『銀の天秤』に拾われ行動を共にすることとなったレイジ少年。

■本巻の見所■
ユーヴェルマインズでのドラゴンとの死闘。
ライキラさんの因縁の相手クリスタ(ミスリル級冒険者)との決着。

『永久の一番星』のオスカーさんが地味にナイスフォローしてくれるので顔をよく覚えておこう(モブ顔ですが)。

サブマスの禿頭のヨーゼフオジサンも戦えるし、判断発言も適切で名脇役です。

レイジは10歳の子供なので助言や索敵・囮役として活躍します(戦闘もしますが)。

姉キャララルクの介入とメッセージ。

ダンテスさんの石化解除薬の完成!
『銀の天秤』パーティーとの別れ。

獣人のゼリィさんとの出会い。
(微ネタバレですが四巻レイジ14歳時点でもゼリィさんは傍に居てくれるので一番付き合いが長くなります。一番はラルクとの鉱山奴隷生活かもしれないので二番かもしれない)

本巻も見所たっぷりで、本巻本作もオススメであります。

長月みそか先生のドラゴンが迫力満点。デカくて怖い。
登場キャラクター全員高作画で素晴らしい。ノンさんミミノは可愛い。

本巻の成功も三上先生の素敵なお話があってこそ。大満足でした。
(先生方、角川さん、…五巻できるだけ早く欲しいです(笑。 )

保険体育の教本ではここまで詳細な解説や性行為時のチップス(コツ)についての情報はないので、作者様の努力が垣間見えます(合掌)。

DLsite・同人誌って凄い。本当に何でもある(笑)。

屋敷のメイドさんたちが坊ちゃまに性教育を施す…という体裁で、自ら一肌脱ぎ制作したオリジナル教材で性教育を講義実演します。
(メイドさんたちの微悲しい性遍歴や全員非処女とか、コメディとしてもよく出来ている)

なかなか雌の人の詳細な構造って、男性陣は知る機会がなかったり、AVやエロゲームでは知っている前提でお話しが進むので、前提知識として本書の内容は知っておいて欲しい。役立つ実用書です。オススメです。

サークル様の今後の活躍を祈念いたします。
(凄い個性派サークル。出会えたことに感謝!)

タイトル『スキノシルシ』
英語の副題で『Pledge of Love』……愛の契り(誓約)ですか?
あら～小粋ですね。

逆レイプという程ではないが、女性側から迫ってくるシチュエーションが多め(奥手男に耐え切れず)。

一部義理姉作品も収録されているが、基本的にヒロインたちは10代半ばから二十歳そこそこといった思春期真っ盛りの少女たち。彼女たちの悶々とした葛藤、溢れ出た思いが作品の原動力。

個別では由那ちゃんとお風呂プレイ(最近お風呂ものに惹かれる)。
『間違い通信』の蘭ちゃん(金髪?粗暴、コメディ顔、純情)も珍しいタイプで良かった。
『忘れ事注意報!』の三咲ちゃんも豊満・強気攻めで良かった。
結莉ちゃんも健気で一生懸命で良かった。
『イトコと雫』のマキちゃんも豊満、ノーブラTシャツが良かった。
彩香さんのキレ攻め、絢後輩と体育館プレイ……と、見所多数。

羽原ヒロ先生の女体の表現、肉感表現がいいですね。
女体を下から見上げたり、上から見下ろしたり、構図の挑戦も努力を感じました。

注意点としては、表紙の髪留め女学生のお話はありません(笑)。
あれは多分作品イメージの紹介みたいなものです。
教室で机に下着を並べるシチュエーションもないので、そこが性癖の人は注意。代わりに体育館セックスがあるから……(結構レア)。

絵柄も綺麗で、清々しい作品、青春、オススメです。