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アイロンウェアーさん久々の正統派あまあま系作品となる今作。
あらすじについては「作品内容」の紹介文で簡潔に示されているので割愛しますが、その中でも

「仲直りの後のイチャラブはトロけるほどに甘い……!?」

全編を聴いた後でこの一文を見返すと思わず深く頷いてしまう、そんな心温まる良作です。
エッチなシーン無しの最初の2トラック(時間にして30数分)が、壮大な前戯だったとすら思えてきます。
物語は主人公の幼少期から始まり、作中でおそらく10年ほどの時間経過があるのでしょうが、その間の声優さんによる演じ分けにも注目です。

まだあどけなさの残る少女期
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成長し、主人公を想う気持ちを押し隠したクールな姿
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仲直りできた嬉しさを表しつつもまだ照れが残る様子
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お坊っちゃま完全甘やかしモードのカズハママ(最終形態)

という風にキャラクターの演技が推移していきます。
CVの逢坂成美さんは他の作品でもお声を聴く機会がありましたが、とても淑やかで包容力を感じさせる良いお姉ちゃんボイスの持ち主だと思います。

数多くの名作を世に送り出してきたアイロンウェアーさんの新たなマスターピースとなるであろう事間違いなしのこの一本。
2017年上半期を締めくくる、年上メイドさんに甘やかされたい紳士諸兄必聴の677.23MBです。

同人音声好きなら言わずと知れた紅月ことねさんのCVと、フェラ・騎乗位エッチ・授乳手コキ・耳舐め添い寝という
甘やかされエッチのフルコースとも言える内容の充実ぶり。これでお値段3桁なのだからそれだけでも買って損はないのではないでしょうか。

特にお気に入りは最後の耳舐め添い寝のトラック。
搾精を生業とするところの淫魔が、本来の習性に反した健全な(?)添い寝プレイをしてくれるというこのシチュ。
エッチをしない事がむしろ逆説的に淫魔・リリィさんの愛情深さを際立たせています。

さんざん抜かれた後のけだるい賢者タイムにこのトラックを聞けばそれはまー安らかに眠れることでしょう。
おすすめです。

2年ぶり、2作続けてのまさかのロリババアものですが、そこはやはりこの分野の草分けともいえるアイロンウェアーさん、少々の題材被りもものともしない筆力を見せつけてくれました。
CVの大山チロルさんはかなりロリ度が高めに演じてらっしゃるのですが、声色とは裏腹に台詞から滲み出る円熟した女性の魅力、愛らしさと母性の絶妙な調和を見出すことができます。
これまで主に2時間超の作品をリリースしてきたアイロンウェアーさんからするとやや分量は少なめですが、その分お求めやすい価格設定にもなっているので、
まだアイロン作品に触れた事がないという方の入門編としてもオススメできます。

ド○クエ風?の世界観で、勇者・剣士・魔術師のパーティが触手モンスターに犯されて洗脳されてしまう話です。
サンプルの一枚目に当たる絵が前置きとしてありますが、次のページからはすぐにエロシーンになり、ストーリー要素はほとんどありません。
エロシーンの最中、やけに触手の生態に詳しい魔術師と冷静なツッコミ役の剣士の掛け合いは、それぞれのキャラが立っていて面白いと思いました。
基本CG7枚、差分71枚とありますが、細かい部分まで加筆されているので、基本CGの少なさはそれほど感じませんでした。
不満点という程ではありませんが、作中の効果音が手書きではなく台詞と同じフォントで打ち込まれていたのが気になりました。