九葉的赏析一览

「まさかここまで・・」と思ってしまうほどマニアックかつ変態的な状況にまで導かれる作品です。この類の催眠音声を聞くにはプライベートな空間を確保することが前提となりますが、それをクリアしてもこの作品の場合は聞く勇気がさらに要求されます。あまり細かいことまでは書けませんが、下手をすると後始末が少し大変なことになりそうで・・

催眠音声に慣れている方ならばはまれるのかもしれませんが、私には最後まで聞き通す勇気がありませんでした。ただ、途中までかなり興奮させられたので、催眠音声というものにもっと慣れてから改めて聞いてみたいと思います。

人間に捕まってしまった異星人二人が自分たちの能力を使い見張りの男(聞き手)を誘惑して・・というシチュエーションの作品です。

落ち着いたお姉さんタイプのマムと元気な妹タイプのアムは男を自分たちの家族と認識させようとしており、二人の声でかなり甘い雰囲気に誘導されます。また、男が見張りの任務を全うできなかったことをタネに二人が精神的にやや揺さぶりをかけてくるシーンがあるのですが、その場面の声などにはけっこうぞくぞくとしました。

難点をいうならば、二人の声がかぶさってあわただしさを感じさせるかもしれません。多分に好みの問題になりますが、個人的により気に入ったマムの声にぞくぞくしかけた所にアムの声がかぶさってきていまいちテンションが上がりきらないということが何度かありました。二人の声を個別に抜き出した音声ファイルも収録されているので、本編を聞いた後でそちらの方も聞くという楽しみ方もできるかもしれません。