Liste des critiques de るるるる

作品はとても良い出来です。ダウナーで自然体なギャルとマッタリエッチ出来て、大満足です。向こうから誘ってくれるのであと腐れなく気楽にプレイに集中できます。こういうのでいいんだよ。

ただ、ファイル名が文字化けしてて訳わからないので減点です。いつでも頭から聞くわけではないので参照性がないのは困ります。
今後のアプデに期待します。

本作ヒロインは導入では「過去の調教による不安要素こそあるがそれでも人類最強で強い」→「やっぱり快楽には勝てなかったよ」を繰り返し、今や本当に強いのかファンの間でも疑問視される咲耶さんです。

その咲耶さんの調教が今ほど決定的でなく、まだまだ「最強」の威厳があったころの調教秘話を題材にしており、シリーズをより深く味わうためには必須といってよい出来になっています。

本作では肉体的な改造に主眼が置かれており、精神的な屈服は次作にゆだねられています。ここで本シリーズのスターといえる魔界調教師が繰り出したウルトラCこと「乳嬲虫」、極めて決定的な役割をしています。

これによる乳房責めと霊力射乳体質により次作の責めが一気に進んでいます。逆にこれさえなければ耐えきったとすら読み取れます。対象に最適化された媚薬成分と刺激で効率よく快楽を与え、さらにほかの責めに対する抵抗力を削る永続的な改造を施す美しいデザイン。陥落前の強固なプロテクトをすり抜けて肉体改造を通した彼に拍手。
ここから一気に快楽に溺れ、さらに霊力防御を自分から手放す悪癖負け癖が
ついてしまうわけですね。

とはいえ咲耶さんは奮闘したといっていいでしょう。いままでのクソザコの印象から味方の不手際で見捨てられ事実上引退させられた戦災者という印象が強くなりました。
遭難者を数か月放置する退魔組織は一方的な落ち度があります。連絡の手段もない閉鎖空間に味方なしで精神的に追い詰められ、さらに快楽という逃避先を与えられると「どうやって堕ちるか」になってしまうんですよね。ストックホルム症候群など似たような事例もあります。いくら体が丈夫で霊力が強くても精神力を司るのは常識的な判断をする人間の脳なので、多少精神力が強くても相対的な弱点ですよね。
抑々実力に劣る若手を庇ったのが契機であり、不倶戴天な相手との戦闘には人質ごとぶち抜くぐらいが正しい対応だと改めて痛感します。

本作では、毎度強い強いと煽られる割には不自然なミスであっけなく快楽堕ちする本シリーズヒロインの背景をうまく描写しており、シリーズへの理解度を深めるのに必須となっています。

今まではご都合と感じていましたが、今作では「潜在的に刷り込まれた過去の敗北パターンをなぞって自分から快楽に溺れてしまう。快楽を求めてスーツの防御が選択的に弱まり、盛り上がると妖魔のの責めを恋人との濃厚セックスのように受け入れてしまう。一見退魔師らしい言動もそのあとの甘い絶頂を盛り立てためのセルフ焦らしみたいになっている」という回答が与えられています。そのまま快楽に溺れれば負けるし、霊力と体力に任せて押し切ってしまえば勝ってしまうし、といった具合です。平常時はいかにもストイックな退魔師らしいのが組織側としては悪質で、実はもはや妖魔の餌として完成済みいう事実はなかなか判明しないでしょうね。フリーとはいえ報連相をしろ。

ただ、ここまでに至る経緯は非常に納得できるし、あえて言えば同情できます。多分このまま肉奴隷として生きる方が幸せなんだろうなとすら思います。高い素質を持つ人材の管理、保護、支援を徹底するのは組織の責務よ。
怠った人類には緩やかに滅びていただくしかあるまい。

個人的に大変良かったのが、やや空気気味な設定になっていた満月淫呪に焦点を当てていたことです。このシチュが咲夜の決定的な堕落を読者に印象付けるシチュになっています。自分から積極的に求め、独白もひらがなだけで、複雑な自己正当化がはがれて快楽に思考が飛んでいる様が読み取れます。これが満月の度に繰り返されるわけですから、妖魔からすれば毎月せっせと振り込んでくれる人型ATMみたいなもんですよ。もはや妖魔と結婚したとすらいえる。こうなると引退時は妖魔の子を孕んでそうだなあ。魔界調教師とのいちゃラブ妊娠セックスシチュとか屈辱的じゃないですか?

今作は前作に比べて無理やり感が下がっており、ほぼ一目ぼれのような流れで進みます。また洗脳精子の効きが強く、意思に反して、みたいなシチュはありません。物足りないような気もしたのですが、事前に甘々という話も聞いていたので不満はありません。

二回目は本番がよかったなあ パイズリはオマケでよかったと思います。少子化対策なのでしつこく中に出していきたい。

しかし何が違うんでしょうか。体質と雑に流されましたがシリーズ後半に向けて謎解きがあるのかなと期待が高まります。

他のレビューにもありますが、本作単体では「そんなに好きでもない男と付き合っていたところでクズ男に弱みを握られてズルズルはまる」だけの作品です。本編を聞くと「ああこれNTRだったんだ」と認識できる感じです。

一般にNTRはストレスを感じるものですが。この作品は本編で男としての肯定感をバチバチに高めてくれたので、安物の酒に溺れる古い知り合いを見ているような心境にしかならないです。BSS(僕が先に好きだったのに)ならぬBKD(僕の方が気持ちよくできるけど)って感じ。

個人的に縁切ってよかったなあと思ったのが、本編主人公にいつも渡されてた黒くて厚いゴムの真実ですね。穴空いてたのか……彼氏に釘さすために
他の女孕ませようとしてたんだとなってぞっとします。最低だよ。

正直レイナがいい女過ぎて、本編の素晴らしさが引き立ついい外電でした。

皆さん、少子化対策と聞くと何を思い浮かべますでしょうか。

現在の政府方針でjは「○童」に対し支援を行うことで、2人目、3人目の養育を促進するのが主となっています。ただしここで考えてもらいたいのが、原則として既婚率が一定水準に達しない場合、どれだけ養育補助をしても少子化対策の効果は薄いのではないか、という観点です。

具体的には出生率2を超える必要があり、これは「婚姻可能な男女がすべて婚姻し」「一家庭当たり2人以上出産する」ということです。
つまり近現代に急速に発展した「性のタブー化」「責任のある避妊」「容姿での選り好み」、「女性の自立、社会進出」すべて問題ではないかという観点です。
この観点はあまりにもゲキヤバすぎて表立って議論されていませんでしたが、サイコパスに少子化問題を解決するとエロゲーもびっくりな結論が容易に出てくるんですね。怖すぎる。

ただですね、どうも江戸時代とかの文献を見るにこの結論も一種の回帰運動なのかもしれないんですよ。日本人は無責任乱交ぐらいでちょうどいいんじゃないだろうか。

最近は政治家もやんわりとこの観点に触れてきていて。BLとかに逃避する前にソコソコの稼ぎのブサイクな若い男と早く結婚した方がいいぞ女性諸君。女は子を産む機械、あれマジで本音だからな。

そのあたりを踏まえて聞くと「メディアを通じて性行為への抵抗感を下げ、相手もえり好みさせないようにする」というのはかなり「温厚な」やり方と理解できます。一方で現代社会の枠組みでは許されざる悪でもあり、ここに避けられない宿命のマッチアップが完成しました。

あとは誘導されるままに遺伝子ぶち込んで尊厳へし折るだけです。
インモラルな話ですわ……。

今回の攻略対象はポテンシャルの高さを傘に他人の感情を無視して好き勝手なことをいうキャラでしたので、まあちょうどいいぐらいの落としどころでしょう。
今からリーダー核の結末が怖すぎる。

この二人を知っているなら買いですよこれは。
なんでおじさんをグラビア撮影しているのか、なんでおじさんのグラビアがグラビアとして成立しているのか意味わからなくて脳がバグ起こしますね。
というかユニクリエイト社長、まぐろなちゃんデビュー初期からやたらDLSITE押してたし、おじさん好きすぎるんじゃないか疑惑高いんだよな。ホモかもしれん。

妹とのコンプレックスのせいでなかなか夢を見せてくれなかった牡丹さんがついに夢神楽に昇格。もともと面倒くさがりでモチベが低いだけで技術や魅力はある人なので、大変濃厚なプレイをしてくれます。
牡丹さんはやさぐれてたところを主人公にほだされて立ち直ったので、ほとんど恋人同然の接し方をしてくれます。大変甘いです。でもたばこはやめられないのがまたかわいらしいですよね。

作者さんは自称「純愛ダメ」らしいのですが、本作はメイドさんの重い愛がよく伝わってきます。
主人公の気持ちが愛なのか欲望なのか試すために、ひたすら快楽攻めと淫夢攻撃をくりかえすのですが、その時のメイドさんの笑顔が非常に素敵でした。
メイドさん側は抱かれたい、主人公は心で繋がりたい、微妙にすれ違った気持ちがちゃんとつながるのか続編が楽しみです。

正直はこべらさんはエッチないたずら目当てで買ってますけど、今回は控えめです。その分ゆったりした時間の演出に力を割いていて、これも乙なものです。
はこべらさんの声は脳に染み込む低めの声なので、何かを忘れてゆったりするのにはうってつけです。あんまり元気がないときにはちょうどいいかと思います。
あとは環境音がきれいなのでそれも見どころですね。