Lista de avaliações de 一陣の光

一足早く、新年号な”comic快楽天ビースト”。印象に残った掲載作品は、キャピキャピしてる母親とクールなその娘の親子にセックスで翻弄される男性主人公…”kakao”先生、バイト先で一緒に働く様になって半年なのに年下の女子との会話に困る男性主人公…”ねこまたなおみ”先生、兄嫁の巨乳遺伝子を受け継いでる兄の娘にスクール水着で奉仕される男性主人公…”えのき”先生などなど、じっくりと堪能したい一冊。

くすぐりからのカラミという個性的な展開が
鮮烈な”森ぐる太”先生、”comic快楽天”へ掲
載、”weekly快楽天”で配信された、二話構成
の一作品と短篇六作品が収められた、自身初
の単行本。
印象に残った収録作品は、片思いしていた女
子に彼氏がいて、失恋した男性主人公”高浦”。
ショックでコンビニのバイトを欠勤、代わり
にシフトへ入っていた”金澤凪”が仕事上がり
でお見舞いと称し、”高浦”の部屋に来て…な、
短篇「ね、センパイっ!」。
読んでいて感じたのは、意外とスムーズに移
行する、くすぐりからのカラミ展開。ある意
味、昂った感情からのカラミともいえるので
違和感を感じなかったのが、発見でした。バ
インバインな巨乳に目線がクギ付け、な一冊。

”玉姫なお”先生のお人柄を感じる、最後まで
穏やかな読み心地が楽しめた、表題作・29話
から35話、番外編を収録した、五巻目・完結
巻。
印象に残った収録作品は、”まこと”の卒業と
彼女の母親へ、ご挨拶に行く”山田”を描いた
「35話」。
読んでいて感じたのは、”まこと”の事を大切
にしていた”山田”の姿。そんな”山田”にドン
ドン惹かれ、惚れこんでゆく”まこと”の気持
ちが、よく理解できる構成になっていたのが
印象深かった作品でした。
大団円と呼ぶにふさわしいまとまりの完結巻。

”ユズハ”先生が繰り出す、湿り気のないエロ
描写が堪能できる、主宰している同人サーク
ルからの短篇作品や”comic快楽天”へ掲載さ
れた、二話構成の一作品と短篇六作品を収録
した、ワニマガジン社からは初の、自身通算
三冊目の商業単行本。
印象に残った収録作品は、駅で拾った、サポ
希望のヒロイン”いつき”。おもちかえりした
男性主人公の『汚部屋』をみて、オカンが発
動した”いつき”に、艶っぽい雰囲気へ持ち込
めず……な、短篇「いつきちゃん」。少しづ
つ、いい感じになる”いつき”と男性主人公が
うらやましい、お話でした。
読んでいて感じたのは、湿り気のない、カラ
っとしたエロ描写。前述した「いつき～」で
も、重苦しい展開とはせず、二人の関係性に
希望の持てる結末としてあり、読後感が極め
て良いのが印象的でした。
サクサクとカラむヌキ要素と、作品としての
物語性との、バランスが好印象な一冊。良作。

既刊な1stの、セリフワークや構成の巧みさへ
着実な向上をみせる画力が加わり、更に濃密
な世界観と読後感を読み手に残す”楝蛙”先生、
”comic快楽天”と”X-EROS”に掲載された短篇
九作品を収録した、自身二冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、以前、付き合って
いて、田舎からの上京を期に別れた男性主人
公を追ってきたヒロイン”ほのか”。酔いに任
せて抱いたら、カラダの相性の良さを再認識
して…な、短篇「上京娘ほのかさん」。肉付
きの良いカラダの”ほのか”へ、前から試みた
かった緊縛を施す男性主人公が妙にマニアな、
お話でした。
読んでいて感じたのは、着実に向上している
画力。既刊の初単行本での、セリフワークや
構成の巧みさに画力が加わり、”楝蛙”先生の
世界観がより、濃密に提示されていて、濃厚
な読後感が味わえました。
改めて、ワニマガジン社系作家の層の厚さを
ヒシヒシと感じる、”楝蛙”先生の短編作品集。

登場する女性キャラやヒロインのサバサバした
性格が記憶に残る”れぐでく”先生、”comic快楽
天BEAST”へ2017年から2020年に掲載された
二話構成・一作品と、短篇・八作品を収録した
自身通算三冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、仕事帰りの男性主人
公”佐上”が自室に着くと、隣室の男性が、その
彼女”朱音”と玄関先でモメていて……な、短篇
「おしつけギャル」。あけすけでサバサバした
性格の”朱音”をお持ち帰り、棚ボタな”佐上”が
羨ましい、お話でした。
読んでいて感じたのは、登場する女性キャラや
ヒロインの、ある意味、男前でサバサバした性
格。前述した「おしつけ～」や、結婚式で再会、
二次会には参加せず、ラブホにしけこむ二人を
描いた短篇「祝福の夜に」のヒロイン”蒔村”の
処女とは思えぬ行動力もまた、男前でした。
掲載・執筆時期が比較的広く”れぐでく”先生の
変遷を感じさせる、自身三冊目の単行本。良作。

気が早いかもですが、新年あけましておめでとうございます。てなかんじでcomic快楽天2021年01月号。印象に残った掲載作品は、成績優秀で要領の良い素行不良なギャルヒロインと成績不良で素行良好な男子主人公との気持ちが通じ合うセックス…”藤丸”先生、自らのカラダと冷静な人生設計で生き抜くヒロインとわんこの様に懐いてくる幼馴染で巨根の男子主人公とのじゃれ合いセックス…”雛原えみ”先生、クラス委員のヒロインと男子主人公がその流れで彼氏彼女となり処女なヒロインにオトコを教える…”ももこ”先生などなど、新年に相応しい一冊。

繊細な描線で緻密に描かれたキャラクターの
表情の変化がストーリーを牽引する”スミヤ”
先生、”comic快楽天”へ掲載された三話構成
の一作品と短篇七作品を収録した自身・通算
四冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、同級生から無表情
という印象を持たれている男子主人公”竹内”
とヒロイン”水無瀬智澄”。お付き合いを始め
たふたりの秘めた想いが、その表情に……な、
短篇「無表情レゾナンス」。以心伝心という
か、言葉を交わさなくても理解し合える関係
が素敵な、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、既刊において
緻密かつ繊細な絵柄が更に進化、男・女キャ
ラクターの心の内を表情で魅せる、技巧派な
素養を各作品に盛り込んでいる点。前述した
短篇「無表情～」や本巻の表題作となる短篇
「オートマチック・ガール」で、その技量が
遺憾なく発揮されていました。
確実な進化を感じる、自身・四冊目の単行本。

静寂を感じさせる作品内の空気感と、情熱的な
カラミとの対比が記憶に残る”ビフィダス”先生、
三話構成の表題作一作品と、二話構成の一作品、
短篇三作品を収録した、エンジェル出版からは
三冊目の、自身通算四冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、勤め先の嫌な記憶か
ら逃げ出した男性主人公が寂れた街の母・娘に
身も心もお世話になる……、三話構成の表題作
「交わりの宿」。父親以外の男性には懐かない
”アキ”の処女を開封したり、彼女の母親で豊満
なカラダの”シズク”に溺れる男性主人公を静か
なタッチで描き込んだ、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、静寂を感じさせ
る作品内の空気感と、ひとたびカラミが始まる
と打って変わって情熱的になる、その対比。前
述した「交わり～」や二話構成「陽菜ちゃん」
シリーズでの、セックスに興味津々な処女の子
を開封してゆく展開は、”ビフィダス”先生なら
ではな流れで、堪能できました。
短篇が中心的な印象だった”ビフィダス”先生の
『本気』を感じる中篇が、贅沢に二作品も収録
されている、自身・通算四冊目の単行本。良作。

少しづつ冬の気配を感じさせるこの季節…”comic快楽天ビースト”2020年12月号。印象に残った掲載作品は、上下・芋ジャージに眼鏡の垢抜けない女教師なヒロインが実体験も余りないのに保健体育の授業…”もず”先生、部活帰りに立ち寄る調理実習室でのお目当てはヒロインがつくる手料理…”五月猫”先生、ヒロインに対戦ゲームで勝てない男子主人公…”ガー”先生、旦那のセックスがマンネリでもの足りない若妻ヒロインが…”白鷺六羽”先生などなど、堪能できる一冊。