Liste des critiques de アオ

積極的なお姉さんたちにいろいろされちゃう話が満載です。
　積極的といっても、途中で攻守が逆転したり、生徒による教師脅迫もの(非常にライトですが)があったりと、年上お姉さんにかわいがられたい!でもときどきは攻めたい!という欲張りなかたにはぴったりの一冊です。
　個人的には、電車で見かける憧れの先輩が実はすげー痴女で…という『夢性体験』、保健の先生が生徒を手ほどきするうちに情がうつって…という『保健性育指導』の二作がお気に入り。

なんともやらしいサービスを安価かつフランクに施してくれちゃう銭湯のおはなし。
　34歳のおかみさんがお相手してくれるメインのコミックに加え、積極的な日米ハーフの女の子、そして女湯で働き始めた男の子の短いイラスト連作がセットとなっています。

　当然こんな銭湯ありえねーわけですが、料金体系とか従業員のプロフィールとかが妙なリアリティを持っています。こういう、暴走した妄想だけが持っている説得力、このサークルさんの持ち味かもしれません。おねショタにせよなんにせよ、現実にはほとんどありえないのですが、エロのクオリティが高く、なぜか納得させられてしまう感じ。ていうか、読む側が「現実であってほしい…!」と心底願っているからかもしれませんが(笑)。

　ま、そんな銭湯の話は措いておいても、女性たちの肉感的な身体の説得力はばつぐんです。イラストも文章もハイクオリティで、買って損なしの一作でした。

女性視点での、未亡人もの。
　前作で初めての関係を結んだ二人の、毎週の密会がねっとり描かれます。
　前作では、未亡人と、死んだ息子の友達という立場から、恋人同士となることに躊躇していた二人でしたが、本作ではもうひたすらえっちしまくりです。
　とはいえ女性視点ということもあってか、ほんのすこしだけ女性側に冷静なところがあるのもいいアクセントになっています。身も心も年下くんの虜になりつつ、時々年上としてリードする姿勢が出ていて、そのあたりにちゃんと年の差もの特有の魅力が出ています。
　久々に刺激的な下着を身につけて興奮したり、愛撫されて恥ずかしがったりと、未亡人ならではの萌えポイントもたくさんあり。このままシリーズをどんどん続けてほしい、と思える一作でした。

母性を増す薬で、育◯さんとイチャイチャするお話。薬を使うといっても、暗い話にはなりません。薬を作ったのはTVでもおなじみのあのばあさんだし、ほのぼの笑って読めちゃいます。
　最初は性的なニュアンス少なめの、母性がダダ漏れな育◯さんですが、いつの間にかえっちになだれ込んでいるユルさもいいです。

　育◯さんとのからみにも満足ですが、さらに特筆したいのは、おまけ的に収録されているのはれい○さんに襲われてしまう話。優しい育◯さんに対して、上から目線なれい○さんと、二種類のおねショタが楽しめます。一粒で二度おいしい、嬉しい作品でした。

テスト中に居眠りしていた自分のパンチラに欲情してしまう生徒を更生させるべく、一線を超えてしまう才木先生。最初は教育目的だったはずが、もちろんそれだけじゃすまないわけで。
　生徒の赤点を防ごうとがんばる前半、そして自分の欲望でふにゃふにゃになっちゃう後半のギャップがいいです。一粒で二度おいしいとはまさにこのこと。
　生徒も先生もマジメというか、ちょっとほのぼのしているのもいいですね。淫乱になりすぎない、まじめな女教師が好きなかたにおすすめです。

女性視点から、未亡人と少年との初体験が語られます。
未亡人の悦子さんは、関係を拒むようで、でもリードするときもあり。冷静でありながら、ずるずるとのめり込んでいってしまう堕落した気配もわずかに漂わせているのがそそります。冷めた彼女の視点からの語りと、乱れている姿とのギャップもいいですね。
全編フルカラーで、価格のわりにボリューム感もある作品でした。

サークル・メドゥーサさんのおねえさんものが大好きなので、今作も即買いしました。

　舞台となるのはあくまで健康のための「メンズエステ」をしてくれるマジメなお店。しかしなぜか、施術はエロい方向へ。
　乳首にはじまる各所のマッサージ、セラピストとくんずほぐれつでの洗体、さらにはアナルマッサージ...と、「んなわけあるかい!」と突っ込まずにはいられない「施術」の数々が繰り広げられますが、最後の最後まで性的なことはしてませんよ!というていなのが楽しいし、それゆえのエロさがありますね。
　絵柄もやっていることもとってもエロいのですが、どこかに制限を設け、やりたい放題にはしない格式あるエロが楽しめます。メドゥーサさんのが作風ばっちり発揮された個性的な作品と思います。

　途中でレオタード風の服への着替えもありますが、ミニスカ&ストッキングのおねえさんの制服もたいへんけしからんエロさです。
　むっちりしたおねえさんが好きならば、一度は試して損はないサークルさんではないでしょうか。

本作の続編『巨乳JK W援交 逆3Pふぁっく』がとても良かったので、さかのぼって一作目を購入しました。

　ヒロイン・みくちゃんが、好奇心から援交に手を出しおっさんと一晩を過ごすことに..。徐々にえろくなっていくみくちゃんがまったくもってかわいいです。このおっさん、マジうらやましすぎるぜ!
　とはいえこの子、初エッチで中出し、その後もおっさんの欲望のまま無理に何度も..となかなかひどい目にあってるのですが、どこか素朴でのんびりした絵柄や展開、そして天然かつ超エロい彼女の雰囲気のおかげで、暗さは一切ありません。最後の最後で、立場が逆転して女の子主導になるのも最高です。
　断面描写もいいですけど、最後まで制服を脱がないところや、キスをしながらのエッチで一番感じちゃうといったところなどの、ライトな背徳感が要所要所で演出されているところにこそ、本シリーズのJKものとしての高品質っぷりがあらわれていると思います。ボリュームもたっぷりですし、これで630円は嬉しい。どんどんシリーズが続いていってほしいです。

　JKと仲良くなりたいなーと憧れている紳士のみなさま、心底おすすめですよ。

女勇者ものは色々ありますが、この絵柄は希少かなと思って購入しました。だいぶ昔の美少女マンガ調ということになるのでしょうか。身体はむっちり、顔はちょっと若いかんじ。ドラ●エの公式とはまた違った雰囲気です。

　そんなちょいと若げの女勇者さんですが、エッチは彼女のリードで始まります。若めの雰囲気とのギャップがいいですね。
　あくまで窮地を救ってくれたお礼という感じで、セリフのやり取りは少なめですが、そのちょっとクールな感じが逆にいい。情報量の多さがエロさに比例するとは限らない、という好例です。

　簡単ではあるもののここに至るストーリーや他のキャラクターの行動も描かれており、物語の広がりを感じさせてくれます。
　陵辱編も準備中(今作のなかでも、一瞬だけその片鱗?が垣間見えます)とのことで、今後の展開にも期待したいですね。

　タイトルそのまま、男の子に「友人のママがオナニーのお手伝い」をしてあげた顛末が描かれます。

　少年・貴之くんは友人の母親鞠江さんに憧れるあまり、告白しようと彼女の家を訪れます。とはいえ恥ずかしさで素直になれず、彼女が席を外した合間にエプロンを使って行為に励む始末。
　しかし一方鞠江さんのほうも、日常の疲れからか欲求不満からか、貴之くんが迫ってくる妄想をしていて……。
　やがて徐々に、ニ者の想いがすりあわされていきます。お互いに「こんなことしちゃ駄目だ」とか「どうせ相手は自分のことなんか…」と考えているのが、ちょっとしたきっかけで大胆になったりして打ち解けていく過程が丹念にゆっくりと描かれ、読み応えがありました。
　二人の関係は攻守が常に入れ替わり、軽い攻めも軽い受けも楽しみたい向きにはひと粒で二度美味しい仕組み。
　絵柄のシンプルさもあってか、淫靡さや背徳感は軽めで、そこが逆に持ち味になっていると感じました。

　シリーズ二作目ですが、単独で問題ないようですので、私はこちらから購入しました。
　少しの甘酸っぱさ、いい意味での軽さが印象に残る年上ものの良作です。