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「公衆快楽施設 Macht Frei.」的鑒賞

    • 2018年04月03日
      評論家推薦!
      フラグ分岐などは皆無の一本道ノベル形式で、グロ・Rョナ描写はないが流血は少々、スkトロなしでその筋が苦手な人でも安心だろう。僅かだが獣姦あり。嗜好的にはイラMチオ中出し満載なハード性交のオンパレ、何より主人公の文学ゴスロリ娘を気に入るかどうか。フリル・布襞感などゴス衣装の描写は期待通りだった。プレイは終始「着衣」が保たれておりゴス衣装フェティッシュを活かしている。
      メンヘラ文学少女らしき主人公が「最終処分場」らしき場所へ自殺願望を求めやってくる場面から始まり、曜日になぞらえた7つのステージの洗礼により段階的にじわじわと人格崩壊・人権破棄を伴ったハードな性交プレイがなされ、人を棄て肉便器としての「モノ」へ変貌する過程が詳細に克明に濃厚に描写される。
      拷問責めSM系好きな自分としては前半曜日の展開のほうが好みで、後半日はたひたすらに輪姦され嬲られまくるハードな性交プレイに終始する。
      ひととおりエンドまで完了させると事後記録的な施設看守視点モードが閲覧でき、そこで本作の世界観、主人公の文学少女や公衆施設の実体が明かされるのだが、これが意外に社会派ディストピアとして良設定で、こんな作品のプレイ中に少子高齢化の弊害とシワ寄せなんてのを味わうのは予想外である。他のレビュアーの評論にもあるように、設定・世界観の描写を本編から切り離して別視点モードに落とし込んだのは正解だ。
      少女フェティッシュの記号としてのゴスロリに文学がかったメンヘラはなかなかのマリアージュである。

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