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前作「夏物語 愛海 ★真夏の汗だくえっちは感度200ぱーせーんと!★」からの直接の続編となります。なので、前作を聞いた方がより楽しめると思いますが、今作単体でも大きな問題はない作りにはなっています。
最近のVOICE LOVERさんと陽向葵ゅかさんのタッグでは、もはや当たり前(?)となった大ボリュームの作品で、3時間を越えるため、高い満足度が得られます。

個人的に幼馴染キャラがとても好きということもあって、ヒロインがとても魅力的に感じられました。
VOICE LOVERさんなので、いつも通り音像が近いのも嬉しいですが、それ以上に聞き手とヒロインの距離感が近いのが嬉しいところ。
前作もそうでしたが、会話シーンがとても緩いです。内容がほとんどない無駄話が基本ですし、口調もとても俗っぽいため、自然な感じで聞けるのがとても良いですね。
また、こうしたタイプのキャラクターと声のトーンは、陽向葵ゅかさんの中でも、比較的珍しいタイプだと思うのですが、とても上手くハマっていたと思います。

トラック4では隠していた音声作品がヒロインに見つかってしまうのですが、その程度では信頼関係は揺るがないらしく、嫌われたりすることもなく、逆に音声作品の真似をしてくれます。
ここでは音声作品の真似ということで、大人っぽいお姉さん風の声を出します。
他のトラックの時以上に陽向葵さんの中では珍しい声のトーンとなっていて、とても新鮮な気持ちで聞けました。
サークルさんもここには力を入れているようで、1つのトラックで1時間以上の尺があり、ここだけで1作品並みのボリュームがあります。

VOICE LOVERさんと陽向葵さんのこれまでの作品と同様に、圧倒的なボリュームと高いクオリティの作品で、とても満足できました。