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常識改変され、ぐずぐずに快楽漬けされる少女の話である。
ジャンル的には催眠、洗脳ということになるが、同時にクズ市民特化型の内容だ。

操られているとはいえ、変わっているのは「性行為に対する認識」だけである。そのため、行為に対してはノリノリで下品になるわけではない。
嫌悪もあるし、内心抵抗と疑いを持っている。だから生意気な娘が徐々に侵食されてゆく、という面白さがある。

また守られるはずの異世界人たちが暴走してゆく描写が丁寧である。最初は不憫に思い、罪悪感からためらう人が多い。そこから増長してゆき、最後には魔術がかかってない市民たちでさえ常識がなくなり、少女を犯し続ける皮肉がなんとも言えない業の深さが味わえる。