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エロは、竿役が様々なヒロインを次々凌辱してゆく作品なので、悪の組織の戦闘員による活動記録を読んでいく形式となる。同級生、目をつけていた店員、偶然居合わせた客など、それこそ見境なく食い散らかしてゆく。
竿役にとってはスナック感覚の楽しみだが、各ヒロインにとっては当然だが一生ものの悲劇となっており、その絶望感を描写している。青ざめた顔、緊張の余り見開かれた目など、表情はどれ一つとってもそそる仕上がりである。責めも快楽の印象はなく、ひたすらに犯される恐ろしさと、穢される嫌悪感が強く、嬌声というよりは悲鳴の台詞がそれを補完する。

また、竿役の「如何にしてヒロインたちを絶望させるか」というアイディアの数々には恐れ入る。特に、終盤に披露される「企画」は出色の出来であり、難度読んでも興奮する。