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今回は昼と夜のパートで分かれており、昼はラムネを飲みながら
耳かき(お好みであまがみも)してもらい、
夜は怪談話をしつつ、はこさんも加えて縁側でお酒を飲んだりします。

やはり道草屋の作品を語るのに欠かせないのは作りこまれた音で、
虫の声や口の中で弾ける炭酸、僅かに動いた時の衣擦れに怪談話に使う小道具の効果音と
今回も圧倒的な現実感を持って迫ってきます。
もう作品出す度に進歩していっているのではないかと。

昼はセンチな気持ちになりつつも落ち着いた雰囲気でリラックスするのに良い感じですが、
夜は毛色が変わってホラーで大人向けな雰囲気に。
怪談話の後にお酒の入ったはこさんとせりさんの大人二人組に挟まれて
徹底的に耳を責められてしまいますが、容赦無く耳を甘噛し、吐息を吹き込みながら
舌を耳の奥まで挿し込んでグリグリと……。
(残念ながらちょっとしたインシデントで一線はギリギリ越えません、なんてこった!)

今回も徹底的に細部まで音が作り込まれていてオススメです!
アイマスクがあると一層楽しめるでしょう。