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ガチャ強化が特徴だった前作までと違い、経験値を貯めてレベルを上げるオーソドックスなシステムのRPGですね。
3Dで描かれたペーパークラフトのような世界観はハイクオリティかつ可愛らしく、2D絵に関しても相変わらず綺麗で良いですね。

RPGとしてはレベルと装備を順当に整えて行けば無理なく進める難易度となっており、良いバランスだと思います。
途中まではキャラの入れ替わりが激しいので、抜けるキャラに装備を集中させてしまうと困ることはあるかも。大概は店売り品なのでちょっと稼げば済みますが。

今回はストーリーがシリアス目で、ヒロインを救って悪を討つという王道展開がしっかり描かれてて良かったですね。
シリアスな分ヒロインの凌辱展開もありますが、グロなどの人を選ぶ要素はなく、キャラのノリ自体は軽めで陰鬱とせずに済んだのは気楽で好きですね。
クリア後には前作までのキャラとの絡みが描かれていて、ファンサービスはばっちりです。

エロに関しては和姦から敗北凌辱まで色々で、7割はヒロインのシーン、他のキャラは1～3シーン程度です。
サブキャラがお気に入りの方には物足りないかもしれませんが、全体の分量は大いに満足しました。
個人的には過去作と比べて一番エロかったです。

問題視されている方が多いカメラワークですが、マップごとに初期視点がまちまちで、一部マップはかなり見づらくなっています。
新たに導入したエンジンの制約かと思うので仕方ないですが、毎回手動でカメラ調整をする面倒さはありますね。
逆にこの点以外には特に不満もなく、1000円以下のRPGとしては最高クラスの出来となっております。
少なくとも、買って後悔することは無いでしょう。