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「青の欲望」 へのレビュー

    • 2016年01月05日
      レビュアーオススメ!
      11本入りの短編集です(作品内容には「8タイトル」とあるが、4本分が同タイトルの短編連作なので事実上は同じ意味。7タイトル+1タイトル×4=11短編)。
      表紙やサンプルからも分かる通り同作者の描く人物画は頭身が高く、均整の取れたリアル調のボディラインで纏まっています。
      特に女体のそれはモデル然としたメリハリが利きつつも、女性特有の弾力が見事の表現されていて、純粋に絵としての美しさが見ていて心地良いです。

      単行本のタイトルにもなっている「青の欲望」シリーズを筆頭に近親でのHが多く、実母と息子・姉と弟・兄嫁と弟など主人公視点の少年が年上の美女に対して、いけないと思いながらも抑えきれない情欲をぶつけてしまう展開が端正な絵とも相まって臨場感たっぷりです。
      加えて、近親に該当しない他の収録作も、教師と生徒など禁断性の強いカップリングを取り揃え、全編通して高濃度の背徳感が画面から押し寄せてきます。
      つまり魔法やら触手やらのファンタジー要素を排し、身近な異性をターゲットに据えることで、ただでさえ写実的な女性像をより近く感じさせ、誰にでも容易に適応可能な妄想の下地を提供する良作です。

      6人が役に立ったと答えています

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