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「Lust Grimm」 へのレビュー

    • 2017年11月29日
      レビュアーオススメ!
      赤ずきん童話風のBFRPGです。ただ、童話の世界を深く掘り下げ、戯曲や皮肉に溢れたような世界観を表現しているわけではないのでそういった物に浸りたい方はご注意を。あくまで「ああ、赤ずきんってこういうやつだったよね」程度な知識で大丈夫です。

      内容ですが、いや、素晴らしいですね。これは。
      他作品と比較してしまうのはアレですが某:夢魔狂詩曲(伏字)に通ずる素晴らしさがありました(狂詩曲もとある作品のリスペクトですがw)
      初めこそ、ヘロヘロになりながらなんとか淫魔を退け世界を探索し、コツが掴めた辺りからこの世界について考えだし、淫魔の扱いにも慣れてきた辺りでノーマルエンド。拭い切れない違和感を解決するべく再探索、物語の核心がはっきりするが淫魔達も本気を出し始め、一瞬も油断できない戦闘をかいくぐり、欲求と欲求の熾烈な衝突を演じたのちにトゥールエンド……これのどこが面白くないといえるのでしょうかw

      Hイベントについては、胸と甘やかしに重点が置かれているとのことでそのプレイ多数(勿論、一部ですがその他のプレイもあり)なんというか変な声が思わず出てしまうぐらい色々な意味で辛かったです、はいw(サンタサキュバスとメイドサキュバス、ダンサーサキュバスはヤバすぎです)

      個人的に色々と考えさせられる展開が満載で、非常に勉強になりました。欲求とはなにか、究極の愛とはなにか、愛するとはそもそも何なのか。ハッピーエンドとは…バッドエンドとは…。嫉妬とは。

      このレビューを書いている時点でまだまだ追加要素のアップデート予定らしいので、もうしばらくLustGrimmの世界に浸れそうです。みなさんもこの機会にどうでしょうか?

      …欲の死神よ。あなたが書いた3つの空白の本は生きていますよ。彼らが認めなくとも、あるいは我らが認めていくかもしれません……物語とはそういうものでしょう。

      2人が役に立ったと答えています

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