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タイトルの通りですが、特筆すべきはHシーンにおけるテキストと密着感。
まずテキストについて。煽りがとても素晴らしい。たとえば「出るの?出るの?出るの?」とか、「気持ちいい?ね?気持ちいよね?気持ちいよね?ね?気持ちいいよね?」とか、疑問形の連呼による扇情性が極めて高い。
他の作品では、ただ単に「ま○こ」だの「ち○こ」だの単語を連呼するか、あるいはやたらハイテンションなプレイの実況に終始するかで、そのうちマンネリになって飽きてしまうのだが、この作品ではそうならない。疑問形の煽りをここぞとばかりに連呼することで、本質的には一方的であるが、しかし瞬間的に、擬似的なコミュニケーションを構築し、エロの臨場感を巧妙に高めている。疑問形連呼を多用したエロテキストは、ぜひ次回作にも残してもらいたい。この特徴は、このサークルのマスターピースになりうると思います。
次に、密着感について。ディープキスや抱きつきエッチが多く、むさぼられてる感がすごい。おねショタ物で多いシチュエーション。そこをきっちりと抑えている。これだよこれ、てな感じ。最高です。

CGやシナリオ、カットの流れ、システム周りは、そこまで良くはない。しかし上述の通り、それらの欠点を補って余りあるエロのクオリティ。同人は、こういう作品があるからやめられない。いずれにせよ、人によっては感動すらしてしまう神作品です。
普段レビューなど書かないのですが、あまりにも素晴らしかったもので、長文乱筆、失礼。