舉報鑒賞（資料輸入）

今回の「音」に関する実験の報告及び感想。
初めに断っておくと、恐らくネタバレが多くなってしまうと思うので、注意して読んでもらいたい。

作品の最初にある通り、アイマスクの着用及びそれに準ずる環境が有ると、この作品に入り込めると感じた。普段身の回りにある物を聴覚のみで感じると、変わった様子が見えてくる。

紙袋
被せられる瞬間・・・と言うよりは、被せられたあとの「ゴソゴソ」という音のほうが、心地いい感じがした。
(意見には個人差があります)
紙ヤスリ
ほぼ間違いなく、普段耳元で聞くことがない音ではないだろうか。指などの肌が擦れる音とも違い、擬音で言うと「ザザザザ」という音だろうか?一定の音ではなく、指で擦り合わせたような不定間隔(?)の音のため、落ち着く音というところ。
(マッチを擦る音)
私の思っていたより好きな音の一つ
かなり短い音の為、聞き逃し注意。(短いが、存在感のある音だったので、心配無用か?)
鋏
空切り(何も切らずに開け閉め)の音は聴き慣れた感じだったが、画用紙を切る音は新しい?実際に物を切るとだいぶイメージが変わる。
ピューラー
鋏に近い感じがするが、こちらは「点と点がぶつかる」感じの音。対して鋏は「面と面が擦れる」イメージか。
爪切り
私個人としては、少々苦手な音に思えた。「パチン」という音が耳元で鳴ると思わずビクッとしてしまう。それ自体はまぁ良いのだが、そのあとの爪ヤスリの音がどうも私は苦手で、奥歯の後ろがグゥッとなる(あくまで私のイメージ)

これ以降は実際に聞いてみて貰った方が良いだろう。
(全部書こうとすると、文字数が足りない)

総評
普段から聞いている音でも、落ち着いた環境で聞くとそれぞれ変わった形の「癒し」になるのではないだろうか。この作品の音自体もノイズ等が少なく、非常に聴きやすかった。今後もこういった形の音声作品が増えることを希望。以上。