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できるだけネタバレにならないように書きます。

ファミコン風の無機質なSEやBGMと、
操作不能、操作不良になり背筋が凍りつくバグを髣髴させるドット絵がなんともホラーワールドにトゥーマッチな、発想が勝利した本作品。
世界観に引き込まれますので単純にゲームとしても楽しむことができます。
ただ、昔のゲームの不条理さを知らない世代の方たちは、少々敵が強く感じたり進め方に戸惑うかもしれません。

イラストのほうは、週間1位を何度も取られてるさくらぷりん様だけあって、そこらのプロ絵師よりよほど上手く、何も問題ありません。

キャラクター達も、変な語尾や口調に逃げて個性を出そうとするようなキャラよりよほど魅力的です。狙いすぎてない感じがとても良いです。

特に主人公のほむら君がかっこいい!
ウジウジ系すぎず完璧超人過ぎず非があれば認め解決を望む
製作ブログで文句があってもアクシデントがあっても　じぼうじき　にならずやり遂げた作者様の分身のようです。

自分は寝取られフェチなので期待していたのですが、時間をかけてプレイしていた分、シーンになると情がたっぷり移ったキャラが・・・となり最高に興奮しました。

とにかく　音の少ないBGM、色の少ないドット絵、プレイ時間のボリュームと、デメリットになりかねない要素を逆に利用し、面白さと演出に変えてしまった秀作です。
2014年のベスト同人ゲームに挙げる方も多いのではないでしょうか。


長くなりましたが、

面白いです!
エロエロです!
おすすめです!