舉報鑒賞（資料輸入）

　本作はダウナー系のミュージックとエロボイスとを融合させてリフレインさせた作品で、聴き入ることでトランス状態に入ることを意図した催眠誘導音声作品です。
　前作でも指摘しました通り、本作は単体で催眠状態に入るものではありません。どちらかと言うとエクソサイズに近い性質の作品であり、催眠未経験者がこの作品でトランスに入るのは難しいでしょう。
　エロ要素と、ミニマルミュージックとの融合で、性感を高めながらトランス状態へと入っていく。その意味で、催眠音声作品をする前に聴くのに適しているかと。
　なお、シリーズに繋がりはありませんので、この02や次作の03から購入しても問題はありません。

　シリーズについての説明はさておき、今回はより音楽部分に重点を置いた作品になっています。
　その意味では、エロ要素よりも、トランス状態に入るという点に重点が置かれている印象でしょうか。また、実験的な要素は前回に引き続き今回も多分に見られました。
　個人的な感覚では「おち○こま○こ」「宇宙語への翻訳」などはシンプルで、比較的入りやすい印象がありました。
　ただ、この辺はかなり相性によるものと思われます。音素材はサンプルで確認できる通りですので、耳を惹くものがあるかどうかを作品購入の基準にされるとよいのではないかと。