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背中合わせでまだ向き合っていない表紙の通り、そんな距離感の二人。
まだくっつく前のお話ですが、お互いに可愛い嫌がらせというか意地悪。
匠は伊原さんにはこのときからなんとなく子供っぽい感じで、自分を隠さずに接していられる相手と無意識に理解していたんじゃないかなって、読み直して思います。
伊原さんにとって匠は問題児って感じで最初から放っておけない気になる存在だったのでしょう。
これから歩みはじめる距離感を大事に保っている作品。