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「淫靡蕩少女 ─残されし楽園の姫君─」 へのレビュー

    • 2015年12月29日
      レビュアーオススメ!
      シリーズ3作目ということで、前々作、前作に続いて購入させていただきました。

      今回はシリーズ前二編の研究施設や閉鎖的だった空間とは打って変わり、外の世界、ヒューマノイドという概念が一般化した世の中で展開が繰り広げられています。
      人間であることを捨て永遠の命を得るか、ヒューマノイドであることは生きていると呼べるのか。こういった設定のある作品ではよく定義される問題ですが、登場人物の意志や行動目的がはっきりとしていて、刺激がありましたので、既視感を感じることなく楽しんでプレイできました。

      お勧めする理由や場面は山程あるのですが、私が今回の作品をプレイしていた中で一番印象強かったのが、主人公の意志の強さ、一途さです。
      一見すると無感情とまではいかないにしろ、感情の起伏も少なく、機械のように仕事をこなす冷血漢に感じますが、終盤とある行動を起こし、その印象も一転します。
      起こした行動、またその目的もストーリーの根幹部分に触れる為、詳しく書くことができないのですが、ただそれだけの為に自分を殺し、ただただ想いつづけていた在り方に惚れました。
      その目的を失ってしまったためにたどり着くbadルートもありますが、それはそれで一見の価値があります。

      シリーズものではありますが、上のような理由もあり今回の作品だけでも楽しめる構成になっていますので、少年漫画的な展開、特に騎士がお姫様を守るという内容に惹かれる方におすすめします。(もちろん前作をプレイした方はにやりとする場面が多々ありますので楽しみにしていてください)
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