舉報鑒賞（資料輸入）

ユーザーのニーズを取り入れることなく、無意味に焼き直しを繰り返す某メーカー製ゲームシリーズにうんざりする中、
何か同じようなジャンルで面白いゲームはないか…と探していて見つけたのが、本作品の前々作、雷神IVでした。

シミュレーションゲーム好きの私はまさしく夜を徹してプレイしたものですが、このゲームシリーズの最大の魅力はなんと言っても「奪う」ことです。
領地である惑星を奪うのは勿論ですが、やはり一番は女性でしょう。
こうした国盗り物語的な世界観では、支配者はハーレムを作るのが当然です。
この雷神シリーズでは、敵の女性仕官や姫、村娘などを奪うことができ、自らの妾とすることができるのです。
宇宙を覇権を争い宇宙艦隊を戦わせ、密かに外交で権謀術数を尽くす。
そして、勝利の報酬として惑星と女性を手に入れる、というのが基本的な流れでしょう。

かつては大手ゲームメーカーもそうしたシリーズを製作していましたが、続編が登場する気配は全くありません。
この雷神シリーズのファンにはもしかすると、そのゲームシリーズのファンが流れてきているのかもしれません。

プレイヤーは覇王、もしくは配下の武将としてプレイすることができます。
それぞれでプレイスタイルは変わってきますが、最終目標が宇宙統一であることは同じです。
今作では従来の宇宙艦隊に加え、陸戦兵器と航空編隊が導入されており、
戦略の幅が広がるとともに、ゲームプレイの難易度も格段に上がっています。
前作では宇宙艦隊のみで敵の惑星を占領することができたのですが、今作では宇宙艦隊に搭載した陸戦部隊を降下させる必要があります。
難易度は少々高めであると思いますが、文句なしにオススメできます。
是非プレイしてみて下さい。