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「キスがA」「フェラやマ○コ愛撫などの前戯がB」「挿入がC」という言葉が流行っていたころの漫画です。

　瀬里絵は処女ですが、まったく恋愛経験がない、というわけではありません。むしろ、いろんな男の子とつきあった経験はあります。しかし、C=本番SEXまで行かず、B=前戯どまりの関係で分かれてしまう。SEXに恐怖を持っているわけではないけど、うまくいかない。

　エロシーンが魅力的なことはもちろんですが、非エロシーンのギャグ漫画のようなテンポにもニヤリとさせられます。たとえば、同じ部員の女子校生たちと、ロッカールームで着替えているときに堂々と自分の性体験について語り、「Bまでは行くんだけど」としゃべってしまうシーンに笑いました。女子校生のオープンさに驚きです。