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Recensioner för マリオンのゲームブック~古の本の不思議な冒険~

    • 題名にあるように舞台がゲームブックである為、マリオン達はブックを変える毎に、毎回全く違う世界観の中を旅する事になります。とあるブックでは武家屋敷の潜入劇かと思えば、別のブックではのどかな海辺と砂浜と、様々な舞台の違いを楽しむ事が出来ます。

      そして、それを支えるコミカルな敵キャラ群や、緻密なスクリプト処理と演出表現の細やかさ、豊富なやりこみ要素など、RPGとしての完成度は非常に高いと思います。建物一つとっても台所や客間、トイレ、風呂など、生活動線すら見えてきそうな程丁寧に作成されているし、如何に丁寧に開発されたのかが解ります。この次元だと、当然難易度調整も完璧で、ヒント不足で進めないなどという事もありません。

      エロについては、ぬいぐるみの様なブタが女を犯してる構図でも奮える人であれば、あるいは…画力自体は高いので…。

      …ただ、個人的な印象として、熱さや笑いや萌えが全体的に小さくまとまっている様に感じました。おそらくは、主人公のマリオンの温度感が常に低い為です。

      彼女はゴージャスな生活を夢見る風俗嬢だけあって、基本リアリストです。どんなプレイでも順応してみせるキャパは流石ですが、生物としてのバイタリティは高くても、女としては色気ゼロでテキトーな人なのです。

      そんな彼女の思考で動く世界では、RPGらしさというか、味付けの意味でのわざとらしい熱さや青臭さ、中二病臭さを見せる事はありません。常時「飯の種にならない?じゃ、やめよ。」くらいのノリで、熱さも乙女さも皆無です。

      すると、本作の売りはコメディか?…筆者の中ではコミカルではあっても、笑わせる目的のコメディとはちょっと異なる印象でした。お家芸のブタキャラを全ての笑いの下地にすると、飽きに負けて終盤まで引っ張れないのです。

      凄く丁寧な仕事なのだけど、何故か印象に残らないストーリーな気がしたので、そこは次作に期待します。

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