舉報鑒賞（資料輸入）

催眠(催淫)能力による調教SLGというコンセプトを引き継いだ続編になります。
しかし、舞台や登場人物などはまったく別なので前作を知らなくても問題ありません。
絵は相変わらず綺麗に描かれており、一部にアニメーションを導入するなど前作より
パワーアップしています。舞台もほぼ学校内だけだった前作に比べヒロインの自室
やプールなどもあるため衣装などのシチュエーションも増加。一定条件でイベントが
発生するなどいろいろと進化している感じで商業作品と比べても遜色ありません。

内容としては、主人公が学校の保険医で且つカウンセラーであり、ヒロインの沙耶香
はその患者という立場であるため最初から依存度が高く、お互いに好意を持っている
状況であるため調教色は薄くなっている印象を受けます。
進め方によっては普通にハッピーエンドもありえます。(当然淫乱に堕ちていく方が
通常の展開ですよ)ハッピーエンドの話も良い感じに出来ていますが、催眠調教物と
して考えるなら前作ぐらいダークサイドよりにまとまっている方が個人的にはイメージ
にあっていると思います。
主人公の方にヒロインを調教することへの葛藤があったり中途半端にいい人で、ヒロ
インへの好意もあって調教としては半端な面も見受けられます。催眠も単純に淫乱に
するための手段としての印象が強いです。
やや批判的な意見が多くなってしまったかもしれませんが、全体的に見て満足いく作品
であったために出てきたものであり、お勧めの作品であることに間違いはありません。