Rapportera granskning(Inmatningsinformation)

コメディタッチの作品だろうと思っていたら、けっこうダークな内容だったので驚いた。嬉しい誤算だ。
特撮もののフォーマットを愚直なまでに踏襲しているが、主人公は悪役サイド。そこがミソ。じっくりと時間をかけて正義の陣営を切り崩していくのが楽しい。特撮ものに興味がなくても、ピカレスク的な展開を好む人であれば、本作を楽しむことができると思う。
個人的に気になったのはヒロインたちのコスチュームがいまいちカッコよくないこと。いや、まあ特撮ものを意識するとなると、ああいう風なコスチュームにならざるを得ないんだろうけど……。