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作品内容
太ももに残る火照りは、簡単には消えてくれなかった。
四十五歳の母親・高瀬初美は、仕事を終えて帰宅したばかりなのに、
すでに身体の奥が疼いていた。
昼間、ソープの客に「お母さん」と呼ばれた瞬間から、何かが静かに崩れ始めた。
息子と同じ年頃の青年の顔が、愛する息子・陽太の顔に重なる。
頭では否定しても、身体は正直に反応してしまう。消そうとしても、消えない。
キッチンに立ちながら息子の声を聞き、夜は一人でその名前を繰り返す。
「私は、まだ普通の母親だわ……そうでなければ、困る」
けれど、熱はもう、後戻りできないところまで来ていた。
母の日常と、消そうとしても消えない想いを描く、
『むすはら~息子の子供を孕むまで』第1章。
※表紙・サムネイル画像にはAIを使用しています。
総文字数:約3200文字
総ページ数:本文21ページ






















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