【官能短編小説】凌○編6「美少女図姦」

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【官能短編小説】凌○編6「美少女図姦」 [SEI's factory]
サークル名 SEI's factory
販売日 2026年05月03日 16時
シリーズ名 本格短編小説
作者 瀬井隆
イラスト AI生成
年齢指定
R18
作品形式
ファイル形式
PDF
その他
AI一部利用
ページ数 120
ジャンル
ファイル容量
1.45MB

作品内容

怪しげな洋館委集められた、九州各県を代表する 美少女たち。届いた予告通り、順番に犯されて しまうのだろうか?

あらすじ
 九州の中央部・阿蘇高原の片隅にある、人里離れたうら寂しい洋館。そこに7人の美少女を乗せたバスが辿り着いた。
 各県で発行されているフリーペーパー『美少女名鑑』のグランプリ受賞者たちである。今回は優勝の副賞としてこの洋館に招待され、ここで新たなDVD撮影も行うというのだ。
 しかしどことなく妖しい洋館の中には誰もおらず、彼女たちは明日まで、7人だけで過ごすことになった。隠しカメラがあるかもしれないこの館の中で……。
 突然一人が消えた。発見されたとき、その娘は腕を性器に見立てて犯されていた。全員の頭に、テーブルにあった書置きが甦る。「1腕 2脚 3胸 4口……」
 自分たちはあの予告どおりに犯されるのだろうか?


今回は凌○編の6。サスペンスタッチのストーリーをお楽しみください。

文字数:約23,000字(長編小説の約1/4の文量)
※表紙と挿絵にAI生成画像を使用しています。
AI生成モデル:Tsubaki

【あらすじ】
 一面の草原。
 その緑のじゅうたんの真ん中を、一本の道路が貫いている。
 すっと白い筆を走らせたような道を、一台のマイクロバスが進んでいた。
 走っても走っても、なだらかな草原はどこまでも続いている。
 ここは、九州のほぼ中央部に位置する阿蘇高原。
 ときおり観光施設やペンションが点在する緑の丘陵は、夏の日差しを受けて美しく広がっていた。
 疾走するマイクロバスの車内には、7人の少女たちがいる。
 全員が十代後半、せいぜい二十歳くらいだろうか。
 ワンピースや短パンなど格好はまちまちだが、いずれもいまふうのお洒落をしていて、それが皆よく似合っている。
 その中の一人、窓の外を眺めていた娘が、何かに気づいて声を上げた。
「あっ、牛だ! ねぇ、また牧場があったよ。牛がご飯食べてる!」
 周りの少女たちも目を輝かせ、彼女の視線の先を追った。
「あー、ほんとだ、いっぱいいる」
「もぐもぐしてる。かわいい!」
「いいねぇ。のんびりしてて」
「阿蘇って好きー」
 きゃあきゃあはしゃぐ姿は、まるで女の子同士の旅行かクラブの合宿のようだ。
 十代の娘たち特有の、騒がしいものの憎めない華やかさが、車内を甘いもので満たしている。
 運転している中年男は、そんな少女たちをバックミラーでちらりと見た。
 服装も雰囲気も全然違う彼女たちだが、ひとつだけ皆に共通していることがあった。
 全員、目元がぱっちりとした美少女ばかりなのだ。
 それもクラスで一番というレベルではない。それぞれ明日からでもアイドルグループに入れそうなほどのオーラがある。
 実は彼女たちは、九州7県を代表する、選りすぐられた美少女たちなのである。

 最近、素人の美少女をグラビアで紹介するフリーペーパーが流行っているのをご存知だろうか。
 彼女たちは街で声を掛けられ、街角で写真を撮られて、地元に置かれるフリー雑誌のページを飾る。
 九州全域と中国・四国地方の一部で発行されている『美少女名鑑』もそんな雑誌だった。
 声を掛けるスカウトが上手いのか、カメラマンの腕がいいのか、他誌よりも女の子がかわいいと評判なのである。
 その人気雑誌が先ごろ、「わが県のナンバー1美少女は誰だ?」というスペシャル企画を立ち上げた。
 各県で発行されている地域版に掲載された100人以上の中から、一番人気の美少女を決めようというのである。
 読者の投票によって上位3名が絞られ、その中から地元テレビ局とタイアップした番組でグランプリが決定する。
 それぞれの県で優勝すれば、他の6県の少女たちと同様、九州で最高の美少女という栄誉が得られるのだ。
 当然、芸能事務所も注目しているだろう。
 いまこのマイクロバスに載っているのは、その栄冠を手にした各県のグランプリ美少女7人なのである。
 優勝特典のひとつである「阿蘇高原への一泊旅行」に招待され、目的地へ向かっているところなのだ。
 そこではどうやら、この7人だけのスペシャルな撮影も行われるらしい。
 九州最高の美少女たち7人の競演。
 それは素晴らしい作品になるだろう。
 芸能界入りを狙う少女の中には、既にバラ色の未来に想いを馳せ、うっとりしている娘もいた。
 ああ、芸能界の男の子と知り合いになって、ゆくゆくは結婚なんかもできるかしら、と。

 福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、宮崎、大分。
 九州各地から集まった美少女たちを乗せたバスは、延々と草原を走り続けている。
 窓の外ではすっかり日が傾き、どことなく薄暗くなってきた。山は日が暮れるのが早い。
 次第に日暮れが迫ってくることに不安そうな顔をする娘もいた。
 だいたい今回の集合時間は、少し遅かった。普通は朝か、午前中に集まるものではないか?
 この調子だと、目的地に着くまでに暗くなってしまう。
 バスは次第に、ペンションさえもないような、まったくの無人の野原へと進んでいく。
 窓から人影はおろか牛も建物も消え、おまけにどんどん暗くなって、少女たちは不安さを隠せなくなってきた。

 ようやくバスが停まった。着いたのは、人里離れた山の中にぽつんと建つ洋館である。
 周囲はこんなに寂しいというのに、建物は冗談のようにメルヘンチックで、まるでお城のようだった。
 降り立った7人の美少女たちは、ますます不安そうに、自分たちが泊まる館を見上げた。
 福岡代表の娘が眉をしかめる。
「……なに、ここ。なんか怪しくない?」
 大分の娘も頷いた。
「かわいいペンションかと思ってたけど、なんか、おどろおどろしいっていうか」
 一様に当惑を顔に貼り付けている娘たちに、運転してきた男はじゃらりと鍵束を差し出した。
「それでは、私はここで。後はご自分たちで中に入ってください」
 長崎の娘が目を丸くした。
「ちょ、ちょっと、ちょっと。ここから私たちだけって? 編集部の人は? カメラマンとかスタッフの人は?」
 男は静かに彼女を見返した。涼やかな、冷酷とさえいえそうな光が、そこに宿っている。
「中に入れば、すべて分かります。明日、また迎えにまいります。どうぞご無事で」
 ご無事で? なにそれ、日本語の使い方間違ってない?
 しかし男はさっさとバスに戻ると、あっという間にもと来た道へと走り去ってしまった。
 後に残された少女たちは、今度こそ本当に不安そうに顔を見合わせた。
 日はどんどん暮れて、おまけに黒い雲がどんどん空を占め始めている。
 遠くで啼く蝉の声が、妙に空々しい。どこか別の世界で啼いているような……。
 ふっと風が吹き、少女たちのつややかな肌を嬲っていった。それは妙に冷たかった。
 人の気配がない。どう考えても周囲一キロ以内に誰かがいそうな感じはしない。
 鹿児島代表の娘が明るく言った。
「と、とにかく中に入ってみましょうよ。誰か待っててくれてるかもよ」
「そ、そうね。意外とスタッフさんたちがパーティの準備とかしてたりして」
 宮崎娘も無理に笑う。
 7人の美少女たちは、鍵を開けると、重いドアをギギギと開いた。

 中には誰もいなかった。
 ドアの向こうにあるリビングは、ひんやりとして薄暗く、どこかかび臭かった。
 パーティどころか、ここ最近、誰かが足を踏み入れた形跡さえない。
「なに、ここ……使ってないの?」
 大分の代表が不安そうにつぶやく。
 熊本の美少女が壁を手探りし、スイッチを見つけて灯りをつけた。
 パッと浮かび上がったのは、だだっ広いリビングの中央に置かれた食卓だった。
 まるで映画に出てきそうな風格の木造りで、十人ほどは座れそうである。
 いまにも礼服を着た執事が奥から出てきて給仕をしそうだが、あいにくと館のどこにも人の気配はない。
 代わりに、テーブルの上に一枚の書置きがあった。
 長崎の娘がその書置きを取り、皆に聞こえるように読み上げた。
“7人のグランプリ受賞者さんたち、遠路はるばるお疲れ様。ここが副賞である阿蘇一泊旅行の館です”
「ありがたいわね」
 鹿児島の娘が皮肉っぽく声を上げた。
“本当は主催者やスタッフの全員でお迎えすべきですが、あいにく都合で今日は来れません。今夜は君たちだけです”
 えーっ、という驚きの声が7人からあがる。
 そんな。どことも知れない山奥の、こんな不気味な薄暗い洋館で、私たちだけで一晩過ごせっていうの?
“食事や入浴の用意はしてあるからご心配なく。一人ひとりに個室も用意してあるのでそこで寝てください”
 ほっとした声が漏れた。とにかく飢えたり不快な思いをすることはなさそうだ。
“では、明日までゆっくりと交流を深めてください”
 福岡の娘が口を挟んだ。
「ちょっと待って。今日はここに着いてからの様子も映像に撮るって言ってたわよね? それも全部明日ってこと?」
「そのことも書いてあるわ」
 長崎娘が言い、続きを読み上げる。
“なお、君たちの自然な姿を撮るために、どこかでカメラが回っているかもしれません”
「それって盗撮じゃない!」
 福岡の代表が叫んだ。
「プライバシーの侵害だわ。だいいち、自分たちは来れないけどカメラは回ってるって、なにそれ?」
 佐賀娘がつぶやく。
「でもさ、これってなんか、バラエティのドッキリでよくやる企画じゃない?」
「そうそう、もう回っていて録画されているかもね」
 宮崎の代表が福岡の娘に、なだめるように言った。
「これって、ハプニングを演出して私たちの反応を見る企画かも。本気で怒ったら将来バラエティの仕事もらえないよ」
 そう言われて福岡娘も頷いた。他の美少女たちも、うれしくはないが受け入れようという顔である。
 全員が、憧れのスターへの階段に足を掛けているのだ。ここで反抗してそれをぶち壊しにしたくない。
 しかし、と7人の中でも、割と勘のいい娘は気付いていた。
 視線を感じる。誰か、レンズではない人間の目が、私たちを見ているような。



「ええっと、最後にこんなことも書いてある」
 長崎娘が締めくくる。
“最後に、この館の中にいるときは、全員がお互いを本名ではなく、県名で「○○さん」と呼ぶこと”
「どういうことかしら?」
 これには全員が首を捻った。
 ともかく、長旅をしてきたのだ。皆落ち着きたいという顔をしていた。
 福岡娘が皆に言う。
「とにかく一回、皆自分の部屋に入って荷物を置いてこようよ。それから何か食べよう」
 賛成、という声が上がった。中には「お母さんに電話しないと」と携帯を取り出す娘もいる。
 その娘が軽い悲鳴をあげた。
「やだ、ここ、電波が入らない」
「えーっ、うそ?」
「ほんとだよ、ほら」
「あー、ほんとだ」
「山奥だからって、いまどきこんなのあり?」
 いや、山奥だからではない。誰かが電波を妨害しているのではないか。
 そう思った娘もいたかもしれない。しかしいまの段階では、それはあまりに荒唐無稽に思えた。
 たしかに、この段階では。

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