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作品内容
本作品は文章のみの作品となっております。
~~以下、あらすじ~~
・・・・・・大国に囲まれた小国ながらも、古来より、歴とした自治独立国家として屹立してきた都市国家トリギスティリア。経済や物流の要所として富み栄えるこの国は、国家や公的組織に属さない選択的職業自由人――いわゆる「冒険者」と呼ばれる者たちの拠点として活気づいていた。数あるギルドのひとつ「炎の蜥蜴」に在籍するロザリー・ロスティカーナも冒険者のひとりであった。
ロザリー・ロスティカーナは、同性が羨む美貌と異性を蠱惑する豊満肉体を持つ、一見すると高級娼婦のような女性であったが、冒険者としての実力は超がつくほど一流であった。魔法剣士として高い実力を誇る彼女は、悪名高いガーズ盗賊団討伐を筆頭に、これまで数々の依頼を成功させて多額の報酬を稼いだと噂されていた。
しかし、それでもまだ稼ぎ足りない彼女は、高額な報酬が支払われる案件を求め、ギルドを訪れるのだった。
「危険度は問わないからさ、また報酬のいい案件紹介してよ」
そんな彼女に紹介された案件は、ランバース帝国ディリクレア辺境伯領の未開地にあるカロバ洞窟に棲息する粘体成軟生物ジュラゲドから採取できる生体魔石「サフィアパール」の採取であった。
カロバ洞窟は凶悪な魔物や未知生物が多数棲息する「暗黒の大地」の領域内にあり、帝国の軍隊ですら多大な犠牲を強いられたほど危険だという。
しかし、自分の実力に絶対の自信を持つロザリーはふたつ返事でこの案件を引き受けたのだった。
「その依頼、あたしが受けた」
かくして彼女は危険な「暗黒の大地」に足を踏み入れるのであった。
これが最後の冒険になるとは露ほども思わずに・・・・・・。
総文字数は47700文字です。
自信過剰な爆乳冒険者が辿る悲惨な末路をどうぞお愉しみください。