名前:デイノス
種族:アンチメア
夢魔と同じく人間の夢に干渉でき、人間の「過去の有用な効果を現在にまで引き伸ばす能力」を破壊する生命体。
アンチメアはあるときは巧みな言葉で人間を欺き、あるときは人間の意のままにならない場所を操作し、人間の構成要素が減少する悲しみと否定の方向に進ませる。
告発は難しい。人間は「その方向に進むのが正しい」と思い込んでいるからだ。
喜びにより己の力能を増加させる夢が力の夢魔にも効力を発揮する。
夢魔を滅ぼせるのはアンチメアである。
しかしごく稀に人間との共存を模索するアンチメアもいる。
デイノスはミロスに取り憑いたが、なぜかミロスを操作も破壊もできず、しかも死なないことに気付きミロスに悪夢を見させジュディをおびき寄せた。
ジュディが不死の原因だと思ったのである。
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作品内容
「悲しみ」は崩壊する、ただ氷の上に静かに置かれて――
「見たこともない男」が脳裏に現れ「不気味に笑っていた」のを見て昏倒してしまったミロス(ろりむま 11話)
ミロスを助けるため、師カリオペの言葉で夢魔としての力を顕現させたジュディは、「悲しみ」のいる場所にまでやって来ます。
「その場所」に、人間に悲しみと否定を蔓延させ、最終的に死に至らしめるアンチメア・デイノスがいました。
最初は様子を窺っていたデイノスですが、ジュディが何者でもない事を悟ると、力を顕現させジュディの右腕を破壊します(ろりむま 12話)
そのまま首を掴まれ万事休す!と思ったそのとき、ジュディは「夢の中のミロス」を引き出し急死を脱します。
デイノスに致命傷を負わせたかに見えたが、そうはなりませんでした。
デイノスの「完全非武装化」を目指すジュディは、「あれ」を喚ぶ…。
夢魔の天敵はアンチメアですが、アンチメアの天敵は夢魔だった。
基本CG34枚
文字有り34+文字無し差分34+文字無し紹介画像1+後書き1
で合計70枚
※本作品は「【R15作品】ろりむま 12 円環 ―キュクロス―」の続きです。
※本作品は【R15作品】です。性行為の描写はありませんが、ヌード等の描写と、バトルとしての暴力表現の描写があります。
※本作品はCG・イラスト集ですが、全編にわたり「漫画形式風のCG・イラスト集」となっています。
これら点をあらかじめご了承下さい。
登場キャラクターと、舞台となる国や地域
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名前:ジュディ・モード-ファイノメノン
種族:夢魔
ジュディの夢魔としての力能が喜びによりひろがり現れた姿。本来は誰も干渉出来ない人間の夢に干渉することが出来る。夢は夢魔の力である。
悲しみと、それを蔓延させようとする欺瞞に対して効力を発揮する。だがそれは悲しみに対して反論するのではない。
悲しみはただ静かに氷の上に置かれる。欺瞞は反論されるのではなく、凍死するのだ。
アンチメアを滅ぼせるのは夢魔である。
詩歌の女神ムーサ達の聖地であるエリコーン山で日々詩と音曲の修練に励んでいたが、師でもあり姉でもあるカリオペのすすめで山を降りた。
吟遊詩人として放浪していたが、イリオンに定住することに決める。 -
風呂屋一家
種族:人間
オルコン:イリオンで風呂屋を営む店主。ジュディをセイレーンと勘違いし歌声で客を呼び寄せようとする。
プラネテイア:オルコンの妻。ミロスとミロスの姉の二人の子がいる。姉は既に他家に嫁いでいる。
ミロス:オルコンの子。風呂屋ではマッサージを担当する。なぜか死に難くなっている(デイノスは完全な不死だと勘違いしている) -
(一)イリオン
聖都イリオンと呼ばれるイリオス地方の都市国家。その城壁は神々が建造したという。
「ろりむま 13」の年代は恩寵紀元前1700年から1500年頃。
(二)エリコーン山
詩歌の女神ムーサ達の聖地。イリオス地方にある山。ジュディの出身地。