カワアイ的赏析一览

2人のキャラクターがそれぞれ役割分担をしっかりとしていて、とても良かったです。
リカの方が、ラーメンで言えば醤油ラーメンでしょうか?
それぐらい真っ直ぐで王道な正統派ヒロインでした。
反対に渚の方は、ジビエのようなゲテモノ感があり、かなり癖の強いヒロインになっています。
そして、この2人が混ざることにより、奇妙な科学反応が起こり、すごくえちえちで愉快に、楽しくなります。

キャラクター性が大事な音声作品。
ここまでバランスが取れた2人だからこそ、興奮できて楽しめる作品です。

前回の凛ちゃんがやたらとストーリー重視でシリアスな感じだったので、最初この作品の予告が出た時、少し困惑しました。
ただ、聞いてみると、これはこれで面白いです。

キャラクター性重視の作品ですね。
手洗のキャラクター性が最初から最後まで押されています。
この彼女のことを理解することにより、作品を楽しめる、世界に入り込むタイプの作風でもあると思います。

エッチシーン目当てで買った人も、是非とも飛ばさずに最初から最後まで聞いて欲しいと思います。
キャラクター性を理解した純愛が1番エロくてシコいからです。

以前からストーリーやキャラクター性にすごく力を入れているサークルさんだなと思っていましたが、今回はすごかったですね。
今までに比べて、全てが進化してました。

具体的には、
・エッチシーンのエロさやシコさが増してる
・キャラクター性がより深く掘り下げられてる
・音がすごく良い
・ストーリー性とキャラクターを繋げるのが上手いし、分かりやすくなってる
・エッチシーンのプレイ内容の幅がかなり広がっている。

特に、生ハメの回数がちょうどいいですね。
それ以外のエッチシーンに変化があって、ただハメるだけじゃない、いくつも捻りがある、考えられた内容で非常に良かったです。
あとループを流す理由がちゃんとキャラクター性とマッチしていて、すごい深い。

タイトルにもある通り、二つのエンディングが楽しめるようになっているこちらの作品。
個人の見解ですが、簡単に言うと、陵辱作品と純愛作品が一気に楽しめるようになってます。

自分は、純愛エンドの方が好きでした。
これがすごく良かったです。
最初の方から続く、先生と聞き手の溝が埋まり、お互いがお互いのことを理解して寄り添い合う感じが、とてもいいお話だと思いました。

やはりこちらのサークルさんは、ストーリー展開やキャラクターの性格などを、無駄に凝っているな(いい意味で)と、改めて思いました。

なるべく初見で楽しんで欲しいので、多くは語りませんが、
告白のシーンがやばいです。(トラック3)
純粋な恋心をぶつけてくるヒロインの美波ちゃんに、きっとみんな恋すると思います。
それぐらい破壊力があります。

優しくて、一緒懸命で、純情で、処女で。
とにかく非モテ男子の理想が詰まった子です。
むしろこの子のことを嫌いになれと言われると、難しいと思います。
基本的に好きになる要素しかありません。

是非とも、最後の結末を知らずにこの作品を聴いて欲しいので、直接的なことは言いませんが、

玲奈という1人のキャラクターを見てあげてください。

ただの性処理するだけのエッチなキャラクターではなくて、
しっかりと、そこには何かがあります。

これ以上は言えません。

気になった人は騙されたと思って、買って聴いてみてください。
絶対に楽しめる作品だと思います。
(特に初見が大切)

成人向け音声作品には、基本的にエロくて、シコい要素しか、私は求めておらず、正直なところ他のシーンは割とどうでもいいなって思ってました。
この作品も最初は、1作で色々な種類のエッチシーンが楽しめるというのと、声優さんの声が好みだったので買いました。

しかし、最後のトラックまで聞いてみて、ガラリと印象が変わりました。

もちろん色々なエッチシーンがあり、実用的なのは確かなのですが、
それ以上に、ストーリー要素が素晴らしかったです。

最初の方のトラックから、夏夜ちゃんが意味深な発言を多々しているのですが、後半になるに連れて、それらの伏線を綺麗に回収していき、最後の2トラックでは、鳥肌と涙が止まりませんでした。
(『ごっこ』という言葉にすごく深い意味が含まれてます…。)
美少女ゲームに例えると、ヌキゲーの要素もありつつ、簡易的な泣きゲー要素もある作品だなと思いました。
泣きゲー感のある音楽がすごく良かったです。
時間的には、少しだけ長い映画を1本見る感覚で、手軽に楽しめる感じです。

最後に、色々と言いましたが、
レビューを書いた理由は
彼女とまた会えることを望んでいるからです。
続編希望します。

またね。