スケダイラムツリさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:83件) |
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投稿数ランキング | 320位 | (総レビュー数:404件) |
2024年04月12日
モノクロマンガ形式。
結婚している女性アカネの家に、かつての親友ヒロキが訪ねてくる。
ヒロキはアカネを誘惑し、カラダを重ねていく、という話。
独白セリフはアカネのものであるが、物語としては客観視点で描かれていく。
ヒロキは言葉巧みにアカネを誘う。
若かりし頃の思い出は甘美なもので、読者にとっても響くこともあるだろう。
さほど抵抗しないアカネの様子も相まって、モンモンとした感情は読者でも共有させられる。
場面が次々と変わるテンポがいいのもイイ。
台詞回しは簡潔で、スケベな展開が途切れない。
ヒロキも含めて、男性登場人物に目元が描かれていない。
読者の視線はアカネに集中できるありがたい作り。
ちなみに、ネトラレものとしてみると、毒っ気は弱め。
絵柄に魅かれた方は損しないハズ。
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2024年04月12日
モノクロマンガ形式。
学生のフトシくんは、友達の母親オバサンと、自宅で二人きりになる。
興奮するフトシくんは、いろいろと理由を付けて、オバサンのカラダを求める、というはなし。
ヒロインであるオバサンは、見た目若くギャルのようで、
言動も多少粗暴ながら、どこか可愛げがある。
フトシくんが強引にも近い要求をぶつけてくるが、
自身に好意を向けられている事実がちょっと嬉しくて頬を赤らめる。
一方のフトシくんである。彼は欲に正直であり、可愛げが無い。
オバサンを言葉で言いくるめて、半ば強引に自身の性欲をぶつけていく。
スパンキングに首絞めと、オバサンを乱暴に扱う。
女性を我が物にした全能感に酔う。S気の根本はココにあるのだろう。
ちょっと暴力的にでも性欲をぶつけたい衝動をお持ちの方はぜひ。
レビュアーが選んだジャンル
2024年04月12日
モノクロマンガ形式。
夫との関係に少し悩みを抱える主婦ヒトミさんが、
甥っ子のマサルくんとの肉体関係にどっぷり漬かっている、そんな生活の一部を垣間見る、という話。
冒頭から、ヒトミさんとマサルくんの関係が出来上がっているところからはじまる。
時折はさまる独白セリフから、ヒトミさんの主観で物語が紡がれるが、
イラストとしては、第三者視点で描かれる。
ヒトミさんのカラダはムチムチの巨乳と素晴らしくスケベであり、
そんなカラダをマサルくんが我が意の如くまさぐる場面が並ぶ。
マサルくんは目元が見えず、読者の想像に投げられているが、
言葉遣いや仕草から、いわゆる女性を誘惑するに長けるタイプ。
多くの面でマサルくん上位で物語が進む。
ただ、読者的にはマサルくんの存在は消え、視線はヒトミさんに集中できる作りで安心である。
マサルくんは読者配慮もできる男か…
なんと巨乳人妻にブルマ体操服でパイズリまである。マサルくんの配慮は天井知らずやで。
程よく下品でイヤラシイ空気に満ちた物語が展開する。
一応、ネトラレの毒っ気としては弱めである。
何といおうか、お手本のようなスケベマンガと言いたい。
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2024年04月11日
モノクロマンガ形式。
ある青年リョウくんは、自宅で寝る母親を見て、わずかに欲情を覚える。
自身でも思わぬ感情だったが、それが日を追うごとに大きくなっていく、という話。
登場人物は、ほぼこの二人ではあるが、ドラマはある。
不在の父親、心労をお酒でごまかす母親。関係の危機に瀕する夫婦。
そして蚊帳の外の息子リョウくん。
作品の焦点は、ほぼリョウくん視点であるが、そこに家庭の暗さは無く、
母親を見て沸き起こる性欲に注目が行くように書かれている。
読者にも母親のカラダはイヤラシく見え、
ついにカラダを重ねていく描写はしっかりと描かれている。
全体の印象としては、複雑な家庭環境の物語に比して、それほど暗くならない。
それはありがたいようで、ちょっと寂しい気もする。
人物の背景を考えると、リョウくんや母親に、情念というか、
もっとどす黒い感情とその爆発を期待してしまったためである。
2024年04月11日
モノクロマンガ形式。
小太りの男性センセイが、生意気な生徒のリコちゃんにおちょくられる。
センセイは怒りつつも、視線はリコちゃんのカラダに向く、というはなし。
物語はほぼ無く、学校という舞台設定のみ提示され、
ご丁寧に分かりやすく、スケベなリコちゃんが登場する。
カバンを背負い、ツインテール、パツンパツンに薄着が張る。
顔をニヤつかせてセンセイをなじる。
読者がタイトルやサンプルで期待するものは出てくる。
超優良定食屋のよう。魅かれた方は損しない。
惜しい点としては、もっと読ませて欲しいという所で終わってしまうという点であろう。
レビュアーが選んだジャンル
2024年04月10日
1ページ2コマのモノクロマンガ形式。
内容は、ほぼタイトル通りではあるが、
リアルタイムでライブ配信する女性の秘密を垣間見るというはなし。
定点カメラ視点で進行し、某動画よろしくライブコメントが流れる。
臨場感演出としてイイ。
事故を見た!という観察者視点で楽しみたいところ。
人物の心境テキストも無く、日常会話に近い簡素な会話のみ。
ただ、その会話も愛する男女のそれで生々しくイヤラシイ。
しかも、そこと対比するのが、読者の立場に近い配信のライブコメントである。
この差異も楽しみたい。
イラストはと言うと、
読者へのサービスのように、男女のカラダの重なりが大写しのコマで描かれることは少ない。
部屋の中であっちへ行ってこっちへ行ってと、
描写は現実性を重視し、読者の想像性を喚起する作りである。
刺さる人は間違いなくいる。
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2024年04月09日
カラーの一枚絵にテキストが載る形式。
ヒロインのヒナコちゃんに焦らされる、ボクの主観視点の物語。
そこにタケシくんなる正体不明な男が絡んでくる。
ボクの好きなヒナコちゃんは、カラダをタケシくんに許したのか、どうか。
本作はこの焦らしを楽しむための作品と言える。
この焦らし具合には、並々ならぬ熱量を感じる。
会話テキストや間、そしてヒナコちゃんの表情から、どうなったのかをボクが苦悶して想像する。
単純な「ネトラレ」というと、ちょっと違う。
ネトラレたかどうか、はっきりしないまま進行する。
言うなら、吊り橋から落ちそうで落ちない、この不安や緊張を楽しめるかどうか。
違うジャンルではあるが「寸止め」を楽しむかのような心持ち。
ここで気づくと、
ヒナコちゃんの「愛情」を、ボクではない誰かに盗られてしまったか、というよりも、
ヒナコちゃんの「カラダ」を、ボクではない誰かに盗られてしまったか、に終始している。
ネトラレとは「何」を取られるのかも考えさせてくれる。
2024年04月09日
カラーのマンガ形式。
基本的にはコメディでノリは明るい。
タイトルに大まじめに取り組んでいる。
男性サラリーマンの夜のお酒の付き合いに、
彼らの奥様のパイズリを含めたカラダの奉仕が入る世界。
日本社会で見られる上司へのお酌、お世辞と同時に、奥様達のカラダを使った奉仕が行われる。
「いや、部長、お見事ですな」といった古典的テンプレート台詞と同時に、精液が飛び散る。
下品ながらもクセになる。
独特で奇妙な世界観ではあるが、
パイズリするほど大きな胸の、女性のカラダがスケベであることは変わらない。
レビュアーが選んだジャンル
2024年04月08日
カラーのマンガ形式。
仲睦まじい夫婦、アキトくんとジュンさんは、夜の営みに少し問題が生じている。
そこへ性欲だけは抜群のオジサン、ジュウゾウさんが現れる。
本作家さんの過去作とも共通する画風は本作でも健在であり、
快楽に悶える女性表現のこだわりが見える。
ヒロインであるジュンさんは、目が揺れ、口が揺れ、ヨダレを垂らす。
わずかに揺れるカラダ、そして、イヤラシイ擬音語まで揺れる。
この揺れ表現が独特のスケベな空気を生んでいる。
男女がカラダを重ねていく表現は、じっくりとコマを割って丁寧に描かれる。
そのじっくり具合が、まるで粘度をもつようにモンモンとした味わいを生んでいる。
ちなみに、いわゆるのネトラレ作品ではあるが、毒っ気は弱い。
性の快楽に悶えるジュンさんをひたすら堪能する作品になっている。
2024年04月07日
モノクロマンガ形式。
とある村の青年ゲンジくんは、気弱な青年コタロウくんをイジメていた。
ところが、子作りを伴うような村の儀式にコタロウくんが抜擢され、
チカラ関係が変わっていく。
話の中心はゲンジくんだろうか。
彼の身の近くにいる女性が、コタロウくんとカラダを重ねていくのを、
部外者として知る、あるいは見ることになる。
生物学的な「男」として劣っているという烙印を押されるよう。
ゲンジくん目線で見ると、ネトラレというか、男としての屈辱を味わうことになる。
コタロウくんは、淡々と真顔でツワモノ然として、女性たちが快楽によがる様を見つめる。
その場は、読者にとっても間違いなくスケベなのだが、
一方で異質で、困惑する面もある。
現代日本とは異なる文明、時代の人々の営みを、客観的に観察するかのような、
独特な読後感がある。
レビュアーが選んだジャンル