鯖王's Review List

BF系ゲームは、作業的だったり、蔑んだり、強引の押さえつけて搾り取ったりする敵も多くいますが、このゲームの9割程度(体感)のキャラは甘やかしながらぴゅっぴゅさせて来ます。
流石にキャラの雰囲気も被ってくるものが多いですが、良い物はいくら被ってもいいものです。

作品上は明確に主人公はショタとして設定されておりませんが、CGや主人公の台詞の雰囲気では○めで、大半のキャラクターからは○供としてみられている感じで全般的におねショタ的な雰囲気が漂っています。
ただ、ロリ系のキャラにはお兄さん呼びされるようになっている事から、おねショタ系でありながらも年下ロリキャラに甘々ぴゅっぴゅさせられる展開も楽しめる欲張り仕様になっています。

登場キャラ数は十分多く、大半のキャラは立ち絵+戦闘時必殺用CG+密着時CG(半分程度HP的なものを削った時に出る)+戦闘外誘惑イベント+敗北時イベントと5種類くらいと1キャラ毎のCGとイベント数が多いです。

ゲームとしてはやや難しめで、通常の難易度では多少のレベリング作業も必要になるくらいです。プレイ時間は10時間以上かかると思いますが、難易度調整や、救済アイテム、回想全開放などもあるためさくっと遊びたいかじっくり遊びたいか自分の好みに合わせて遊べるようになっています。

戦闘システムは一般的なコマンド選択式で、攻撃時と必殺を受けた際などにタイミング良くボタンを押すアクション要素があります。攻撃時の方は難しく必殺防御時は簡単です。
特筆すべきは、戦闘中の誘惑で誘惑に応じる選択肢を選んでも即敗北とならず、かなり難しめですが上手くタイミングを合わせられれば脱出できるようになっているのが素晴らしい。
一般的なBFゲームは誘惑に乗ったら即終わりのため、戦闘を勝つ気で挑めばまず選択しない無駄な要素でしたが、抜け出せる可能性があることで誘惑に乗る(強制的に乗せられる)楽しさがあります。

ゲームとしては確かに5時間くらいで終わって、短編と言えなくもなかったですが
シーン数は短編にしては多いし、何より差分の量が狂っています。
全部アニメーションするのに衣装から体型変化まで全てちゃんとシーンにも反映されているというえげつなさ
ここまで作り上げるには眠れない夜もあっただろう…

シチュはモンスター姦、人間姦、売春、常識改変催眠と多彩で特に催眠への拘りが物凄く感じられます。
催眠状態で得意げにチンポに媚びるみたいなシチュが好きな人はマストバイな作品と言えるでしょう。

of Succubusシリーズ3作目となる今回も毎度おなじみ弾幕ゲーです。
数回プレイして序盤で死にまくって、ま、まぁ難易度イージーにすればなんとか…と思って設定いじろうとしたら初期からイージーだったという絶望感…

とはいえ、弾幕は基本的に同じように出るので繰り返し遊べば避け方も覚えられますし、安地もわかってくるので粘り強く遊べばクリアできるレベルでした。後半のステージほど難しい…という感じでもなく個人的には1ステージ目が一番難しかったのでどうしてもクリアできないステージはバリアで一度飛ばしてから後で遊びなおすのもいいかと思いました。

Hシーンのクオリティは言わずもがな、肉質と匂いが漂ってきそうなむわっとした湯気表現が相変わらず光ります。
従来のサークル作品を楽しんだ方や、絵で惹かれた方は必ず満足できるかと思います。

しいて問題点を挙げると、結構集中して遊ぶ必要がありGuns ofシリーズのようにゲームステージに直接相手キャラが写り込むようなことがないので、従来のシリーズよりゲームをクリア(orゲームオーバー)からHシーンを楽しむという気分へ切り替えづらくゲームがさらにスタイリッシュになった事による弊害もちょっぴりありました。

デスゲーム。お互い相手が嫌い。嫌々奉仕を受ける。
と、一見特定の性癖の人用のゲームのように見えますが、ゲームの進行に合わせてドM向けな罵倒系Hシーンから主人公完全優位のS向けシーンに変わっていきます。また、キャラクター毎に追い詰められていった時の変化が異なり、終始嫌々なのもいれば媚び媚びになるキャラもいるため誰でも性癖に刺さるシーンはあるかと思います。むしろ、新しい性癖開拓に繋がるかも知れません。

ゲーム内容もストーリーにマッチしており、適度な緊張感と徐々に優位になっていき3人を支配していく感じを上手く演出できています。
射精バトルは所謂BF(バトルファック)もののようになっているのですが、これが非常によくできています。制限時間以内に耐えきれば勝ちというルールですが、時間が減るにつれ相手も本気になり攻め方が変わりイラストも差分や別のものに1戦闘につき2回くらい変わる。また、相手が責める際の声は音声付かつ台詞差分も多彩とBF戦闘としても非常に品質の高いものになっています。