華深さんのレビュー一覧

アメリカ帰りの帰国子女・藍瑠ちゃんが彼氏の知らないところで寝取られてしまう長編作品。
物語は2部構成となっており、藍瑠ちゃんと彼氏の大輝くんが甘く爽やかなデートを楽しむプロローグと、間男によって堕とされる姿が描かれる後半に分かれる。

本作一番のポイントはやはりヒロインの藍瑠ちゃんの魅力であろう。
爆乳!巨尻!ぶっとい太股!と三拍子揃ったグラマラスな体型に加え、元気ハツラツで大胆な部分と引っ込み思案な部分を併せ持つ彼女は、大輝くんの幼馴染・舞香を助けるためと間男に身を任せ、快楽の底なし沼へ引きずり込まれてゆく。

大輝くんも、気遣いができて度胸があって人並みに性欲もある良き彼氏として描かれている。2人がお付き合いするに至った過程や、舞香との関係が崩壊するまでの経緯は詳細には描かれないものの、「なぜ藍瑠ちゃんとのエッチがうまくいかないのか」もきっちり理由付けされている。

かくして物語中盤からは、藍瑠ちゃんと間男とのむせ返るような汗だくえっちがたっぷりボリュームを取って展開される。
最初こそ気丈に間男を睨んでいた藍瑠ちゃんだが、与えられる快感に抗えず、自ら腰を振って数々のドスケベなプレイの要求にも応えるようになっていってしまう。
コスチュームも制服・エロ下着・マイクロビキニと幅広く隙がない。
身も心も、大輝くんとの想い出までも塗りつぶす倒錯的なSEXに溺れてしまった彼女の選択は……
というわけで、本作単体でも一応物語は完結しているが、まだ続きそうな結末でもある。
あとがきでも続編の制作予定が記載されているため、期待して待ちたいところだ。

女しかいないファンタジー世界に転移した主人公が、ヒロインを落として悠々自適の異世界生活を満喫するADVである。
異世界に来たからといって別にすごいチート能力を与えられるわけでもなく、持ち前の絶倫っぷりで姫騎士(領主)のクレアさんを屈服させ、心酔させているのが抜きゲらしいところ。
多少雑に扱われても蕩けた笑顔で服従し、男が存在しない世界でどうやって覚えたのかとツッコミを入れたくなるほどの浅ましいチン媚びアピールをマシンガンのごとく連発するクレアさんの姿が、本作の強みだ。
アヘ顔や下品エロに抵抗感がない人なら難しいことを考えずに楽しめるだろう。
エロシーン以外では、クレアが使っていた玉座の間をゴテゴテした装飾に作り替えさせるところがゲスっぽくて好き。

芽生えた性欲を持て余すエリート美少女魔法使いのセリカちゃんが、性への興味から訪れたアダルトショップでその秘めた本性を暴かれてしまい、幼馴染の許嫁が知らないところでえっちに堕とされる中編RPG。
戦闘要素はなく、ヒロインのセリカちゃんを操作してエロシーンを読み進めていくのが基本となる。

高い家柄と才能から高飛車な態度を取る一方で、並外れた性欲と被虐性癖を抱えており、気を抜くとエロ妄想にふけってしまう一面も持つというセリカちゃんのキャラ造形がグッド。
彼女は店を訪れる男どものゲスい要求に対して赤面し、強い眼差しで反抗的な態度を取るものの、ずるずると流されて間男に媚びてしまい、激しいオホ声をあげながらアヘ顔を晒してしまう。その様子が繰り返し描写される段階エロが本作の見どころといえる。

また、エロパートの進行に合わせてひんぱんに更新されるステータス画面も、物語の進行を盛り上げるのに一役買っている。
セリカちゃん自身が内心を語る……というか性行為の余韻に浸る一言コメントが、彼女の味わった快感の大きさを感じさせて素晴らしい。

ci-enによれば数年後のセリカちゃんを主役としたRPGを製作中とのことで、本作はそのIf過去編的なスピンオフという位置づけのようだが、本作単体でもエロシーンは十分なボリュームがある。続編(本編)も期待して待ちたいところだ。

ドジで引っ込み思案な一方、ド級の露出願望と妄想癖を併せ持つ内気少女・千草ちゃんが魔法少女に選ばれ悪の怪人と戦うSRPG。
日常生活パートでは露出行為で魔力を溜め、怪人襲来に備えることとなる。
男の人たちが自分を認めてくれること、自分で興奮してくれることで千草ちゃんの承認欲求はじわじわと膨らんでゆき、徐々に衣装も行動も大胆になっていく段階エロがみどころだ。
本作の個人的推しポイントは戦闘パートである。
SRPGだが自軍ユニットは千草ちゃんことマジカルブレスティ1人、その代わりに多彩なカスタム要素が搭載されており、技の射程・範囲・属性などを切り替えて自分好みの戦法を取れるのが楽しい。
そんなバトルフィールドには、ブレスティと敵怪人のみならず、巻き込まれた市民も存在する。いわゆる「障害物」であるところの市民を攻撃に巻き込んでしまうと、ペナルティとも言える賠償金が発生してしまうのだ。
えっちなことをして魔力を溜め、魔力を消費して悪と戦う。しかしそのバトルで発生したペナルティを減額するためにまたえっちなことを……まさに無限ループ!(?)
現代の市街地を舞台にした魔法少女VS怪人の戦いをSRPGに落とし込んでおり、さらにそれがエロシーン周りの設定とも密接に連動しているのが素晴らしい。
サクサクプレイしてガンガン千草ちゃんにえっちなことをさせたい!という貴方のためになめくじ(超イージー)モードも搭載されている。
キャラ造形、戦闘システム、エロシーンのボリュームと三拍子揃った良作と言えよう。

名もなき一人の人妻が、借金返済のために悪い男に身を捧げ、夫とは違う間男との行為がもたらす強烈な快楽に堕ちていく……という、NTR作品としては非常にオーソドックスな内容。
内容が王道であるからこそ、元のCGの上手さ、そして吐息表現や表情変化などアニメーションならではの演出が際立っている。
「セクシーな黒下着に身を包んだむちむち人妻が感じまくりながら腰振ってるのエロいよね!!」という、ひとことで言ってしまえばそれだけなのだが、めっちゃエロいんだから仕方ない。
ヒロインのモノローグは原作そのままなのだが、状況説明の落ち着いた声と激しいSEXに乱れる喘ぎ声が交互に聴こえるのは好みの別れるところかもしれない。

同名CG集のアニメーション作品。
本作の1ヶ月前に発売された『夫は知らない、妻のネトラレ借金返済 The Motion Anime』と基本設定から声優さんまで被ってたり、ヒロインの容姿もけっこう似てたりするのだが、あちらの作品が「暗さ」と「湿度」を感じさせるインモラルな雰囲気とねちねちした前戯に注力しているのに対し、こちらはシチュエーションとコスチュームのエロさが見どころだ。
既婚者でありながら恥ずかしいアメスク風衣装やエロ下着を着せられ、拘束されたり動画を撮られたりしつつ、様々な体位で肉棒を突っ込まれ続けるスピード感。
休む間もなく奉仕を続けさせられるうちに、だらしなく蕩けてしまうヒロインのアヘ顔が一番のポイントである。
美女が乱れる様子でさっくり抜きたい!というときにお勧めの一本といえる。

ソシャゲのせいで金欠になった美少女メメリスちゃんが、相棒のティーナちゃんと共にダンジョンのお宝で一攫千金を狙うRPG。
シナリオ部分は世界設定とか細かいことはあまり気にせずともよい、スピーディーなテンポで物語が進行するストロングスタイルである。メタ発言やネタ要素、毒のある発言も多く、全体的にコミカルな掛け合いが展開される。
バトルはオーソドックスなコマンド式戦闘となっており、普通にプレイすると程よく歯ごたえがあるし、開始直後に大幅レベルアップしてサクサク進行も可能。
上記のとおりRPG部分は少しばかり大味に感じられる部分もあるが、エロシーンは打って変わってハード路線。サンプル画像を見ればわかるが、腹ボコやアヘ顔が比較的早い段階から飛び出し、タイプの違う2人の美少女がキュートな通常立ち絵からは想像もできないほどに乱れてしまう。
数とコスチューム・シチュエーションの多さ、そしてそれを描く参加絵師が総数30人以上という豪華さが本作の売りだ。
メメリスちゃんとティーナちゃんがぐちゃぐちゃにされてしまうえっちシーンが幅広い絵柄で描かれており、多彩な性癖を満たしてくれること間違いなし。きっとお気に入りのプレイが見つかることだろう。

現代を舞台にしたNTRもののRPGで、共通パートと個別ルートの2部構成となっている。
主人公を操作して街を探索する共通パートでは、幼馴染の詩乃ちゃんとの純愛エンドを目指すこともできるが、基本的には街に登場する間男たちのイベントを発生させていくこととなる。
行動期間を終えるとルート選択に移る。個別ルートは自由行動ができず、フラグが立った間男と詩乃ちゃんとの関係が進んでいくのを読み進める、ADVに近い形式だ。

本作の大きな魅力のひとつは、何と言ってもSNS機能が充実している点。時間帯が変わるごとにメッセージや写真が送られてきたり、生活の様子がSNSに投稿されたりと、詩乃ちゃんを含む胡桃澤一家との他愛ない日常生活が描写されている。
そうした日常描写が後半の個別ルートで寝取られるにあたって効いてくるわけだが、おそらくメイン格の間男として作られたであろう主人公の親父ルートはとくに良好な出来映えだった。
恋人でもない異性と行為に及ぶ経緯や、詩乃ちゃんが性行為にハマっていく過程がじっくりと、かつ自然な流れで描写されており、またそのきっかけとなるのが主人公の言葉……というのも趣深い。
父に対しても想い人に対しても素直になれなかったせいで、取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう悲しみが感じられた。

一方、他の間男ルートはエロシーンの段階が若干少なめなせいか、共通パートで描写される詩乃ちゃんの性格からすると、意外とあっけなく堕ちてしまったように見えるのが少々残念ではあった。
とはいえ、初作品らしからぬボリュームと完成度を兼ね備えた作品であることは間違いない。甘く平和だったはずの日常生活が間男に侵食されていき、身も心もドロドロに堕落していく……そんなヒロインの痴態が楽しめる良作だ。

天才美少女退魔師が宿敵を追って、様々な妖魔との戦いに身を投じるRPG。
情報集め→ダンジョン探索→ボス戦を繰り返す形式だが、情報集めパートでマップをあちこち歩き回らされることなく、会話だけで進行させるサクサク感がストレスフリーで良かった。
本作の特筆すべき点はザコ敵相手のHシーンの豊富さであり、淫乱レベルによる変化も含めて様々な敗北Hが用意されている。
最初は気丈に拒んでいても、レベルが上がると妖魔たちがもたらす快楽に逆らえず、だらしなくアヘ顔を晒してしまう真利ちゃんの痴態がハイライトだ。
これで道中のボス妖魔がさらにねちっこく多彩なエロ攻撃で女体を責めたててくるタイプだったら言うことなしだったのだが、ラスボスである苦陀羅はともかく、中ボスたちはデザインもオーソドックスな妖怪という感じで、若干淡泊だったかな……という点が少しばかり残念。

ヤリチンチャラ男グループが来てる飲み会に参加してしまったのが運の尽き、痴態を撮られてしまった女子大生のレナちゃんが男たちに好き放題ハメられてしまう物語。
怯えや恥じらい、チャラ男たちに負けまいとする反骨心、そして抑えきれない快感……と男たちの調教に混乱しつつも徐々に快楽に飲み込まれていくヒロインの様々な表情が巧みに描写されている。
また、彼氏の撮影した動画でミスコン優勝という冒頭に始まり、撮影という行為が本作の重要なファクターとなっている。
恥ずかしい質問に答えさせられるインタビューも、はしたないフェラ顔も、負けを認めても続くバイブ調教ゲームも、そのすべてを撮られてしまう。
愛情と成功の象徴であった「撮影」が、快楽と屈服に紐づけられていく。
堕とされるレナちゃんがかわいそうだけど可愛い、完成度の高い調教快楽ものである。