もちお님의 리뷰 일람

プレイヤーは王様視点です。そしてヒロインは王妃です。
良いですね。王様を気持ちよくするために王妃は懸命になりますが、決して下品ではありません。
射精を無理に煽ることもなく、丁寧に奉仕してくれます。
王様なので、いちいち細かい指示を出すこともなく、ただ気持ちいい時に喘げば王妃が自分から意図を汲んで奉仕の内容を変えてくれます。そして王様を気持ちよくできれば王妃も喜んでくれる。対話型の文句に偽りなしです。

前作でもそうでしたが、会話の小ネタから時代背景やしっかりとした設定が伺えます。今作のドリスは言葉遣いからも王妃らしい教養を感じさせます。
一周を長く遊ぶゲームではありませんが、満足できる、贅沢な良作です。

これはオススメというかもう買うしかないですよ。
前作を購入して、試聴も何もなく本作を購入しましたが、全く問題ありません。むしろさらなる続編を希望してやみません。

さやかとはイチャイチャというか、じゃれあいのようなセックス、あきなとは彼氏もち非処女という設定を生かした背徳感と快感を重視したセックスと、一作品で様々な楽しみ方ができます。というかあきなさんの奥手そうな雰囲気からの自分の欲望優先なところがとんでもなく好きです。お泊まりの前にお兄さんに言われなくとも母親に連絡するのも家族思いというわけでなく、いざというときの面倒を避けるためと自己中心さが感じられてたまらないですね。音のリアルさ以上に、一人一人がそれぞれの思惑と欲望によって動いていると感じられるのが最高でした。
本当に続編出してください、必ず買いますから。

さやかが過ごした時間、あきなが過ごした時間、二人が過ごした時間、さやかとお兄さんが過ごした時間、それらを感じさせられる作品でした。

一般的なボイス作品は抜くために作為をもって抽出されたドラマ的な構成が多いですが、本作はあくまでも三人の日常を切り抜いたドキュメンタリー的な構成になっています。特にさやか、あきなそれぞれが初めて一対一でお兄さんと向き合う時の用意されていない台詞感は、作品全体のリアルさを高めてくれました。
あきなとさやか、それぞれの語りからお兄さんの人格も自分の中で肉付けされ、三人で形作られる空間への没入感も抜群です。
個人的にはチューと呼んでいたさやかが、初めての時にはキスと言っていたことが関係性の時間による変化を感じさせてとても良かったです。

エロシーンももちろんですが、立ち絵が素晴らしいです。
バトルシーンでも表情がコロコロ変わって、単調になりません。
レベルもありますが、普通に流れで進めていけばおそらく詰むことはないです。

本番シーンは基本的には無理やりです。シチュエーションはバリエーションが豊かなので、飽きることはないです。トイレシーンの差分が多く、おしっこ好きにはおすすめです。

隣の家に住む奥さんから恋人へ、距離感の変化がよくわかります。
行為が回を重ねるごとにだんだん下品になっていくのもいいです。あと恥ずかしがるところもあり良き。
序盤の日常生活からの甘々生活への進展はたまらないですね。
本番だけ聞くのはもったいないです。是非最初から順番に聞いてみてください。御崎ひより最高

何かにつけて褒めてくれるたびこさん。許される感じが最高に癒しです。
もちろんアレなパートもたまらんのですが、それ以外のパートや4コマなどでたびこさんを知れば知るほど没入感が高まり、もう完全に幸せです。
シリーズものだけあって、過去作との繋がりを知っているとたびこさんの実在性がよりいっそう確かになります。

つまり自由意志でサービスをしてくれてるってことですよね。

音声だけですが、距離感とかすずしろさんの盛り上がった気分とかいろいろ伝わってくるものもあり、妄想してしまうものもあり。
直接的な表現はほぼないです。文章にすればとても淡白だと思います。にも関わらず、ここまで秘事を思わせられる餅よもぎさんの表現力に脱帽です。
すぐ側にいる店員さんとそういうことをしていると思えばそんな気分になる、そんな作品です。

綺麗な大人の雰囲気と可愛いお姉さんの雰囲気、どちらも素晴らしいです。
笑い方やからかう様子など、とても自然で、芹さんがすぐ側にいる感覚に浸れます。
4コマを読んで芹さんは事前に知っていましたが、音声を聞いてとてつもない芹さん感を味わいました。
あとトラック8は道草屋シリーズを楽しむ上で頭の片隅に置いておくと、よりしっくりくると思います。

正直なところ、初見では手抜きと思いました。高評価につられてダウンロードしてみたものの、なかなか上昇しない妹ちゃんのパラメータや拒否されるエロ行動と、ゲームバランスが悪いのでは、と思いもしました。

しかし、それこそが長年ただの兄妹として育ってきた二人の関係性を表現しているのです。苦境にたまたま手を差し伸べた他人ではなく、ずっとそばにいた兄妹ゆえにその関係性が男女のそれへと変化するのは決して劇的ではないのです。性行為は相手を選ばずにするものではなく、その上で兄妹での性行為は一般的ではないのです。今作はその部分を扱いつつも、決して重くなりすぎていません。

少しだけ反応が変わったり、断られていた行動を受け入れてもらえるなど、じわりじわりと距離が近づいていくのが感じられます。妹好きとしては本当にたまらんです。

抜けるようになるまで時間が少しかかるかもしれませんが、それも楽しみの一つと思える作品です。