代々(だいだい)さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 86位 | (役に立った数:822件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:94件) |
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2019年11月17日
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音に独特の湿り気があるんですよねえ……
音質がどうとかでは多分なくて意図されたものだと思うんですが、これが「お見舞いにきた女の子と二人きり」というシチュエーションにバチっとハマっていて物凄い没入感があります。
この世界に自分たち2人しかいないのではというぐらい入り込める空気感なので、女の子と真正面から向き合えるだけのカロリーが聴き手に要求されます。
通しで聴くには割と体力が必要かもしれません(でも通しで聴いてほしい)
シナリオも非常に素晴らしく、本作の没入感と空気感を支えています。
エッチなシーンに入るまでに3トラック、約1時間半程度のドラマパートがあるのですが本作の聴きどころはむしろこっち。
長い長い尺を割いて描かれるのは本当に他愛もない日常会話で、話があっちに行ったりこっちに行ったり、でもいつでも体調は気遣ってくれて……といった風に、日常感や女の子の優しさが伝わる内容で心が温かくなります。
そしてキャストの小石川うにさんの演技がすごい。これはマジですごい。
他愛もない会話でのちょっとした心の動きとか、本のページをめくりながら喋ってるときの少しだけ本に気持ち引っ張られてる感じとか、夢中で耳ふーした後急に冷静になって照れるところとか、台詞の一つ一つが聴きどころと化しているため日常会話なのに飽きる事がありません。
小石川うにさん上手いのは知ってたけどこんな凄いの……?となりました。
エッチシーンも単品でバッチリ使えるクオリティですが、この最初の1時間半で極限まで没入感と女の子への思い入れを高めておくと味わいがまるで変わってきます。
是非とも時間を作って通しで楽しみたい作品です。
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2019年11月10日
JK姉妹にひたすら攻められる音声です。
声を出す以外の事は全て禁止されているため、こちらからアクションを起こす事はほぼありません。
こう書くと若干ハードに見えなくもないですが、内容自体はいたってソフト。
というよりもかなり丁寧な攻めをしてくれるので、属性に関わらず聴きやすい作品かと思います。
射精した精液を自分の乳首に塗られたりはするけどまあ普通ですよふつーふつー。
M向けとしての聴きどころは、姉妹の主人公(聴き手)に対するスタンスです。
とにかく、とにかく愛情がない!
ひたすら快楽優先な妹はもちろん、一見常識人で普通に人情のある姉の方も一切主人公への好意が感じられません。
個人的に柚木朱莉さん演じるお姉ちゃんがかなりツボで、普通に常識人で普通に優しくて時々キツめの台詞を放り込んでくるところも堪らない複雑なキャラクター造形から、エッチの時だけは聴き手の事をオナニーの道具ぐらいにしか見てくれないという淡白さが非常に素晴らしい事になっています。
いやプレイ自体は丁寧なんですけどね?
この心の距離感を愉しめる様になると、かなり味わい深い作品になるのではないかと……
キャストお二人の演技が素晴らしくエロいためサクッと使うのも悪くないですが、是非とも読解力を高めた上で向き合いたい作品です。
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「ママ係」なんですよね……
母性強めのクラスメイトにママ係として甘やかされる作品なのですが、本作のキモになっているのがこのママ係という設定です。
ヒロインはあくまで年相応なクラスメイトなので、特別エッチな知識や経験があるわけでもありません。
つまりこっちが上手に甘えて、一つ一つ段階を踏みながら大人の階段を上っていかなければならないわけです。
これが本作を「ママにひたすら甘やかされる音声」で終わらせていない最大の要因で、
・一つ一つエッチな事をヒロインに教え込んでいく
・ヒロインが徐々にエッチそのものに夢中になっていく
という要素も同時に両立させているのです。
ある意味で青春ジュブナイル物と言えなくもないですね(言えない)。
手コキ+耳舐め→授乳→ベロチュー→本番と、トラック(1日)を経るごとにエッチな事が一つ一つ解禁されていく様子はかなり達成感があります。
一度ハードルを越えると翌日からは当たり前になっているのも良いんですよ……
特にトラック3でベロチューが解禁されて以降はとんでもないことになっており、最終トラックまで息を吸うようにベロチューしまくります。
ありがとうございます……
キャストの思ちぽさんの演技はもうめちゃくちゃ素晴らしく、ママ係としての母性とか、クラスメイトとしての若さとか可愛らしさとかほんの少しの抵抗感とか、様々な要素をパーフェクトに纏め上げていました。
個人的に今までご縁のなかった声優さんだったのですが今後チェックしていきたいです。
後はやっぱり4Dメガネさんのシナリオが良いですね……!
物言わぬ主人公(聴き手)を能動的に動かすのが抜群に上手で、本作のような受け身なテーマでもしっかり女の子に「してあげられる」のが非常に気持ちいいです。
ソフトSな音声作品ユーザーとして応援しています。
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本作のヒロインであるひかりが所謂テンプレ的なメンヘラ属性と一線を画しているのは、本質的には真っ当な倫理観を持った普通の美大生という点でしょうか。
いや拉致監禁してるやんと思うかもしれませんが本当にそれだけで、後はひたすら主人公君を思いやってくれたり、嫌われるんじゃないかと不安になってみたりと、普通の恋する女の子をやっています。
とりわけ顕著なのが排泄や食事のトラックで、甘々な普通の日常を送りつつ、拉致監禁している事をちょっとすまなそうにしたりするんです。
そう、拉致監禁という行為自体もちゃんと犯罪だと認識しているのです!
そこのネジすら別に飛んでいないんです(かなりギリギリですが)。
とにかく普通の常識を持った子なんです……
じゃあなんで拉致監禁してるのかと言われたらそれはもう「愛が重いから」としか言えないわけで。
普通の子が愛の重さだけで突っ走っているという、そんな状況なのです。
愛されたいか愛したいかなんて20年以上前のポップソングでも歌われている普遍的なテーマですが、本作ではこの「愛される」重みをこれでもかと思い知らされます。
内容自体は比較的ソフトなはずなのに、本編中では心が休まる暇もなく試され続けました……
マジ重かったです……
ストーリー以外では効果音が非常に素晴らしかったです。
かなりこだわって収録したとサークルさんが公言しているだけあってとんでもないクオリティになっております。
特にエッチシーンのシーツの音が凄かった!
元々個人的にシーツの音が大好きだったのですが、今までに触れてきた音声作品でもトップクラスの臨場感になっています。
だってずっと頭の後ろのシーツ動いてんだもん!耳舐めと合わせると、どういう体勢で覆い被されているか目に浮かぶようでした。
終盤、主人公が自発的に腰を振りだすところがまた凄いんだ……
レビュアーが選んだジャンル
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ひたすら耳を舐められ続ける作品です。
作品紹介で謳われている通り「舐め分け」が大きなテーマになっていて、「どこを舐める」「どう舐める」というのを一つ一つ丁寧に演じられています。
通常の耳舐め音声ならば様々なテクニックを駆使して舐めていくところをぐっと堪え、耳たぶなら耳たぶだけ!ゾリゾリならゾリゾリだけ!グポグポならグポグポだけ!といった風に徹底されているので正にストイックといった感じ。
これで全然飽きずに浸れるのは野上菜月さんのお声と技術の賜物というところでしょうか。
いやホント堪らないです……
個人的にシーン2の耳全体を食べるところがどストライクで何回も使ってしまいます。
レビュアーが選んだジャンル
周りからは孤独に見える人でも、当人は意外となんとも思ってないなんて事はよくある事で。
私も「孤独な奴だ」「寂しいやつだ」と言われつつも、特に気にすることなくヘラヘラと日々を過ごしていました。
「多分死ぬまで一人なんだろうなあ」とぼんやり考えつつも、別に不満を持つことも無く働いて遊んで寝る生活に満足していたんです。
偶然試聴した体験版に惹かれるものを感じて購入した本作の、トラック3の……ママ達におしっこを手伝ってもらうトラックでしたか。
あそこで突然、目が醒めるような感覚に襲われた事を覚えています。
それまでは赤ちゃんプレイに適度にツッコミを入れつつしこしこしていたのですが、本当に突然、自分の内側から欲求が沸いてきたんです。
「俺は本当は甘えたかったんだなあ」と思ったんです。
成人男性が一人暮らしで、解き放たれて生活できていると思っていました。
なんのストレスもなく自由に生きられていると思っていました。
……実は自覚のないところでは凄く疲れていて、誰かに面倒を見てもらって甘やかされたかったんです。
深層心理の奥に隠されていた欲求を汲み上げられるような感覚がありました……
そんなおしっこ介助トラックだったのです……
そこからはもうめちゃくちゃ甘えた事しか覚えていません……
ママ達めっちゃベロチューしてくれるのでめっちゃベロチューしました……
終わったらまたトラック1から再生してベロチューしました……
人間て1人では生きていけないんだなあとしみじみ実感できる、そんな2時間半です。
とてもとてもお勧めです。
また、来ます……