驚エロの殿堂さんのレビュー一覧

最初イラストがとてつもなくエロいのと声優が篠森ゆきこさんであるというのと、かつプレイ内容が乳首攻めということだけで、既に体は購入を終えていましたが、よくよくトラックを見るとなんと「寝取られ鬱勃起」の文字。
心の弱いマゾである私は、寝取られ妄想や寝取られ煽り、寝取られごっこでなら、「うぅ…」と情けない声を上げながらメスイキ射精し、虐められるのもやぶさかではありませんが(謎の上から目線)、本当に寝取られるとなると途端にちん○が勃たなくなってしまうという我儘な性癖の持ち主であります。(賛同する方はいると思います)
そんな私は、この音声を03トラックまでしかなかったと現実を改変し、04と05の存在を大嘘憑き(オールフィクション)しようかどうか迷いましたが、実際に聞いてみると、ただの寝取られごっこであったことが判明し、それどころかこのメイドさんは処女であるどころかファーストキスすらまだで、しかも冒頭にあった流れ星への願い事云々の下りはトラック05で回収され、その内容が「ご主人様とキスがしたい」というなんともいじらしく独占欲と優越感を掻き立てるものだったのです。これには私の息子も起死回生と言わんばかりにスタンディングオベーション。全息子が泣く(意味深)こと間違いなしです。そんなこんなでもう一回トラック02と03を聴いて乳首を虐められてメスイキし、トラック04を聴いてマゾ射精キメてきました。「イラストも良いし声優さんも良いし、乳首責め好きだから買いたい…でも寝取られはイヤだ…」というワガママな心の弱いマゾの方にオススメです

この作品の素晴らしい点は、普通の監禁ものの音声作品なら快楽だけで即堕ちさせるところを、食事、排泄、その他諸々の生活全般のことを掌握して管理して、それに加えて快楽と愛で溺れさせるという、ヒロインのひかりちゃんの、巷に溢れている十把一絡げのメンヘラ・ヤンデレ作品に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいぐらいの、これぞメンヘラ!これぞヤンデレ!という行為の数々も勿論ですが、よくあるヤンデレやメンヘラもののように自分が絶対に正しいと思い込むのではなく、自分が間違っているのはわかっていて、好きな人に本当はこんなことをしたくはないけれど、気持ちを抑えきれずに監禁という行動に走ってしまうひかりちゃんが葛藤するところや、自分に自信がないがために、Hをする時に緊張して少し声が硬質になり、実際に行為に及ぶ直前には何度も何度も主人公に確認をするという、ひかりちゃんは本当に主人公のことが好きで好きでたまらなくて、でもそれを主人公に受け入れてもらえるかどうかに常に恐怖し、ふとした時にそれが表に出てしまう、そんなひかりちゃんの可愛らしさにあると思います。(ここまで前書き)

これだけ長々とこの作品の魅力を語ったところでアレですが、この作品の魅力の9割はフリートークにあります。
何故って?聞けばわかります。この作品を作るに至った経緯の話や、作品の説明をしているときの逢坂さんの熱弁とそれに対しわかるマンbotと化した秋野さん、そしてそんな2人についていけず見守るお母さんみたいになっている山田じぇみ子さんの3人の絡みがもうヤバすぎてヤバいです(語彙力) エモい・・・尊い・・・すき・・・しぬ・・・

p.s 関係ないけど逢坂さんが誉め殺しされてる時の唸り声ってどうにかして着信音とかにできないんですかね?まぁ外で鳴らしたら社会的に終了するんですけど。

イラスト自体の出来はとても良く、1作目や前作に比べより実用性も増し、喜ばしい限りだったのですが、
姉のところの3つ目のやつを見て一気に萎えました。前半2つがある分落差で余計にダメージが大きかったです。しかも処女NTRとか・・・
NTRというジャンルを万人ウケする人気ジャンルだと勘違いしている昨今の同人ゴロなんかにありがちな風潮を鵜呑みにしているから、いちいち前置きや注意喚起しなくても大丈夫だなどと思っているのかはわかりませんが、人によっては本当に不快になる人がいるということぐらい理解していて欲しかったですね。
NTR要素があるなら先にあると言うなりタグでつけるなりして下さい。気分悪いわほんとに

前作の雪夜さんは、この世界と元の世界との乖離、この世界における自分の存在意義や、どうやったら忍びとして「主」の役に立てるのか、という様なことについて常に思い悩んでいるような様子で、深窓の令嬢の様な、触れ難く神聖で、でもどこか儚げな魅力と、ご飯を食べるのが好きという可愛らしい一面とのギャップでごはん3杯はいけるキャラだったのですが、今作においては可愛らしい一面の方が前面に出ている気がします。あざとい。いやーあざといですね。あまりのあざとさに私はベッドの中で転げ回って悶える日々であります。ごはんは5杯に増えました。しかしながら明るいだけではなく、元の世界における出来事からのトラウマがフラッシュバックして、倒れてしまったり、眠ることすらままならなくなってしまったり、小さき日に唯一自分を愛し育んでくれた「長」のことを思い出し、寂しくなってしまったりします。しかしそこは我らがめがみそふと主人公。そんな境遇の女の子を放っておける筈もなく、段々と、雪夜さんの心に残ったしこりや不安、恐怖を取り除いてしまうのです。そして、前作とは手法を変え、甘えてといっても甘えてくれないならば彼女にして仕舞えば良いということで、実際に雪夜さんを甘やかしていく中で、当然若い2人なのであんなことやそんなこともしてしまうというのが今作な訳です。いやー、尊いですね。尊い。あまりの尊さに私なんかは語彙力を失い、
最初は「エ"ッッッッッッ(号泣)」
中盤は「うっ・・・(射精)」
ラストは「あっ・・・(昇天)」
おまけは「おホォォォァォ・・・(感度3000倍)」
といった具合に、ほぼア行だけで言葉を話す怪物に成り果てていました。
最後に一言。

しゅき