おいるさんのレビュー一覧

少しいたずらっぽさを見せながら優しく語りかけてくれる落ち着いた声。
かすかに聞こえる着物のこすれる音。
そこからイメージできる、ゆっくりで丁寧な所作がさらに癒しを加速させます。
この音声作品はすべてが癒しでできている。
寝る前に聞いたら最後まで聞く前に寝る人は多いのではないでしょうか。
シンプルに、ただただ癒されたい人は買うことをおすすめします。

作品説明のこだわりポイントのその2について強く感じたことを書きます。

トラック5からは八重奈と勝負して負けたえるの視点です。
聞いた私の主観混じりで覚えてる内容を書くと
勝負に負けて、自分の部屋にもどってきたえる。八重奈のことを応援しつつ、自分のやったことは正しかったんだと自分に言い聞かせるように独り言をつぶやいていると隣の部屋から親友と先生の声が。
隣の部屋だったか.....と思いだしつつも、えるは隣の部屋の様子を想像して、えっちな気持ちになってしまう。隣の情景を想像してえっちな気分になってしまうえる。抑えようとするも少しだけ.....とさわり始めてしまい、行為はエスカレートしていく。
もっと気持ちよくなりたい欲望と気持ちよくなろうとしている自分への嫌悪、先生や親友に対する申し訳なさ、先生と幸せになれなかった悔しさでぐちゃぐちゃになりながら最後までしてしまう。果てたあとの余韻に浸る間もなくえるは苦い感情と涙にのまれていく。
その後、先生の部屋から八重奈が帰ってくると、えるは八重奈に少し茶化しながた祝福しようとしますが、八重奈は本当にこれでよかったの?と聞いてきます。えるが先生を好きなことに気づいていたとことを告白し、えるが独りになる、えるに嫌われたくない!とえるへの想いをぶつけます。
ついには泣きながらごめんと言い始める八重奈に、えるは謝んなばか!幸せになれよ!と八重奈の背中をさらに押すように言い放ち、今日はもう寝よ!と八重奈とお布団へ。八重奈が寝静まったあと、親友を起こさないようにか、必死で涙をこらえるえるの声でこの作品は終わります。

自慰のシーンは、私がえるに感情移入したことでただ苦しいシーンになりました。八重奈の優しさも、嬉しさと苦しさに挟まれるえるを想像してしまって涙が流れました。音声で生の感情をぶつけられ、心が凌辱されたようです。声優様の演技に感服しました。

おっとりしたお隣のお姉さんが、ありあまる色気であなたを圧倒し、翌朝には乙女のような恥じらいを見せながら、さらなる愛情を降り注いできます。甘々です。
艶のある声もすごくよかった。

Tr3の耳舐めが、甘やかすような、癒すような、優しい感じから、快楽を与えんと激しめな感じに移り変わっていくのがとても良かった。後半はしっかり搾り取られます。

Tr4はお姉さんからすごく愛されます。甘い。激甘。
思わず好きと言い返したくなるくらい、愛情表現してくれます。

お姉さんに積極的にせまられたい、たくさん愛されたい。
そういう人には間違いなく刺さると思います。
ばっちり攻略されて、幸せ気分を感じましょう。