全編にわたってとてもいい雰囲気の百合。女将さんのほんわかした丁寧語口調が素敵。いい匂いがしていそう。主人公(自分)は基本されるがままであるところも入りこみやすくてGood。催眠音声に慣れていて催眠状態に自力で入れるようなら、なお楽しめると思います。
女将のキャラがとても可憐で、主人公(自分)と気持ちが通じ合っていく丁寧な描写に期待がどんどん高まるなか、いよいよ始まる百合えっちパート。
途中、責めへ逆転する描写も挟まるなど不安要素を感じながらも、いよいよ愛の強さを確かめるような貝合わせでドキドキ!…というその最後のところで棒状の道具?が出てきてしまいます。
道具が出てくる百合えっちものが苦手なので落胆、盛り上がった気持ちのやり場に困り…。
その後の添い寝パートも素晴らしすぎました。寝息と心音がここちよくて。それゆえにえっち部分のフィニッシュだけ好みから大きく外れていることが、悔やまれてしかたがありません。
そして蛇足。これは贅沢な悩みですが、女将が最後まで丁寧語を貫くバリエーションも聞いてみたかったです。