やましゃどさんのレビュー一覧

まず注意ポイントとして、催眠ではありません。過去作のような外道な催眠モノを期待するとちょっと違います。

被虐趣味のある女性たちが催眠アプリを言い訳に本来の欲望を花開かせていくというストーリー。主人公の男にかつてのように好き勝手されたくて、(サドのように振る舞いながらも)凌辱されるのをずっと待っていたという健気なマゾです。このモノローグがエロい! 尊厳を無視した容赦のない仕打ちを待ち焦がれ、幸せいっぱいに虐められている女性の視点がたまりません。
腹パンやスパンキングなどの描写はありますが、肉体はけっこう綺麗です。痛々しすぎず両想いラブラブ虐め、能動的マゾなど魅力的な要素が詰まっています。

男の娘ものですが、顔や肉体が完全に雌って感じです。そこがたまりません。
竿役のガッチリした肉体と、シスターのしなやかな肉体のギャップが、雌男子好きに刺さります!
性欲つよつよ男の娘なシスター(初物らしいですが、恥じらいゼロの淫乱です)に肉体を見初められ、お互い主導権を握りあうようにやりまくり、ラブラブエンドに向かいます。
衣食住を保証してくれる、世話焼きな側面もある、そして愛が重くて一途。かわいいシスターくんです……
シスターくん、メスイキする時にアヘりがちなのも可愛いです。淫らに誘っておいて主導権を奪われるシーンもあるので、そういったお好みにも答えると思います。
雄と雌♂の行為が好きならオススメです!

ぷにぷに感が愛らしいデザインに、汁気の多い描写が素晴らしい漫画です。
洗脳のジャンルとしては、最初に身体操作(快楽刺激含む)、続いて思考誘導・制御で、組織に都合のいい事しか考えられなくなっていきます。チキチキめいた機械洗脳のシーンもあります。
全編を通して没個性なうさぎさんマスクですが、衣装チェンジもあるしいやらしさはすごいです。表情も変わります。とろけた口がエロチックなので、サンプルを見て可愛いと思ったら本当にオススメの作品です。

(結末のネタバレを含みます)ラストは洗脳解除してしまってからの快楽堕ち、可愛い発情うさぎにされてしまい(ケモノ・TF要素あり)交尾の相手を待っているという、明るくもバッドエンド気味の結末です。個人的にはハッピーエンドよりエロいと思うので、ここもお気に入りになったポイントです。

きちっと調べて、自分で文章をたくさんつぎ込めば楽しめると思われます。すぐに楽しみたい人には焦れったいでしょうが、自作のキャラクターで他の人が書いた作品を読みたい!という人ならば使いこなせるでしょう。
小説執筆経験もあったほうがサクサク動かせるでしょうが、説明書やヘルプがきちんと読めて理解できるかがネック。購入前にHPなどを確認してみてください。ゲーム作成ほどの知識はいりません。
インターフェイスは普通に使いやすいです。マウス操作でわりと直感的。テキストだけなので重たくもありません。

置換機能で登場人物同士の呼び名や、地の文での性器などの呼び方まで決められるのは面白いです。
最初から入っているエロシーンはフェチが籠もっていて、読むのも楽しいです。
ただ、セリフに最初から「～だよ」「～わね」などの女らしい口調や敬語が入っており、せっかく一人称や語尾などの自由度が高いのに、女騎士のような「～だ」「～だろう」口調や、ロリババア的な「～じゃ」「～なのかえ」口調などは再現が難しく、自分できちんとセリフを書き換える必要がありそうです。書き換えれば対応できます。
某弾幕ゲームのキャラの口調など数名も登録はされているのですが、選んだエロシーンによっては敬語になったりするのでイメージに会うかは人それぞれです。

じっくりイジって遊びたい人には星5、すぐ遊びたい人には星3ぐらいなのではないでしょうか。
基本のシステムとして使うには、遊びがいがあると思います。

魔術をテーマにした催眠音声です。オーソドックスな深呼吸から、美しい部屋にたどり着いたり、光に包まれたりとアプローチは幅広いです。
特にハマったのはその幻想的な光景。十二星座の光や階段の件など、まるで物語を朗読されているようです。
想像にコツがいるかもしれませんが、落ち着いた語り口に集中し一つ一つ思い浮かべていくだけで、気力が満ちてくるのではないでしょうか。

狐耳少女に洗髪などのおもてなしされる、水音が心地良いボイスドラマです。
湯もみのチャプチャプ、洗髪の流水音など、聴いていてとても心地よく、ヒロインのキャラも心優しい健気な少女といった風情で集中できます。

ただ、雷の音や、それに驚くシーンがあります。個人的にはびっくりして目が覚めるシチュエーションでした。安眠音声というよりは、シナリオを楽しむものと割り切ったほうが楽しめると思います。

雨宿りした社で神様に出会い、癒やされるという作品です。耳をすますと聞こえる鼓動音がとてもいいです。
主人公は、かなり疲れた男性。神様も、寂れてしまったことで孤独を感じている様子。それでも癒やそうとする神様が健気で可愛らしいです。話は重め。
恋愛として意識する要素はないですが、一つの布団に入るなど連想させるふれあいはあります。
話す言葉は現代言葉。威厳はない神様ですが、だからこそ懸命さが胸を打ちます。