水泳に熱中し、成績もトップで顧問の話聞かなくても我流で敵なしだった主人公が、奇病により女体化してしまい、女体化してからは成績が振るわなくなってしまった…というところから話が始まります。
そこに顧問がつけ込み、身体のあちこち触りながらセクハラしつつ指導するわけですが、指導自体はまともで水泳の成績も伸びるので、どう考えてもセクハラと思いつつも主人公は応じます(普通に言いくるめられて騙されてセクハラ受けたりもします)。
毎日繰り返される指導により、だんだんとガードが緩くなり、セックスに快楽を覚えてしまう主人公。水泳か、快楽か。大会での成績により決まる場面に立たされ、そこで主人公が選ぶ選択のシーン、そしてその選択後のシーンが良すぎました。
完全に快楽堕ちした主人公が顧問にメロメロで交わるようになり、水泳一本だった過去の自分の映像を見て何も感じなくなる、水泳よりも大好きなものを見つけて終了します。
主人公の一人称がずっと「俺」だったのが「紫音」と自分の名前呼びにするのが、完全に男を捨て牝に堕ちた感があり良かったですね。
男だったときの海パンの日焼け跡がだんだんと薄まって競泳水着の日焼け跡に変わっていくのが、牝への堕ちと連動していて素晴らしいと思いました。
顧問による独占ものですが、顧問メロメロになる牝堕ちだけでなく、周りの男たちがエロい目で自分を見てくることに対して意識するようになるといった牝への目覚めも描写しているのが、牝への開花として作者さんのこだわりを感じましたね。
個人的にイく瞬間を隠すために潜水するシーンが良かった。
TS快楽堕ち好きに大のオススメです。