Albo's Review List

もちろん良い意味での破壊力です。ここに来てこのレビューを読もうって方なら意味はおわかりいただけると思いますが。

内容はもうタイトルそのまま。沢野ぽぷらさん演じる優しいお姉ちゃん(巨乳)がとにかく全肯定して甘えさせて癒してくれる作品。イヤなこと、辛いこと、いっぱいありますよね? そんな時に聴くとホントに心が軽くなると言いますか、「ああ、俺まだ大丈夫だ」と思えるようになります。

Hパートは別ファイルになってますので、非Hパートだけでひたすら癒されるのも良し。もちろんHパートでお姉ちゃんの大きなおっぱいやその他いろいろ堪能するも良し。疲れたあなたに声のお薬、心を癒してもらいましょう。

・・・頂点、と言い切れるほど催眠ボイスを聴いてるわけではないのですが。そこは言葉のアレってことで。

双子が左右から話しかけてきて催眠に落ちる、という作品、探せば探しただけ出て来るんですけれども。

いわゆる淫語を連発するでもなく、触る指示があるでもなく、語りかけのみでの勝負。中でも多くの方がレビューしておられる通り、誘導における「落下感」はお見事としか言えません。誠樹ふぁんさんのお声も愛らしいですし。

2009年公開ということでかれこれ10年ほど前(レビュー時点)になろうかという時期に既にここまでのものがあったのだと思うと凄いな、と。もちろん基本男性向けに作られてるんでしょうけど、女性が聴いても問題ないようになってるのも細やかな気遣いなんでしょうね。

催眠ボイスにチャレンジするなら買って損なしの一品ではないかと思います。

あ。どうでもいいけど大事なこと。同梱ファイル「DLありがとうございます☆」の下の方、本編中のとある言葉についての話があるんですけど、下手に先に読んじゃうとその部分に差し掛かった時に「ああ、これか」などと変に意識しちゃうかもしれないので気を付けましょうね。

パッケージイラスト通り、スイとメロという二人の女の子が出て来るわけですが、いわゆる「二人がけ」ではなく。ライブ配信中に何かの原因で配信側一人、視聴側一人という状況になって、結果一対一の催眠という形になります。

シナリオ分岐とでも言いますか。二人の女の子どちらかと一対一になる状況を選ぶ形で、2本のお話が楽しめることになります。大雑把に言うとドライとセルフになりますが、それは聞いてのお楽しみ。

声優さんももちろんそれぞれの女の子に一人ずつ付いていて(当たり前か)そういう意味でも2倍楽しめると言っていいかも。掛け合い部分を別録りではなくリアルタイムで録音されているようで、テンポの良さも聴いてて心地よいです。おまけで付いてるフリートークとNG集も思わずニヨニヨしてしまったり。何よりそらまめ。さんと沢野ぽぷらさんのお声をいっぺんに楽しめるなんてなかなか無いんじゃないでしょうかね。

ライブ配信っぽさを過度に期待するとちょっと肩透かし感はあるかも知れませんが、それを補って余りある内容かと思います。逆に「催眠生放送?なんじゃそりゃ」と思ってる方はさほど気にする必要無いかと思います。