rahirahiさんのレビュー一覧

自分の性癖にストライクの作品と出会う機会は決して多くはない。

1.ねちっこい責め大好き!
2.気持ちいいのを我慢してる女の子が一番可愛い!
3.凌辱系は苦手(特に多人数責めのやつ)

好みの作品を探すとどうしても3番が足を引っ張って、なかなかストライクな作品に出会えない。

この作品を一目見た時にピンと来たが、いつもの不安がよぎる…。
そこに燦然と輝く「※ 当サークルの絶対・登場する女の子が本当に嫌な事は絶対に描きません。」の文字!

「信じても…いんだよな…。」と思い手に取ったが、全くの杞憂でした。
自分の欲しいものだけが詰まった純度100%無添加の傑作です!
次回作が楽しみで待ちきれません。

前々作の「ドスケベ女性専用車両に僕」からのファンです。

今作も引き続きMでなくても楽しめる女性上位作品で、設定こそ違いますがオネショタに近いエッセンスを感じます。

この作者様の持ち味は何と言っても半眼の破壊力に尽きます。
蔑みを含んだいわゆるジト目ではなく、あくまで半眼なのが良いのです。

自分の置かれた状況の悦に入り半眼!
いつでも相手を絞り尽くせる強者の余裕を見せつけて半眼!
設定上は地味子なのに表情一つでヒロインが凄く魅力的に映ります。

あと、終盤に主人公のモノローグからの人物が描かれない1枚絵からのエンディングもお気に入り。
一つの作品を読み切った感慨を引き出す緻密に計算された様式美だと思います。

設定自体はよくあるゲーム世界にダイブする作品なのですが、アバターを利用した自然なTS導入、細やかな音作り、質の高い催眠導入が没入感を相当高めています。

個人的なことですが、主に女性向け作品を制作されているサークル様が作る男性向け作品との相性が非常に良いことが多いです。(男女兼用の作品とは違う絶妙な匙加減があるのでしょうか…。)
次回作にも期待せざるを得ないサークルさんです。

催眠に深く入れなくて悩んでいる方に特にお勧めしたい逸品です。

まず、誤解のないように、過去作2作は大好きで作品の趣旨は十分承知しています!

少女のクールな仮面が徐々に剥がれて、快楽に抗えなくなる流れは流石の職人技。

ただ、過去作に対して今作は少女側に明確な悪意が無いため、男側の悪意が目立った感じでした。
現実でも往々にしてあるのですが、権力者がルールを守らないことが容認されるってのが嫌いなので、後味が悪く過去作より楽しめませんでした。

本編も甘々で最高(特に「にゅふふ」って笑い声がツボ)なのですが、特筆したいのは解除音声の素晴らしさ。

夢のような時間の終わりを惜しみつつも、優しく寝かしつけてくれます。
漫画とかでよくあるシュチュエーションで、「正体を隠ぺいして主人公に接触したのに、正体を知られて主人公の記憶を消さなければならない。」そんなヒロインの苦悩に近い感じを、何処か寂しげであくまで優しく演じられています。

導入から解除音声まで徹頭徹尾甘々に仕上げた製作者様、声優様に感服です。

セミナー形式で昆虫の生態を疑似体験するお話。

捕食とか寄生とか怖そうなイメージがありますが、相当マイルドに仕上がっているので、ドM以外の方も安心して聞けます。

講師のお姉さんが途中からマンツーマンレッスンで対応してくれるのですが、いい感じでリラックスできていたこともあり、その下りで理解が追い付かなくなってストンと落ちることができました。

落ちるまでは優しく柔らかく、落ちてからは妖しくいやらしくと声とのギャップを楽しめます。

書籍でも購入済みですが、セールしていたのでレビュー目的で購入しました。

TS作品のテンプレでありがちな以下のような描写が殆どありません。
1.性転換による戸惑い
2.男性の快感を遥かに凌駕する女性の快感に嵌る
3.そのまま快楽漬け

本作品群では
1.TSを不治の病として捉えた達観
2.女性の持つしたたかさ
など、独自の視点が光ります。
純粋に漫画の構成として面白いです。

また、エロに関しても狙ったシチュエーションを魅力的に見せることに長けていて、細かな表情やセリフ回しなど非常に計算し尽されていると感じます。

是非一人でも多くの人に手に取ってもらいたいです。

記念すべき初ドライの作品です。

催眠音声って全般にM向け作品が多いのもあって、興奮はするのですが何故かドライに至らずなんて状況が3か月近く続いてました。
そんな中でこの作品の評判を聞いて購入したのですが、ソフトな作りなのにひたすら焦らされるのもあって、最終日にはひたすら昂ってましたw
エロいけど何故かドライできないときは、「心から幸せに思う」が足りてないのかな?とこの作品に出合って感じました。
ただ、甘々なだけじゃなくて本当に幸せなんです。

万人にオススメですけど、特にドライ未経験で悩んでる方には是非聞いて欲しいですね。